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2006年04月30日

● 鷲羽山(岡山県)


ちょっと面白そうなブログの機能を導入したので 試すついでに この記事をリメイクする事にした。^^




今まで、日本国内の いろんな所を旅してまわったが、そんな中で大好きな場所のひとつとして挙げたい場所が岡山県の鷲羽山である。

岡山県倉敷市大畠 (Sorry, this address cannot be resolved.)


ここを訪ねたキッカケも 他の場所と同様 横溝正史の金田一耕助シリ-ズで何度も舞台となり、実際に映画の撮影地になった場所…というのが 最大の理由である。


だから、岡山という地は 個人的に 生まれて初めて遠方に旅した場所でもあり、その道中に出会った人や 巡った場所での想い出は 大げさに言えば その後の私の人生を大きく左右したと言っても過言では無い。


横溝正史の金田一耕助シリ-ズには いくつか瀬戸内の島が舞台となったものがある。


その中でも特筆すべきは 初期の最高傑作である「獄門島」と 最後の長編となった「悪霊島」であろう。


画像


私が 初めて鷲羽山に行った時、まだ本州四国連絡橋は工事も始まっておらず、下津井電鉄や宇高連絡船も健在だった。


瀬戸内に張り出した鷲羽山の頂上で ポカポカ陽気の下で 行き交う小舟や瀬戸内の小島を眺めていた時、それまでの疲れがフッ飛ぶような爽快感と安堵感があった。


瀬戸内の景色と気候は 北海道では絶対に味わえない景色と気候である。


小学校高学年から中学、高校は札幌で過ごしたが、それまでは 父親の仕事の関係で 本州を転々としていた。


だから南は佐世保、呉、舞鶴、横須賀… そういった場所で暮らしたが、正直に言って物覚えのつく前の話だから さすがに私の記憶には殆ど無い。


ただ、私の母は そういった転勤暮らしの中で 広島県の江田島と神奈川県の横須賀 その二つの場所での生活が 相当気に入っていたらしく 何かの折に「また行ってみたい…」と よく言っていたものだ。


だから、もしかしたら 瀬戸内に対する憧れ…というか 親しみみたいな感情が 私の幼児体験の中にあるのかもしれない^^;


私が どうしても鷲羽山に行きたかったのは その前に備中高梁に旅した時に(『備中高梁(岡山県)』参照)鷲羽山に行く事を 全く計画しておらず、それが旅の終わりの帰り道に とても悔いになったので、新たな旅する機会には「絶対、鷲羽山に行くぞ」と目標になったせいでもある。


その後、仕事の関係で 日本国内いろんな所へと出張ったが、何故か岡山周辺の仕事は無く、そうこうしているウチに 本来、頑固で偏屈な私は 納得のいかない上司の下で働く事が嫌になり、今 思えば とても生意気な話なのだが、


「どんな会社に勤めても クダラナイ上司がいると思えば、いっそ 自分が社長になってしまえばいい」


なんて考えに至り、他の理由もあり独立への道を歩む。


そんな紆余曲折を経て 会社を離れ、独立するにあたって余暇を利用して旅に出た先が この鷲羽山だったのだ。


映画「獄門島(1977年)」のラストで 石坂浩二が漁船の舳先に立って島を離れて行くシ-ンがある。


鷲羽山から 下津井の港を見下ろすと、そんな感じの漁船が のどかに行き交う。


そんな景色の中で 半日ポケ-ッとしていたら それまでの独立への人間関係のゴタゴタや煩わしさが すっかり馬鹿々々しい話になり、スッキリとした気分になれた。


ちなみに、この時の鷲羽山への旅は 嫁と結婚後、新婚旅行を除いて初めて二人で旅した最初でもある。


この当時は 現在のような鬼ではなくシッカリ者ではなく、初々しい奥様で 私とペア・ルックなんかしちゃうようなバカップルだった。^^;


二人で 鷲羽山の展望台のベンチに座り、


「将来は 子供が二人は欲しいねぇ…」


とか、


「マンションよりも一軒家を持ちたいねぇ…」


なんて会話を交わしていたものだ。


その後、私は 機会を見つけては岡山に立ち寄り、鷲羽山に行く。


鷲羽山から 最初の時と同じ様に瀬戸内を見下ろしていれば 何故か初心に戻った様な気持ちになれるからだ。


しかし、その最初の時以外、鷲羽山に嫁と行った事は無い。


「え? 今度は どこ行くの? 鷲羽山? なら、アナタだけで行けば良いっしょ」


ある意味、私にとっては ありがたい話なのだが、何故か一抹の寂しさを禁じ得ない。


鷲羽山も 行くたびに景色が変わり、巨大な本四連絡橋が出現し、宇高連絡船は無くなり、下津井電鉄は無くなり 下津井の駅舎は廃墟と化した。


そんな景色と同じ様に 私の生活環境も少しづつ変わり現在に至る。


願わくば いつか娘と一緒に 鷲羽山に生きたいものだ…と 思うのだが、言い出すキッカケや口実が なかなか見つからない。


鷲羽山から南東の方向に 天気が良いとポッカリと正三角形に浮かぶ島が見える。


大槌島と言うそうだが 何故か いつ見ても見飽きない 私にとっては不思議な島である。


大槌島について 何か知ってる事がある方は 気軽にコメントいただけるとありがたい。^^



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コメント

岡山、いいとこですよ(^^)。
晴れの国 おかやま というくらい雨が少なく、かといって水不足も皆無。自然災害もなく温暖でとても住みやすいです。町には川が流れ、路面電車が走っており、後楽園などのなごめるスポットもあります。
ただあまりにも平和なため、相互扶助の精神が育まれず、自分勝手な人が多いと聞いたことがあります。事実、車の運転マナーは最悪でした(^^;。

大槌島、ネットで検索してみたら、とてもきれいな形の島ですね(^^)。瀬戸大橋は何度か渡ったことがあるのですが、この島の存在は全く知りませんでした。ブログに写真を載せている人もいるようで、夕日に照らされた島影がとても美しいです。いつか余裕があれば行ってみたいです(^^)。

★ roadrace さん

いやぁ… roadraceさんと岡山の話でも盛り上がれるのは 非常に嬉しいです^^

大槌島に何故、目を奪われたのかは 自分でも上手く説明できないのです。^^;

しかし、妙に 心惹かれる三角形なんです。

ホント、惚れ惚れしましたねぇ…私は ^^

このグーグルの地図ってすごいですね。衛星写真にも切り替えられてとても面白いです。しかもかなり詳しい所まで大きく出来ますから実用的です。
岡山と千葉付近でかなりの時間遊んでしまいました(^^)。

★ roadrace さん

たまたま、ブログのエンジンを調整しておりましたら、目に止まり 試しにプラグインで放り込んだら 結構、使えそうで…^^

こんな機能があると知ってたら、短小説「北斗星」とか 記事を書く時に大いに利用したのになぁ…^^;

なので、暇をみて記事のリメイクするつもりです。^^;

横溝正史が疎開中に書いた小説蝶々殺人事件は今は亡き私の知人石川氏が、夜正史の疎開先の家で飲んだときダブルベースに死体を隠す密室殺人の方法を教えてあげたと言っていた。今倉敷市真備町岡田の岡田小学校前の竹藪になっているところに昔藤田家がありきれいな娘がいた。その娘のことと、そのしたにある三宅酒店に盗人が入ったこと。そして今は正史の記念館になっている裏の大池の水車が琴糸を巻き取るアイデアになったと聞いている。正史はその後東京に帰ったが元々川辺の出身である。川辺出身といえばフジテレビも日枝会長もだ。今もその前を通って帰りました。私はその場所に11年間毎日勤めに行ってました。

セカチューにはまっています。私は52歳ですが、あなたと同じように長澤まさみと言う少女のピュア名演技力に感銘しました。で先週庵治のロケ地に行きました。鷲羽山からも見えますね。双眼鏡で例の王子下堤防が、狭い地域で撮影したんだと言うことを知りました。それぞれの場所は映画の映像と同じでした。まあ当たり前ですがね。しかしあなたのブログを見て感服しました。すばらしい。私は銀婚旅行で昨年末瑠璃の島の鳩間島にいってきました。テレビよりみんな小さく感じました。あいにく曇りの毎日でしたが、海はきれいでした。ちゅらさんの小浜島もよかったです。

★ neppi さん

はじめまして、コメントありがとうございました。^^

と、同時に過分なお褒めの言葉まで頂戴し、只々、恐縮するばかりです。

倉敷市真備町岡田の辺りに旅した事があります。

「真説 金田一耕助」の記述を頼りに「あぁ、この辺が…」と とても感慨深い景色を眺めた記憶があります。

そうですか… その辺りに関わりのある御方からのコメントを頂戴しました事は とても嬉しいです。

今後とも 御教示いただけますと幸いです。

よろしく御願い申し上げます。


ブタネコさんこんばんわ、岡山のneppiです。鷲羽山に関するブログをよんでいて気が付いたのですが、今度来られたら是非王子が岳の展望台に行って下さい。私が知る限り中国・四国・近畿地方の瀬戸内海沿岸でおそらく一番の場所はここです。鷲羽山とは東方向になりますが最高のビューポイントです。公共の交通機関はないのでレンタカーでしか行けませんが、地元の人しか知らない元旦のご来光を見る場所です。日の出の方向がセカチューの王子下堤防付近になります。きちんと整備された公園です。その下は渋川海岸になります。

★ neppi さん

「王子が岳の展望台」 了解です

実は 私、現在 瀬戸内界隈を徘徊中なんです^^;

行ってみようと思います 御助言ありがとうございました。^^

【※注意!!】

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