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2006年02月25日

● 古谷一行の金田一シリーズ 序


とうとう、古谷一行の金田一耕助作品について語り始める事にする。^^;




たまたま療養生活を過ごす羽目になったところ…


馴染みの某大手レンタル・ビデオ店の店長氏が見舞いに訪れ その時に、たまたま賭をした事で私が勝った為、その罰ゲームとして昔のドラマのビデオを探せ…と命じたところ 先日、そのいくつかを発見したと言って持って来た。^^;


その中に、古谷一行が金田一耕助役として登場した 昔のTVシリーズが数本、混じっており 今後、機会をみつけて記事を更新していきたいと思っているのだが…


入り混じったビデオのタイトルやラベルを見ていると どうも古谷一行のは いろんな年代の物があり、同じ原作の作品を数回 出演していたりもする。


なので、この機会にと調べてみた結果をメモ代わりにまとめて記述しておく次第である。


尚、念のために申し上げておくが 今回、入手したビデオは録画物を借り受けたり、不正に複製を撮った物では無く、廃業したレンタル・ビデオ店から下取り購入した物であると 一応、お断りしておく。


ゆえに、中には少々、劣化の激しいものもあるため 今後の記事の中には そういうものが混じる事をお許し頂きたい。


それと、今回の入手物の中に 茶木みやこの「幻の人」と「あざみの如く棘あれば」の場面が含まれているので 近日に掲示したいとも思っている。




さて、古谷一行が金田一耕助を演じたTVシリーズが 大別すると3つに分けられる。


まず、最も古いのが


1977年から毎日放送が「横溝正史シリーズ」と銘打って制作したシリーズで 主題歌が茶木みやこ「幻の人(まぼろしの人)」だったもの このシリーズで 古谷一行が初めて金田一耕助として画面に登場した。


犬神家の一族

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、野村昭子、京マチ子、小山明子、田村亮、月丘夢路、四季乃花恵、成瀬正、岡田英次、西村晃など

参考記事:『犬神家の一族(古谷版)


本陣殺人事件

主な出演者:古谷一行、淡島千景、西崎みどり、佐藤慶、荻島真一、長門勇、、内藤武敏、真木洋子など

参考記事:『本陣殺人事件(古谷版)


三つ首塔

主な出演者:古谷一行、真野響子、佐分利信、黒沢年男、米倉斉加年、ピーター、長門勇、小池朝雄、小松方正、佳那晃子など

参考記事:『三つ首塔(古谷版)


悪魔が来りて笛を吹く

主な出演者:古谷一行、檀ふみ、沖雅也、草笛光子、江原真二郎、長門裕之、加藤嘉、中山麻里、原泉、長門勇、森次晃嗣、児島美ゆきなど

参考記事:『悪魔が来りて笛を吹く(古谷版)


獄門島

主な出演者:古谷一行、中村翫右衛門、滝沢修、金子信雄、浜木綿子、河原崎国太郎、島村佳江、仲谷昇、有島一郎、角野卓造、河原崎長一郎、三善英史など

参考記事:『獄門島(古谷版)


悪魔の手毬唄

主な出演者:古谷一行、佐藤友美、高岡健二、夏目雅子、池波志乃、鈴木瑞穂、東野英心、小沢栄太郎など

参考記事:『悪魔の手毬唄(古谷版)


以上の6作品で どれも横溝作品の中で評価の高い作品ばかり、中でも特筆すべきは「悪魔の手毬唄」に あの夏目雅子が出演している事


この最初のシリーズが好評だったので 1978年に再び毎日放送が「横溝正史シリーズII」と銘打って制作したシリーズが 二つ目に区分けされるシリーズで 主題歌が茶木みやこ「あざみの如く棘あれば」だったのが これである。


八つ墓村

主な出演者:古谷一行、荻島真一、鰐淵晴子、神崎愛、中村敦夫、白木万理、松尾嘉代、長門勇、常田富士男、草薙幸二郎、内田朝雄など

参考記事:『八つ墓村(古谷版)


真珠郎

主な出演者:古谷一行、大谷直子、早川絵美、中山仁、原田大二郎、岡田英次、早川絵美、長門勇、藤原釜足、加藤嘉など

参考記事:『真珠郎(古谷版)


仮面舞踏会

主な出演者:古谷一行、草笛光子、木村功、乙羽信子、三ツ木清隆、長門勇、村地弘美など

参考記事:『仮面舞踏会(古谷版)


不死蝶

主な出演者:古谷一行、竹下景子、植木等、長門勇、小沢栄太郎、山本昌平、岩崎加根子、栗田ひろみ、江木俊夫など

参考記事:『不死蝶(古谷版)


夜歩く

主な出演者:古谷一行、范文雀、谷隼人、南風洋子、伊藤雄之助、長門勇、岸田森、清水紘治、村井国夫、原泉など

参考記事:『夜歩く(古谷版)


女王蜂

主な出演者:古谷一行、岡田茉莉子、片平なぎさ、神山繁、斉藤恵子、南美江、岩本多代、坂東正之助、夏夕介、長門勇、赤塚真人、三谷昇など

参考記事:『女王蜂(古谷版)


黒猫亭事件

主な出演者:古谷一行、太地喜和子、近藤洋介、田口計、幸村三千代、池田秀一など

参考記事:『黒猫亭事件(古谷版)


仮面劇場

主な出演者:古谷一行、司葉子、新村礼子、池部良、斉藤春彦、長門勇、菅井きんなど

参考記事:『仮面劇場(古谷版)


迷路荘の惨劇

主な出演者:古谷一行、三橋達也、浜木綿子、仲谷昇、小鹿番、長門勇など

参考記事:『迷路荘の惨劇(古谷版)


以上の9作品で このうち「真珠郎」「仮面劇場」の原作は金田一耕助は登場しないが、制作者側の希望と横溝正史氏本人の要望と承諾があり 金田一モノとして制作された。


この「横溝正史シリーズII」は「八つ墓村」のみ知名度の高い作品と言えるのだが、それ以外の作も 実はファン泣かせの名作揃いである。^^


そして3つ目の区分けとなるのが「金田一耕助の傑作推理」と銘打たれ TBSで制作された2時間ドラマ・シリーズで 最初の1983年には2本制作されたが、その後は年1本ペースで制作されている。


1983年
金田一耕助の傑作推理(1)本陣殺人事件

主な出演者:古谷一行、高峰三枝子、ハナ肇、本田博太郎、山内明、下条正巳、山本みどり、牛原千恵、西岡徳馬など

参考記事:『本陣殺人事件(古谷版)


1983年
金田一耕助の傑作推理(2)ミイラの花嫁

原作:「青い外套を着た女」より

主な出演者:古谷一行、田村高廣、ハナ肇、根本りつ子、三ツ木清隆、速水亮など


1984年
金田一耕助の傑作推理(3)獄門岩の首

原作:「花園の悪魔」より

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、久保菜穂子、夏八木勲、西川峰子、加納竜など


1985年
金田一耕助の傑作推理(4)霧の山荘

原作:「悪魔の降誕祭」より

主な出演者:古谷一行、岡田茉莉子、ハナ肇、松本留美、織本順吉、冨家規政、西田健、山本昌平、田中明夫、三谷昇、片岡五郎、中丸新将など


1986年
金田一耕助の傑作推理(5)死仮面

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、萬田久子、加茂さくら、イヴ、速水亮、小林聡美、初井言栄など


1987年
金田一耕助の傑作推理(6)香水心中

原作:「殺人鬼」より

主な出演者:古谷一行、高峰三枝子、ハナ肇、高樹澪、河原崎建三、日下由美、山下規介、草薙幸二郎、ストロング金剛など


1988年
金田一耕助の傑作推理(7)不死蝶

主な出演者:古谷一行、有森也実、矢崎滋、佐倉しおり、宮下順子、内田朝雄、神山繁、ウガンダ、藤木悠など


1988年
金田一耕助の傑作推理(8)殺人鬼

主な出演者:古谷一行、藤真利子、星由里子、ハナ肇、清水紘治など


1989年
金田一耕助の傑作推理(9)死神の矢

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、山口崇、長山洋子、松尾嘉代、汀夏子、嵯峨周平、草薙幸二郎など


1989年
金田一耕助の傑作推理(10)薔薇王

原作:「悪魔の実」より

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、渡辺典子、中尾彬、松原智恵子、榎木孝明など


1990年
金田一耕助の傑作推理(11)悪魔の手毬唄

主な出演者:古谷一行、有馬稲子、石黒賢、浅野愛子、江波杏子、加藤武、ハナ肇、藤岡琢也、伊藤つかさ、白川和子など

参考記事:『悪魔の手毬唄(1990年古谷版)


1991年
金田一耕助の傑作推理(12)魔女の旋律

原作:「空蝉処女」より

主な出演者:古谷一行、伊藤かずえ、萩原流行、沖田浩之、奥田佳子、ハナ肇、穂積隆信、長内美那子、河原崎次郎など


1991年
金田一耕助の傑作推理(13)八つ墓村

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、夏木マリ、鶴見辰吾、浅田美代子、ジョニー大倉など

参考記事:『八つ墓村(古谷版)


1992年
金田一耕助の傑作推理(14)悪魔が来りて笛を吹く

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、西村知美、石黒賢、金沢碧、清水章吾、根上淳、鷲尾真知子など

参考記事:『悪魔が来たりて笛を吹く(1992年古谷版)


1992年
金田一耕助の傑作推理(15)女怪

原作「悪魔の降誕祭」より

主な出演者:古谷一行、ハナ肇、丘みつ子、中条きよしなど


1992年
金田一耕助の傑作推理(16)病院坂の首縊りの家

主な出演者:古谷一行、山本陽子、河原崎建三、西園寺章雄、川上麻衣子、宇梶剛士、あいはら友子、ハナ肇、鷲尾真知子、梅津栄、光石研など

参考記事:『病院坂の首縊りの家(古谷版)


1993年
金田一耕助の傑作推理(17)三つ首塔

主な出演者:古谷一行、大谷直子、高川裕也、鶴田忍、安永亜衣、武田京子、山口美也子、ハナ肇、岡本信人など


1993年
金田一耕助の傑作推理(18)迷路の花嫁

主な出演者:古谷一行、荻野目慶子、ハナ肇、赤座美代子、小坂一也、君島十和子、中尾彬、宮川一朗太、佐川満男など


1994年
金田一耕助の傑作推理(19)女王蜂

主な出演者:古谷一行、沢田亜矢子、墨田ユキ、原田芳雄、名古屋章など

参考記事:『女王蜂(1994年古谷版)


1994年
金田一耕助の傑作推理(20)悪魔の唇

主な出演者:古谷一行、君島十和子、榊原利彦、田中実、谷啓、火野正平など


1995年
金田一耕助の傑作推理(21)悪魔の花嫁

原作:「悪魔の家」

主な出演者:古谷一行、高橋ひとみ、谷啓、古尾谷雅人、佐川満男、渡辺哲など

参考記事:『悪魔の花嫁


1996年
金田一耕助の傑作推理(22)呪われた湖 鬼頭村の惨劇

原作:「湖泥」

主な出演者:古谷一行、多岐川裕美、石橋保、室田日出男、谷啓、白石ひとみ、鰐淵晴子など


1996年
金田一耕助の傑作推理(23)黒い羽根の呪い

原作:「鴉」

主な出演者:古谷一行、佐久間良子、とよた真帆、沖直美、谷啓、中丸忠雄、四礼正明、渋谷哲平など

参考記事:『黒い羽根の呪い


1997年
金田一耕助の傑作推理(24)幽霊座

主な出演者:古谷一行、十朱幸代、大沢健、渋谷琴乃、井上純一、谷啓、岡野進一郎など


1997年
金田一耕助の傑作推理(25)獄門島

主な出演者:古谷一行、金田龍之介、うえだ峻、秋吉久美子、谷啓、安藤一人、桜井淳子、木内美穂、宮下順子、名古屋章、織本順吉、北村総一朗、絵沢萠子、丹古母鬼馬二、光石研、藤木直人など

参考記事:『獄門島(1997年古谷版)


1998年
金田一耕助の傑作推理(27)悪魔の仮面

主な出演者:古谷一行、真野響子、谷啓、羽場裕一、北原佐和子など

参考記事:『悪魔の仮面(1998年:古谷版)


1999年
金田一耕助の傑作推理(28)悪霊島

主な出演者:古谷一行、山本陽子、峰岸徹、清水紘治、谷啓、神山繁、中本奈奈、中村俊介など

参考記事:『悪霊島(1999年:古谷版)


2000年
金田一耕助の傑作推理(29)トランプ台上の首

原作「トランプ台上の首」「黒猫亭事件」より

主な出演者:古谷一行、古手川祐子、三浦浩一など

参考記事:『トランプ台上の首(2000年:古谷版)


2002年
横溝正史生誕100周年記念作品 水神村伝説殺人事件

原作「車井戸はなぜ軋る」より

主な出演者:古谷一行、坂口良子、田中美奈子、谷啓、大和田伸也、石橋保、尾美としのりなど

参考記事:『水神村伝説殺人事件(2002年:古谷版)


2003年
横溝正史生誕100周年記念作品 人面瘡

主な出演者:古谷一行、斉藤由貴、淡路恵子、沢竜二、黒沢あすか、倉田てつを、三原じゅん子、あき竹城、尾美としのり、谷啓 など

参考記事:『人面瘡(古谷版)


2004年
金田一耕助シリーズ31 白蝋の死美人

原作:「蝋美人」「雌蛭」

主な出演者:古谷一行、岡田茉莉子、杉本彩、谷啓、尾美としのり、新藤栄作、西尾まり、前田耕陽、清水紘治、鷲尾真知子 など

参考記事:『白蝋の死美人


2005年
金田一耕助シリーズ32 神隠し真珠郎

原作:「真珠郎」

主な出演者:古谷一行、谷啓、田中美里、神山繁、勝村政信、浅利香津代、小林且弥、山口美也子 など

参考記事:『神隠し真珠郎


あくまでも私の個人的主観であるが、この1983年以降のシリーズには 残念ながら傑作と呼べる作は無い。


中には横溝作品のどれが原作になったのか定かでない物も混じっており、^^; 予算的にも恵まれず、クォリティの低さに哀しくなるものが多い。


特筆すべき点としては1991年の『金田一耕助の傑作推理(12)魔女の旋律』において金田一耕助が十二歳の時に、亡くした三歳年下の弥生という妹がいたことが語られている」らしいのだが、この作品は未見なので詳細は不明である。

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コメント

入手されたいきさつがまた面白いですね。ブタネコさんてほんとに人脈の層が厚いかたですね。
こうしてみるとそうそうたる顔ぶれですね。
私が観ていたのはたぶん一番最初のかⅡだったように思います。
それもリアルタイムでではなく、深夜の再放送だったような気がします。
「金田一耕助の傑作推理」というのはよく覚えていませんが、今思えば中年太り著しい金田一に興をそがれて観る気がしなかったような・・・(^^;)
茶木みやこ の主題歌も思い出せないでいますが、雰囲気あるいい曲だったように思います。

★ HAZUKI さん

あらためて観ると 古谷版の初期も なかなか悪くないですね…^^

中期以降は ダメダメですけど^^;

茶木みやこのエンディングテーマ、良かったですよね。
ドラマも横溝正史のおどろおどろしさが漂っていて、いいシリーズでした。

★ mac さん

予定では 月曜の夜か火曜の昼に「幻の人」を掲示しようかと思ってます。

こんにちは。

いや~正直、今まで市川版の記事以外はしっかりとは読ませていただいてませんでした。すみません。

しかし、貴重な画のかずかず、よく手に入れられましたね~。

古谷版の記事、全部拝読しましたが、やはり古谷版、私は1,2番目のシリーズはみてないですね!

3番目の「本陣」から始まるシリーズしかみてません。それ故、深い思いというか感想もなく、ただみるだけに終わっているのでしょう。

最初のシリーズは特に見たいですね~
(あと評価とは別に、フジの鶴太郎もほとんど覚えていないので見たい気が・・・)。

稲垣版で感じるのですが、今はCGその他、映像技術が発達しているので、是非、東京に事務所を構えた時の中短編などを映像化してほしいですね!TVドラマとしてならいけると思うのですが。
是非「悪魔の降誕祭」あたりを!

では、また。

★ イエローストーン さん

あらま、そうでしたか^^;

>しかし、貴重な画のかずかず、よく手に入れられましたね~。

ええ、殆どが 潰れたレンタルビデオ屋から買い取りました。^^;

>3番目の「本陣」から始まるシリーズしかみてません。それ故、深い思いというか感想もなく、ただみるだけに終わっているのでしょう。

3番目のシリーズ以降は 語るほどのクォリティとは 私には感じられないので今後も 多分、触れることはありませんね^^;

>最初のシリーズは特に見たいですね~

ええ、77年と78年は 全部では無いけど、良い出来のモノが多いです。^^

>フジの鶴太郎

獄門島と悪霊島は記事を書きましたので…^^


【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。