● 映画「つぐみ」で見る「松崎」
吉本ばななの書いた小説に「TUGUMI」という作品がある。
それを1990年に映画化したのが
「つぐみ」という映画で
主演は
「牧瀬里穂」
他の出演者は
「中嶋朋子」
「真田広之」
「吹越満」など。
あらすじを述べると…
小さい頃から病弱で 何時死んでもおかしくないと言われた少女が、その病弱さ故に両親から甘やかされて育ち、普通の女の子とは考え方も言動も違う子に育ってしまったのが 主人公の「つぐみ」 その主人公の数少ない理解者である従姉妹が帰郷したひと夏の物語…って感じかな。^^;
吉本ばななには 元々、熱狂的な信者の様なファンがいる代わり 激しく拒絶する人々もいる。
私の場合、吉本ばななの小説には竹宮恵子や萩尾望都といった 当時の少女漫画家達が好んで書いた 不可思議な世界と共通な雰囲気が馴染めず、正直言って 愛読者では無い。^^;
にも関わらず、今回 この映画を語るのは何故か?
それは 映画の舞台がTV版「世界の中心で愛をさけぶ」で ブッ壊れた「セカチュー症候群」患者にとって 聖地である「松崎」が舞台だからだ。
なので、先に申し上げておくが「つぐみ」という作品を見て 私は深い感銘を受けた…と賞賛する気は無い。
しかし、つまらない作品だった…とコキおろすつもりも無い。
「TUGUMI」の原作を読んだという嫁に言わせると
「原作は面白いと思ったわよ、でも、映画は なんか納得出来なかったなぁ」
( 読んでたのか? > 嫁 )
なのだそうだ。^^;
さて、以前『松崎温泉(静岡県)』という記事で述べた様に 私は、随分と昔に松崎に行った事がある。
もちろん、それはTV版「世界の中心で愛をさけぶ」の舞台になるなんて時よりも遥か以前の事で 何度か泊まりに行った修善寺の旅館で、ある松崎の旅館を紹介されて出かけた…というのが その時の経緯である。
ここはひなびた漁港と温泉のある 実にのどかな場所だった。
後年、TV版「世界の中心で愛をさけぶ」の舞台となって DVDを何度も繰り返し見ているが、その画面に出てくる松崎は 私の知る松崎の様であり、全然知らない町の様にも映る。
だから何だ?と言われれば それまでなのだが^^;
考えて見れば 私が実際に行った時よりも何年も経過した松崎がTV版「世界の中心で愛をさけぶ」の舞台となって映っているのだから 知らない建物が建ったり、あったはずの建物が無くなってたりするのである。
どことなく見覚えのある風景なんだけど、何かが… そんな気分は 一度訪れた場所に十数年経過した後に再訪すれば 必ずあってしかるべき心象ではある。
で、TV版「世界の中心で愛をさけぶ」で壊された理由には1980年代後半という時代設定というのも 私には大きく作用したと言って良い。
私が松崎に行ったのは 1980年代初頭の頃だから、たまたま偶然ではあるが 時代的には近いモノがある。
で、この「つぐみ」は公開年度が1990年なのである。
そう、まさに私の記憶にある松崎の景色こそが この映画の中にある。
と言うわけで「つぐみ」の中で見つけた、TV版「世界の中心で愛をさけぶ」縁の地を並べてみる
旅の楽しみ方は千差万別である。
他の記事で 何度も述べた事だが、私は読んだ本や 見た映画やドラマの舞台となった地を巡る旅というのが大好きだ。
同時に、一度 旅した時に とても気に入った場所に、数年後 あらためて再び旅するのも大好きだ。
また、今回のように 旅した場所が舞台となったドラマを見るのも感慨深いモノがあって良い。
その上で、不意に「つぐみ」の様な映画の中に 昔の旅で見た景色が甦るのも これまた、実に心地良い…のだという事が判った事は 私にとって とても収穫だった。
管理人追記(3月6日)
roadraceさんの御厚意とお話により 私のボケていた記憶がスッキリ
しました^^ 深く、感謝申し上げる次第です。
ささやかではありますが、以下に画像を2枚追加したいと思います。
参考記事:roadraceさんのブログ『松崎に行きたい』


