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2006年03月11日

● 続 札幌のアネハ


私が 療養生活を過ごし初めて 結構、月日が過ぎた。




お陰様で電気仕掛けの心臓は 正確に時を刻み、今も私をドキドキさせてくれている。


当初はあたふたとした我が家ではあるが(たぶん^^;) 最近では落ち着きをみせて 以前の様に 便所の電気を誰が消し忘れたか… なんて議題で家庭内裁判が繰り広げられる日常だ。


よく、外国人 特にアメリカ人は自分の家が如何に立派かを誇る時


「僕の家には トイレが4つとシャワールームが2つ、それに寝室が3つある」


みたいな威張り方をする。


「2人しか住んでないのに 何で便所が4つ必要なんだ?」


映画なんかで そういう場面に出会すと つい、そのように画面にツッコミ入れる私だが…


私が自宅を建築する際、全てを統括して委託された 私の友である「一級建築士の資格を持つ詐欺師」は 当時、私と嫁 それに娘と姪の4人で住む家…として設計図をひく際に


「女3人に 男が1人だから 将来的な事を考えてトイレは2箇所あった方がいいな」


そうアドバイスし、1階と2階に それぞれトイレを作り、上は子供用で下は大人用…という分け方にしたのだが…


年月が過ぎ 娘達が大きくなると、いつのまにか 下のトイレは女性用、上のトイレは親父用という区分けに変更され


「2階のトイレは アナタしか使わないんだから 自分で掃除してね」


と言われ、現在に至る。


で、時々 急にもよおして下のトイレを私が使用すると


「そこは 来客用でもあるんだから、いつも綺麗に掃除してあるの

 アナタが使って どうするの?」


と、嫁に叱られる…ってな時期があったが、今では 下のトイレも私に解禁され 私も時々、利用させて頂いているが そうすると、


「誰? 電気をつけっぱなしにした人は!!!」事件が 時々、発生し 私が被告席に座らされる羽目になる。(ToT)


しかしねぇ… 私は いつも恐る恐るそのトイレを使用しているわけで 後から怒られないように汚さず、電気も ちゃんと消して、換気扇も回して(タイマー付)出るのである。


だから、絶対 私じゃない自信はある。


けれども、それを主張し続けると嫁は不機嫌 娘は知らんぷり…となり、家庭内に不協和音が生じるので 私はいつも対応に苦慮するのだ。


実のところ、私のパソコンは 基本的に 寝てる時以外は電源が入って稼働しっぱなし、最近では寝てる間に 長時間動画のエンコードをする為に動いている。


夜中にPS2で朝まで戦い、ホームシアターまで稼働してる。


便所の電気が 点きっぱなしか否かなんて体制には影響無いに等しい。^^;


そんな事を言ったら 絶対に嫁はブチ切れるから言えないわけだが…^^;




さて、療養生活となった私に不幸中の幸いには 便所の電気がつきっぱなしでも 私が怒られる事は無くなった…という事がある。^^;


もちろん、小言は言われるよ


「アナタ、トイレの電気 点いてたわよ」と。


でも、口調にトゲトゲしさは無い。


そんな感じで 嫁の口調が軟らかくなったぶん、言葉は増えた。


「アナタ、トイレの電気 点いてたわよ…


 世の中は省エネなんだから 電気も大切にしなきゃ駄目よ…


 それに、スイッチの入れっぱなしは 身体に悪いわよ…」と。


そう、嫁は私の顔を見るのでは無く、私の胸のあたりを見ながら言うのである。


以下、嫁への私信


あのね…


ペースメーカーにスィッチは無いんだよ > 嫁


それに ペースメーカーに省エネする馬鹿いないよ > 嫁


寝てるオマエの枕元で「デュマ、デュマ、デュマ」と唱えるぞ > 嫁




あ、失礼しました。^^


さて、札幌で 2級建築士が構造計算を誤魔化した件が明るみになり騒ぎとなっている。


先に述べた 私の友人でもある「一級建築士の資格を持つ詐欺師」に関しては


我が家の耐震装置


「世界の中心で、愛をさけぶ」建築士


札幌のアネハ


といった記事を読んで下さると御理解頂けると思うが…


考えてみると 時代を先駆けて構造計算に対して対処してるあたり、この友人はタダ者では無いと思うばかりだ。


しかも、今回の「2級建築士」の話に関して


「駄目だよねぇ… 俺に言ってくれれば 画期的な耐震装置(えびす神社の御札)を高く売ってやったのに…」


と、ほざく始末。^^;


先日、別の記事でも述べた事なんだけど…


高い金を出して ローンまで組んで、買って住んでみたら


「アナタの家、耐震計算が誤魔化されておりまして…」


そう言われる人の心中は察して余りある。


けど、こんな話は まだまだいっぱいある…と 私は断言する。


バブル崩壊後、建築途中の段階で 建設会社やマンション業者が倒産し、作りかけの鉄骨剥き出し状態で数年間放置された建物なんて 全国、至る所にある。


それを住専管理機構や銀行のアホ共は不良債権の塩漬け物件として さらに放置した。


当時、私は債権整理をメインの仕事としていたから 関わった会社の物件の中に そういう塩漬け放置の物件があった場合 銀行等の債権者に競売等になった場合の目減り価値や 買い手がいた場合、放置にしておくよりも損切り覚悟で処分する様 働きかけを行ったわけだが、その際に そういう物件を購入した業者は その後、放置された状態をそのまま土台に物件を建てあげて一棟売りしたのを何度も見た。


中には、解体して更地に戻し 立て直した業者も多いけど、その大半は新たに建てた物件の売却価格が思いの外安く


「よく こんな値段に仕上がったね」


と、聞いたら


「ヘヘヘ そりゃあ企業秘密ですよ^^」


と、住宅業者は嫌な笑い方をしていたものだが…


今、思えば そういう物件の中には 今回の問題の様な事が行われたのだろうなぁ…


そういう意味では当時から なんらかの問題が生じ、世間を騒がせてもおかしくなかったのに 問題が露見しなかったのは 単に、建築確認と呼ばれる検査が自治体によって行われるのだから それなりのチェックは受けている…という安心感からだろう。


今となっては 自治体も構造偽装の問題が明るみになって以降… どこまでが役所の責任か?、どこまでが建築確認で行われる検査なのか? その責任回避のためにセコイ言い訳ばかりに汲々としているが そういう小役人共の情けなさもさることながら、家を買うとか 家を建てようと思った場合の買い主、建て主の側にも自己責任という部分があるという事を あらためて感じる次第。


ところが、我が友「一級建築士の資格を持つ詐欺師」は その辺の所を笑い飛ばして


「したってよぉ、建て主(買い主)は

 1円でも安くしろ…ばかりを言うんだよ。

 安くするって事は 突き詰めていけば

 柱の数を出来るだけ減らして、安くて丈夫な壁材を使って…

 って事になるわけで、それはある意味「耐震強度」優先で考えれば

 材料費は上がる。

 建築費を下げる事に専念すれば強度は下がる。


 そのギリギリの線が役所の定めるラインなんだけど、

 実は役所自体も 構造計算をまともに解析できるレベルじゃ無いんだよ


 それは阪神大震災や新潟の地震の被害から 国土交通省が基準を

 見直した際に タテマエばかりの机上論を法律として文言化しすぎたわりに

 その検査体制をきちんと出来ない事も判っていたから、民間に

 検査業務を任せて責任転嫁したんだ。


 今回の件なんかは その問題がとうとう露見しただけの話で

 現実には もっと多く、もっと悪質に行われているんだよ」


と言い切り、その上で


「現実論で言えば 仮に震度8までの地震にも大丈夫…って

 机上計算の建物があったとしても 地震の震度が同じでも

 縦揺れ、横揺れ、その合わさったもの… 揺れてる時間や

 揺れ初めから終わりまでの揺れの波形によって事情は変わるし、

 その建物を建てる土地の地盤や 建てる建設会社の技術力や

 現場の作業員のモチベーションなど その辺が複雑に悪い方向に

 絡めば 震度4や5で崩れることだって充分にあり得る。


 逆に計算上は震度4の耐震強度が無くたって

 震度5の地震にビクともしないケースもある。

 阪神大震災の時だって 構造計算上は震度4すらクリアしてないのに

 ヒビひとつ入らなかったビルは沢山あるけど、

 崩れちゃいけないはずの高速道路や 神戸港の岸壁が

 グチャグチャになったりもしただろ?」


等と 妙に真面目な建築士みたいな事を言う。


なので、


「へぇ… さすが、一級建築士だな」


と、私が御世辞を言うと まんざらでも無さそうに


「そりゃオマエ あんな2級建築士風情と一緒にして欲しくないね」


と、さらに ふんぞり返っているから


「と言う事は アイツの手抜きは”2級”レベルで 

 オマエのは”1級”って事なんだ?」


と重ねて聞いたら


「そりゃそうだよ…」


と、いったん大いに頷いてから「あっ!!」だと。


しかも慌てて


「大丈夫だよ オマエのこの家は…


ちゃんと、御札が貼ってあるから…




結局、ウチの床下に貼られた御札は「地震対策」よりも 手抜きがバレた時のコイツ(「一級建築士の資格を持つ詐欺師」)の動揺の「揺れ対策」だったんだな… orz




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 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

札幌で耐震偽装発覚したさいに、「ぶたねこさんの知り合いの建築士かも」と、少し思ってしまいました。大変申し訳ございません。

しかし、さすが一級建築士の方ですね。とても納得させられる言葉ですね。たしかにいくら机上の計算はあっていても、環境、作る人間などいろんな状況で変わってくる物ですね。
大変関心させられました。
あ、これが詐欺師と言われる所以ですか?

★ くま さん

>札幌で耐震偽装発覚したさいに、「ぶたねこさんの知り合いの建築士かも」と、少し思ってしまいました。


いえいえ^^; くまさんだけじゃなく 他にも数名の方から お問い合わせを頂戴しました。^^;

(「唐沢家の庭には 何が埋まってるんですか?」という問い合わせよりは少なかったけど^^;)

>あ、これが詐欺師と言われる所以ですか?

彼が「詐欺師」と呼ばれる一番の理由は 彼が最大の武器にして いろんな建築物に貼っている「御札」は 元々、我が家の時に まとめて買って、我が家の支払額で仕入れたもので有るにも関わらず、それで いくばくかの金銭を貼った建物の建て主から巻き上げているところにあります。^^;

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