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2006年04月11日

● 短小説「北斗星」 23


現在… 寝てるので 何時なのか、どの辺を走っているのかも判らない。

(東京までの 残り 不明)




【冒頭にあたり、管理人注記】


この物語は1話完結の様に見えて そうでは無い部分があります。

(たぶん…、きっと… あ・あるハズです。^^;)


なので、途中から読み始めた方は どうか


   ・第1話『短小説「北斗星」


   ・前 回『短小説「北斗星」 22


上記URLを御参考に、御一読願います。






なんとなく、夕暮れ間近の学校の校庭… そんな雰囲気の場所だった。


見覚えがある様な…


でも、明確に そこが何処かが判らない。


だけど、なんか懐かしい気持ちになれる場所だった。


どうしてなのかは判らないが 私はブランコに座っている。


横に子供が(さっきの少年が)座っている。


互いに ブランコに揺られながら その子供が私に問う


「なぁ、アンタはアンタの人生を楽しんでいるのか?」


それに対して 私は


「あぁ、楽しんでるよ」


子供は さらに問う


「まだ、叶えてない夢とか 希望とか 欲とか…

 そんなの まだまだ、いっぱいあるんだろ?」


「無い…って言ったら嘘になるよな

 でも、学生の頃までに 大人になったら あんな事やこんな事を…って

 思っていた事は あらかた、成し遂げるか、さもなくば気持ちよく諦めたな」


「後悔は無いのか?」


「それも、無い…って言ったら嘘になる。

 でも、クヨクヨしても始まらないし、後悔の元になってるのは殆どが

 自分のしでかした失敗が原因だからなぁ…

 失敗に対して責任を取る…と思えば 後悔しちゃいけないわけで

 むしろ、反省すべきなんだ…と、思ったさ」


「じゃぁ、これらからの人生への 夢とか 希望とか 欲とか…

 そんなのは どうなの?」


「具体的に ~したい… ってのはいくつか明確なものはある。

 だから、それを実現するまで その為に頑張ろうとは思っているよ


 でもさぁ、今 言われてみて思ったんだけど…


 子供の時の 夢とか 希望とか 欲とか…って

 叶うかどうか判らないモノばかりで 実際には、

 到底、叶えられないモノばかりだったんだよね…


 でも、今の歳になっての 夢とか 希望とか 欲とか…って

 ちょっと、その気にさえなれば…って感じで

 物凄く現実的なんだよね」


「へぇ、そうなんだ」


「うん、だから…

 具体的に”夢は何?”って聞かれても 

 現実的すぎて夢とは呼べないようなシロモノばかりなんだな…」


そういう私の話の何処が面白かったのか、子供は ケラケラと笑いながら


「そっか…

 今度、アンタの家に遊びに行っても良いかい?」


と聞くので


「あぁ、いいよ いつでもおいでよ」


と、応えると


「あぁ、じゃ、そのうちね…」


そう言って ブランコを激しく漕ぐと ポーンとブランコの反動を利用して宙を飛んで…


そのまま スッと消えた。


私は 尚も、ブランブランとブランコで揺れていたのだが、気のせいか 少しづつ、その揺れが大きくなり…


やがて、その揺れは私の自制できる範疇を越え グラングランとした揺れとなり…


「ハッ」と気づくと 寝台で寝転んでいる私を 誰かが揺さぶっているのだ。


枕元の時計を観ると 午前8時半


横を見ると 昨夜、ロビー・カーで知り合ったジジババ4人組のババァA、Bの二人が 寝台のカーテンから上半身を潜り込ませ グラングランと私の身体を揺さぶりながら


「アンチャ、おきえってば、

 はえぐおきねば ええマグロつれねど」


「オメどネッチャのべんとこばかてやだはんで

 ながよぐたべてけへじゃ な」

 お兄さん 起きなさい

 早く起きないと 良いマグロは釣れませんよ


 アナタと彼女(パンドラ)のお弁当を買ってあげたから

 仲良く食べて頂戴ね


そういうと 私の足元にガサッと袋を置いて立ち去った。


私は寝惚けたまま 


「さっきのブランコと少年は 夢だったのか…」


と、思いつつ…


ババァどもが開け放っていったカーテンの向こうに見える パンドラの寝台…


その寝台のカーテンの隙間に…






画像

(イメージ画像です)




いっぺんに目が醒めた私だった… orz

(ちょっと チビった (ToT))




現在 8時半ちょい過ぎ(東京までの 残り 約3時間弱)



      To be continued …  ( さぁ、起きましょ^^; )


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

 クラヒー!! 来ました、来ました、「謎の少年」(笑)。夢から覚めた後の、新たな衝撃!! 怖いですね~。早く続きが読みたいです・・・。

FORREST

★ FORREST さん

お楽しみ頂けて光栄です。^^

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