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2006年04月24日

● 村上春樹 考


ある方から、メールを頂戴した。




そのメールの文面から 一部を引用する。



ブタネコさんって村上春樹に関しては語ったことは無かったでしたっけ?

ブタネコさんのことだから読んだ事が無いはずは無いと思いますが、カテゴリーを見ても見つからないしどうだったかな、と。

語ったことがあったならごめんなさい。



ついに、来るべき時が来たか… orz


村上春樹… 


そう、私は このブログを続けてくるに辺り、村上春樹にだけは言及するまい… そう思い続けて今日に至る。


実は、このブログを初めた直後の

世界の中心で、愛をさけぶ


という記事の中で



私の大嫌いな村上春樹の描写を想起させ アレルギ-の様な拒絶反応を示してしまったのと 細々とした設定や 特にラストの描写に不快感を抱いた…というのが 正直な感想だった。



と記したのが 唯一、私が このブログで村上春樹について触れた部分で…


たった、この数行のおかげで この後ね、何人もの人から「ふざけるな!!」「村上春樹をバカにするな!!」等と 随分、抗議を貰ったものだ(ToT)


ブログ版を始めて間も無い頃だったから…


「あぁ、村上春樹ファンって怖い…」


書斎の片隅で体育座りして 膝の間に顔を埋めてシクシクしたものである。




けどね、もう 今更、そんなんで泣く私でも無いから…


うん、良い機会だし 言いたい事は言おう






村上春樹なんか大嫌い!!! と。




これ言っちゃうと また、数少ない このブログの読者の多くが、ブタネコを嫌いになり 去ってゆく事だろう…


でも、いいや^^;


タテマエばかりを書き綴ったり、媚びをうるような真似をするぐらいなら ブログなんか辞めちまった方がマシ…


それが、私の心情だもんね。




さて、「村上春樹」を嫌いだと言う以上


「オマエ(ブタネコ)は どれだけ、村上春樹を読んでいるのか?」


と、お尋ねの方も多かろうから述べておくと




長編は全部読んでます(ToT)




短編やエッセイ、翻訳を手がけた本も その殆どを読んでると思う。


だって…




ウチの嫁が買ってくるんだもん(ToT)




『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』


といった初期の三部作は それなりに面白いと思って読んだ。


しかし、


  ・『ノルウェイの森』

  ・『ダンス・ダンス・ダンス』

  ・『国境の南、太陽の西』

  ・『ねじまき鳥クロニクル』


と、読み進むに至り 私としては「大嫌いな作家は誰ですか?」と聞かれたら 迷わず、村上春樹と林真理子の名を挙げる。


まぁ、林真理子の事は どうでもいい。


村上春樹について述べれば…


誤解の無い様に申し上げておくが 私は「村上春樹」という人物そのものを「嫌い」なのでは無い。


「人物」そのものだけを限って言えば むしろ、たいした人物だな…とさえ思う事の方が多い。


例えば、文章表現は 物凄く巧みだと思う。


翻訳本などは もしかしたら、原作(原文)以上の面白さを醸しているのではないか?と思う事があり、それを批判する気は全く無い。


私が 村上春樹を嫌う根本は 村上作品に登場する女性キャラクターであり、それらによって構成される村上ワールド等と呼ばれる独特の雰囲気なんだな


村上作品に登場する女性キャラクターには 概ね、共通した特徴があり それは、ある種の「ワガママ」と言える様な、「傲慢」とも思える様な…


それが逆に「魅力」なんだと言うファンの人が多いのも知っている。


でね、私は 文章中に登場する「女性キャラクター」以上に 


「そういう女性像(村上作品に登場する女性キャラクター)に憧れる…」


と、語るファンに どうにも好きになれない輩を多く見受けるのだ。^^;


先日、とある役者に関して似た様な事があったので、思い出すだけで辟易とするのだが 一応、念の為に申し添えておくと 描かれている女性像を きちんと読み砕きもせず、上辺だけしか見ぬまま 自分に都合の良い部分だけをチョイスして「カッコイイ」とする。


差別表現に厳しい昨今の風潮の中で「キチガイ」と 書けない(言えない)ばかりに「気が弱い」とか「思考が違う」等とする表現を「内気…って事ね」とか「考え方は 人それぞれだからね」みたいな解釈で 結果的にまるっきり違う意味に受け止め、それが正しいのか? 間違っていないのか? と、検証もしない。


その上で、「ファンなんだから…」と なんでもかんでも擁護ばかりに徹して、些細な批判に対しても まったく聞く耳を持とうとせずにヒステリックに反応する…


それが、「ノルウェイの森」が発刊され、ベストセラーになった時に 激増した「村上春樹ファン」と自称する女性達の姿で そういうアホ女達にかかると、男とは 村上春樹作品に登場する「僕」とか「私」の様に 女に振り回されるのが当たり前…みたいに勘違いしてしまった感が強かった。


だから、当時 そんなアホ女達に私は聞いた。


「村上春樹の小説に出てくる女って ハッキリ言えば”キチガイ”みたいな奴ばかりじゃん」


すると、アホ女達は口を揃えたように


「アンタは 村上ワールドが判って無い」


そう言ったものだ。^^;


「あぁ、上等だ そんな キチガイ・ワールドなんか判らなくて結構」


思い起こせば 私が「村上春樹? 大ぇ嫌いだ!!!」と公言するのは そんなのがそもそもなのだ。




…って考えると 私が嫌いなのは 村上春樹の小説に出てくる女性が好きだ…という一部のファンって事になるんじゃないか?という意見は正しい。


しかし、私は『ノルウェイの森』『国境の南、太陽の西』『ねじまき鳥クロニクル』といった本を読み、その読後に


「面白かった」「感動した」「泣いた」「感銘を受けた」「考えさせられた」


等々、私自身にとって「プラスになった」という気持ちには全くなれなかった。


「なんなんだ?この話は?」


殆どにおいて まず、そう感じ…


なんかイライラとした気分にさせられ…


「読まなきゃ良かった…」


そう思ったのが 正直な感想なのである。


この不愉快な部分については 細々と挙げてもキリが無いし、意味も無いので割愛する。


ちなみに、ウチの嫁が 村上春樹の本を必ず買ってくるのは 彼女が彼女の友人達と話す時に 話題に持ち出される事が多いからだそうで、嫁曰く


「村上春樹の本に出てくる男のキャラクターが なんか女々しいって言うか… 女に振り回され過ぎって言うか… もう、イライラしてくるのよね」


だそうで、^^;


私とは違いながらも よく似た視点なのである。


そう言われてみると 実に良く判るのは…


私は 私の嫁の友人達とは 殆ど会話をさせて貰った事が無い。^^;


おそらく、それは嫁の友人達と感性の違いでトラブル事を見越した 嫁の配慮なのかもしれないが…


「ほら、もうすぐお客さんが来るから アナタはとっとと倉庫に”引き籠もり”になって出てこないで頂戴ね」


そう言って リビングから私を追い出す嫁は… (ToT)




まぁ、いずれにせよ、村上春樹については 良い意味でも、悪い意味でも 今後は二度と触れないので どうか、御安心願います。



お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

村上春樹検索で着ました、うさぎごやです。
はじめまして。
僕は、まだ、「風の歌・・」しか読んでいないので良くわからないのですが
検索していくと、結構、嫌いという方がいますね。
うーん。なぜだろう。
もう少し読んでいけば、色々わかるのかな。

あ・・あと、トラバしました。問題なければ宜しくお願いします。

★ うさぎごや さん

はじめまして^^

コメント&TBありがとうございます。

>もう少し読んでいけば、色々わかるのかな。

お好きになろうが、お嫌いになろうが 私がどうこう申し上げる問題では無いので…^^;

 

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