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2006年02月24日

● 白夜行 第7話


白夜行 第7話を観た。



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なるほどなぁ… 「全てのカードが裏返れば きっと新しい物語が始まる」


と言うのは 加害者と被害者が入れ替わる(裏返る)…って事なのね


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園村に指示して 園村があくまでも金目当てで松浦に事務所や携帯の名義貸しをしていた風に装わせ、園村の前から亮司が忽然と消えるのも 園村を陽の当たる場所へ戻すために「裏返し」


同時に 亮司は死んだ…と偽装しておきながら、園村の証言で それが偽装だったと明らかにするのも「裏返し」だよなぁ…


そういう一連のシーンを眺めると、たったひとつの台詞に込められた脚本の意図の深さに なるほどなぁ…と思う。


ただ、こういうのは サラッとTVを眺めているだけの人には なかなか判り難くいのだろうと思うのだが、でも実は この台詞なんかはまだまだ判りやすい方で…


その次の 松浦の携帯の通話記録に雪穂の携帯を発見される場面で


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笹垣の取り調べを受ける羽目になった雪穂だが…


事前に亮司から指示を受けていた雪穂は この取り調べの最中に


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松浦と亮司に ずっと脅されていた…と 涙ながらに証言したが、


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ニヤっと笑った顔に激怒した笹垣に


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殴られる。


何故? 雪穂は笑ったのだろう?


これって 多くの人は「亮司を犯人呼ばわりする事だけは自分の心が許さなかったから」なんて 曖昧模糊な納得の仕方をするのかもしれないし、僅かながらには「自分が可哀相な被害者なんだと 媚びる笑顔だった」と解釈する人もいるのだろう。


まぁ、そのどれが正解か?なんて事は ある意味、どうでも良い話なのかもしれないが…


私の個人的見解の中には もしかしたら、あえて雪穂は小馬鹿にする様な笑みを浮かべる事で 笹垣を挑発し、思い通りに笹垣を怒らせて わざと殴られるぐらいの計算だったんじゃないか? とすら思う。


だって、この時 この場所にいるのは笹垣と 背中を向けた記録役の刑事の二人で 記録役には 雪穂の顔は見えてない。


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だから、物語の展開のように 被害者である(と主張する)雪穂を 笹垣が過剰に取り調べして暴行を働いた…という図式を作る事が出来、その後、さらに雪穂を調べようとする笹垣に対して牽制をかける事が出来るし、笹垣の行動を「思い込みが激しい」と 場合によっては非難する材料にもなる。


で、ふと思ったのは 雪穂が笑う時って その殆どが「作り笑顔」なんだな。


亮司にだけ、本心からの笑顔を見せたシーンは いくつかあるけれど、それ以外の笑顔は全部と言って良いほど「作り笑顔」なのだ。


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で、その「作り笑顔」も 第1話から回を追う毎に どんどん、念入りな計算上での「作り笑顔」に濃度がアップしてる様にも見える。


それは 最初から、計算された演出なのか それとも 綾瀬はるかの演技力なのか? 私は両者の結果の為せる技…と信じたいが、ドラマのクォリテイが高いか低いかの違いって こんな見つけにくい部分にこそ 結果として現れるんじゃないか?と愚考する。^^


しかし…、まぁ、賛否両論あるとは思うけど


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この三沢千都留のキャスティングに関しては「なんだかな…」だ。^^;


佐藤仁美を罵るつもりは全く無い。^^;


でも、内面はともかく、雪穂の外面と比較して 雪穂との結婚を前に高宮が躊躇する相手…というキャスティングとしては イメージが違いすぎると私は思う。


ま、ハッキリ言って「石○よ とうとう、やっちゃったか?」って感じだ。




さて、今回は ちと趣向を変えて述べてみたい事がある。


と言うのは 第4話から、特に5話と6話に関しては「さすが森下」と唸らされた私だが、今回の7話の中に「え?」と感じた部分が2つあった。


その最初の「え?」とは


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「高宮の女関係、調べようと思ったんだろ?」

「うん」

「調べても たぶん、何も出てこないと思うよ」

「え?」

「座って」


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「同じ会社の 三沢千都留って女に片想いしてるだけ…

 で、何も無いのに悩んじゃってるの…

 ”こんな気持ちで雪穂と結婚しちゃいけないんじゃないか?”って」


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「傍迷惑なピュアさだな…」


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「まぁ、とにかく 俺 アイツを見ておくからさ

 雪穂は物騒なことしないで このまま帰ってよ」


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「なんか、凄く穏やかになったね

 前だったら 絶対、怒ってたよね」


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「もう、感情に振り回されるのにも疲れたし…」


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「雪穂の幸せは 俺の免罪符だから…」


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「免罪符?」


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「周りの人合わせたら、いったい何人の人生狂わせたか判らないけど

 せめて一人は幸せにしましたって思いたいんだよ 俺は」


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「じゃぁ、私はメチャメチャ幸せにならなきゃいけない訳だ リョウの為にも」


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「そうだよ」


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「そういう事なら、遠慮なく 結婚に協力して貰おうかな」


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「そうしてよ」



という会話が 雪穂と亮司の間で交わされるのだが…


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結婚直前に、婚約者とは違う女、しかも、”片想い”とか言ってるバカを相手に結婚する事が 本当に雪穂の幸せになるのだろうか?


これは 原作にも ほぼ同じ場面があるのだが…


原作の場合は 亮司の感情描写は無いからさておき、TV版の場合


「雪穂の幸せは 俺の免罪符だから…」


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と、亮司に言わせてしまっている。


ここに 私は「え?」と違和感を抱く。


最初から「別れる事が前提の財産目当て」という結婚なのであれば これは雪穂にとって別な意味で「幸せ」かもしれないが、TV版の上のシーンでは 亮司は純粋に雪穂に幸せになって欲しいと願っいる様に見えてしまい、「財産目当て」という事や「別れる前提」など欠片も感じられなかったからだ。


しかも、


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三沢千都留にプロポーズして 駄目だったら、運命だと思って雪穂と結婚する… という高宮の台詞を意味深な表情で聞く亮司


その会話の内容を 雪穂に…


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「わざわざ明日、クイーンホテルに告白しに行くの?

 ごめん、素朴な疑問なんだけど 電話じゃ駄目なの?」


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「電話番号知らないんだって…

 それに、こういう事は ちゃんと顔を見て言いたいんだと

 要は、明日 二人が会えなけりゃいいだけの話だよ」


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「そうすれば、運命だと思って アタシと結婚してくださるわけだ」


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「雪穂は この結婚したいんだよな?」


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「そうだよ、2年かけて ここまで漕ぎ着けたわけだし、

 リョウだって アタシに幸せになれって言ったじゃない?」


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「雪穂は適当に高宮を足止めしておいてよ

 俺は 三沢千都留をホテルに泊めさせないようにするから」


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この会話の中で、あらためて

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「雪穂は この結婚したいんだよな?」


と、亮司が聞くって事は 亮司自身が「この結婚で雪穂が本当に幸せになれるのか?」と 大いに疑問を抱いていると思わざるを得ないし、そうでなければおかしい。


にも関わらず…


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「リョウ」

「なんで?」

「空港でパスポートを忘れたフリして 高宮だけ一日先に行かせたの」


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「おかえし」


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「高宮のIDとパスワード。 これで、東西電装のネットワークに入れる」


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「凄い技術とか 特許とか持ってる会社みたいだから

 頂ける物はなにかしらあると思う。」


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「それ、手土産に持っていけば 経歴とか怪しくでも、

 どっかの会社に潜り込んだり出来るよね?」


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「それ、リョウの役に立たないかな?」


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「こんな物の為に 高宮と結婚したの?」


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「あと、お金」


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「約束したじゃない、リョウがアタシにしてくれた事 全部返す…って」


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「アタシみたいな小娘が金作るには 金持ちと結婚して離婚するしか無いしね」


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「もう、いい加減 普通に幸せになってよ キリ無いから」



ここで、


「こんな物の為に 高宮と結婚したの?」

「あと、お金」

「約束したじゃない、リョウがアタシにしてくれた事 全部返す…って」

「アタシみたいな小娘が金作るには 金持ちと結婚して離婚するしか無いしね」


という会話で「やっぱりなぁ…」って感じで亮司が苦笑するぐらいのシーンだったら判るのだが、山田孝之の表情が微妙に笑顔に見えなくも無いのだけど 全般的に、「雪穂の考えてる事ぐらい判っていたよ」って感じじゃなく、むしろ 過去に何度かあった


「リョウならきっと判ってくれると思って…」


という雪穂の台詞が また、ここでも出るんじゃないか?と思えるぐらいの雰囲気だったのが非常に違和感なのである。^^;


つまり、第6話で松浦を殺し、この第7話の冒頭で


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「ちゃんと幸せになれよ」

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と、言って去ってから


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ここで、再会するまでの間


たしかに亮司の見た目や雰囲気は変わった様に映るし


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「なんか、凄く穏やかになったね

 前だったら 絶対、怒ってたよね」


と、わざわざ雪穂に語らせても やっぱ、リョウちゃん 全然 中味が変わって無いね…って感じが私は拭えない。




とは言え…


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「この結婚は 売春なんだよ 私にとって…

 そんな事 考えもしなかったんだけど…

 結局、やってる事同じじゃないかって 昔のアタシに責められたりしてさ」


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「言われてみれば ご尤もだよね」


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「一緒なんだよ リョウ」


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「リョウの幸せが 私にとって免罪符なんだよ」


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「もう、いいじゃない ここまできてカッコつけなくたって」


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「リョウがやった事は アタシの為にしてさ

 アタシがやった事は リョウの為にしてさ

 そうやって、やった事を正当化しまくって生きていこうよ」


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「最悪だよ それ」


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「元から最悪じゃないアタシ達」


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「雪穂も 何もかも失うかもしれないよ」


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「元から何も持って無い… リョウ以外

 だから、もう幽霊は止めて ワタシに約束守らせてよ」


という雪穂の台詞も


第2話での



あのさぁ… アタシの幸せって何だと思ってるわけ?

何の為にアタシが別人になろうとしてきたと思ってんのよ

西本だとバレるから…

事件のことを思い出す人が増えるからでしょ?

何の為に 毎日毎日、

わざわざ、急行電車に乗ってると思ってんのよ

各駅だと降りちゃうからでしょ

アナタが立ってるから、降りたくなっちゃうからでしょ

何言われても 何されても、ニコニコ笑って…

何の為に7年も他人のフリしてきたと思ってんのよ?

もう一回、アンタと歩くために決まってるじゃない

時効がきて…

そしたら もう一回太陽の下 リョウ君と歩くんだよ

昔みたい、おじいさんとおばあさんみたいに手を繋いで

やぁ、殺したね…とか

鬼畜な事も笑いながら喋ったりとかして

でも、あれは仕方が無かったよね…とか 慰め合ったりして

そんな相手 一人しかいないよ

リョウ君以外 アタシには誰もいないんだよ」



と 全然、変わっていない事を考えれば 同じ事を再び言わせた亮司は やはり、変わっていなかった…事を裏付けかねないわけで 今回のオマージュは森下脚本の失敗なのか、さもなくば演出がアホなのか 私には残念に思えてならない。


と言うのは くどいようだけど以前、『白夜行 第5話の記事の補足』という記事で 私がこだわった


「今ならちゃんと判るんだけどな…」


という台詞に関して


この第7話の時点でもまだ、判ってないのか?


という風に思えてしまうからで まぁ、個人的願望と言えばそれまでだが、


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「こんな物の為に 高宮と結婚したの?」


という部分に もっと、


「そんな事はお見通しだよ」


と 自信さえ伺わせるような表情であっても良かったんじゃないのかなぁ?


なんて風に思ってしまったのが 正直な感想なのではあるけれど…


今回のポイントが


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「俺には幸せにしたい人がいます

 だけど、その人が本当に幸せになってしまったら、

 俺を必要とする人はこの世にいなくなってしまう」


というレッドバトラーの幽霊(亮司)の葛藤にある…のだとは判ってはいるんだけどね^^;




で、何故、今回 この様な事を述べたくなったかと言えば…


それは かねてより、私は 原作者である東野圭吾のファンだ…と申し上げてきたが、最近、特に直木賞受賞以来 新聞や雑誌などで東野圭吾のインタビュー記事を目にする機会が増えたわけだが、そういった記事の中で 東野自身がTV版「白夜行」について語る言葉も多く目に付く様になってきた中に、TV版放映前の東野の発言と 最近の彼の発言とは ずいぶんと趣が違ってきている事に なんか、不愉快に感じる事が私の場合、多くなってきてるからなのだ。


「白夜行」がTV化の制作発表すらされる以前「たとえば」という前提で 白夜行を映像化する事を聞かれた東野は「白夜行のストーリーを映像化するのは無理」とハッキリ、言い切っていた。


その後、TV化が決まり、石○あたりが やたらと「純愛」を宣伝していた頃、東野は「白夜行は純愛ストーリーでは無い」という内容の事を言っていた。


私は 当初より「純愛と言うには無理がある」と述べてきたし、当の石○じたい いつの間にか「純愛」という言葉を使わなくなってさえいる。


ところが、最近、目にする記事の内容によると 東野は「TV版のストーリーは 原作と対を為す物語で充分に納得している」ってな事を言い、「純愛と呼べるのかもしれない」って発言すらする始末なのである。


私としては 別に東野がTV版に 怒ったり、文句を言うべきだ…とまでは思わないが、褒めまくるのもいい加減にしろと言いたい気分が日に日に増すのだ。


だって、よ~く考えてみるが良い。


今回のTV版7話と 先週の6話が最も如実なのだが、「雪穂と高宮の結婚」に関して、


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TV版では雪穂にハッキリと「金目当て」と言わせ オマケとして

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高宮のパスとIDを亮司に教えて データを盗み、それを元に陽の当たる場所に出るように雪穂は亮司に促す。


このTV版森下流解釈は大いにアリだと思うし、事実、原作を読んだ人の多くは結果論として それを肯定するだろうとは思う。


ただ、私は TV版が始まる前に原作だけを読んでいた状態の時、どうでも良い事なのだが、些細な事にひっかかっていて 原作に対して疑問を抱いていた部分があったのだが、そのうちのひとつが まさに、この部分なのである。


少々、ネタバレをお許し願って言及すると…


原作における第7章が 今回のテレビ版7話のメインとなる 高宮が雪穂との結婚直前に三沢千都留との事で躊躇する…という部分なのだが、原作では第8章が TVでは前回6話の話にあたる「松浦と亮司が 突然、園村の前から姿を消した…」という部分で、第9章は TV版では次週の8話となる話… という展開なのである。


つまり、原作の7章と8章が TVでは入れ替わっているのである。


具体的に どう違うのかというと 原作では 


第7章で既に 高宮と雪穂は結婚する前提となっているが、高宮と雪穂の交際は 高宮が学生の時から既に始まっており、その部分はTV版の第7話も同じ。


けれども、原作の松浦は まだ生きていて… 第8章で 久しぶりに、しかも突然 亮司の前に現れる。


その際、亮司はパソコンショップを表向き経営し、裏では海賊版ソフトに手を出していて 突然現れた松浦が あたかも亮司を脅迫するかの行動を取り… その直後、亮司と松浦は共に 突然、行方が不明になり暗に亮司が松浦を殺して どこかに埋めたかの如きを読者に想像させる記述があるのみなのである。


つまり、高宮のパスとIDを盗み出した雪穂が それを亮司に教え、亮司はそれを利用して秋吉という新たな姿になる…という点ではTVと原作は一致しているけど、多くの方が御存じのように 原作では 亮司と雪穂が直接会話を交わす記述は無いので 読者は、そこをイメージで補うのだが…


問題は 雪穂が高宮と結婚する動機には


(A)雪穂の単独での計画による行動

(B)亮司が雪穂に結婚するように指示した。

(C)亮司と雪穂が共謀した結果、高宮を餌にしようと結論した。


という 3種類の考え方が出来るのだが、原作の記述からは このうち、(B)の可能性が最も薄く、(A)か(C) 私の個人的見解としては 式直前の三沢千都留に対する妨害行動や その後の(原作では第9章 TV版では来週第8話に関わる話なので詳細略)を考えると(C)亮司と雪穂が共謀した結果、高宮を餌にしようと結論した。という線が最も強いと感じていた。


しかしながら、TV版での展開では(C)の線が最も薄く、亮司の基本は(B)なのだが、それには「雪穂が幸せになってくれ」という願望でのみ、それに対して 雪穂は亮司を想っての(A)という流れなのであり、結果的には(C)でもある…という流れ。


ゆえに、このTV版の展開は 原作との展開と結果的には同じようにも見えるのだけど、実は根本が全然違い、過程もまるで違っているのだ。


だから、視聴者が「原作とTVは 互いに補完し合って対になっている」と見るのは大いにアリだとは思うけど、それと同じ様な事を原作者の台詞として語られるのは 私としては どうにも承服しかねるのだ。^^;


原作者が そんな腰の軽さでは、元々の原作ファンが TV版に対して「イメージが違う」と怒っていたのだから、まさに 屋根に上がったのはいいけれど ハシゴを外されてしまう様なもの…となる。


原作とドラマは別物…と 見分けている視聴者ならともかく、いまだに「原作の白夜行は そうじゃない」と怒ったコメントを書き込んでいる人が多いのだからね。^^


ま、私は原作のファンではあるけれど 原作が「最高傑作だとは思えない」と 散々、述べてきた理由が 私なりにも判ってきた様な気がするのである。^^;


で、この第7話の もうひとつの「え?」は ラスト間際の


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「亭主と愛人(松浦)息子に殺されてもうたら さすがに、そうなるやろなぁ…」


という笹垣の台詞。


亭主殺しを亮司の仕業と推理するのは判らなくも無い。^^;


しかし、愛人(松浦)が死んだ… しかも亮司が殺した…というのは 視聴者は知っているけれど、笹垣が 何故、この時点で そう言えるのか? それが、私には理解出来ない。^^;


6話の中で 松浦の死体の胸の上に 亮司がわざわざパスポートを置くシーンがあるのは 少なくとも松浦は生きていて逃走中…と思わせるための偽装であり、


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この指名手配のポスターも その為に警察が気付いていないゆえである。


にも関わらず、なんの描写も無しに松浦は死んでいて その犯人が亮司と笹垣に この時点で言い切らせる意図は何なんだろう?


亮司と雪穂が犯人と確信し意地になるのも理解出来るが、定年とも思えないのに あえて、辞表を出して探偵になる笹垣…という意図や必然性も 今の時点では理解出来難い。


なんとなくなんだけど 1話から今回の7話まで、ところどころ尺の関係でカットされたんじゃないか?と想像するシーンが沢山あるように思えてならないし、次回の8話以降に もっと違う仕掛けがあるのかもしれないから 今の時点では疑問に思っても、今後の展開で きっと納得させてくれるのだろうと期待はするが、それにしても今回の この時点であたかも言い切らせるのは、演出・編集に問題アリと思えて仕方が無いのである。^^;


まぁ、総体的な感想ではなく、ひとまず、今回に関してのみ抱いた感想…と、させて頂こうとは思っているので 今回は少々、批判的な記述になってしまったけど…


私の個人的見解としては この第7話で原作よりもはるかに面白い物語にストーリーになったとも思っているので あえて小言を述べさせて頂いた次第である。^^;




お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

はじめまして。白夜行の検索で何度か拝見していました。
私は原作も見てないし、ドラマも飛ばし飛ばしにしか見れてないので、とても参考になっています。
今回も結婚式シーンからしか見れなかった(週末にビデオ見る予定だけどw)んです。
そういうわけで、ちょっと勘違い入ってるかもしれませんが…

共感するところ:
>愛人(松浦)が死んだ… しかも亮司が殺した…というのは 
>視聴者は知っているけれど、笹垣が 何故、この時点で 
>そう言えるのか? それが、私には理解出来ない。^^;

私も、これびっくりしました! で、他所のブログでは話題に上ってなかったので、
ここで拝見できて嬉しいです。(それとも、あまりの母の荒廃ぶりから察した? 
カマ掛けてみたら案の定うろたえ始めた?)

管理人さんのこだわりについて行けてないところ(^^;) :

>「こんな物の為に 高宮と結婚したの?」
>「あと、お金」
>「約束したじゃない、リョウがアタシにしてくれた事 全部返す…って」
>「アタシみたいな小娘が金作るには 金持ちと結婚して離婚するしか無いしね」

>という会話で「やっぱりなぁ…」って感じで
>亮司が苦笑するぐらいのシーンだったら判るのだが、
>山田孝之の表情が微妙に笑顔に見えなくも無いのだけど 
>全般的に、「雪穂の考えてる事ぐらい判っていたよ」って感じじゃなく、
(中略)
>雰囲気だったのが非常に違和感なのである。^^;
(中略)
>もっと、
>「そんな事はお見通しだよ」
>と 自信さえ伺わせるような表情であっても良かったんじゃないのかなぁ?
>なんて風に思ってしまった

一般的に、金目当ての結婚は良くある事。ただし、普通は長期的な金づるとして見立てる。
今回の雪穂のように初めからリコンを仕掛けて短期決戦を図ろうとか、
夫の会社の機密を盗み出すために、というのは、あまり無いのでは?
(…て、単に私が世間知らずなだけかしらん?)
だから、金目当ての打算ずくの結婚とは考えていたにせよ、
(この程度は、フツーの幸せって範疇に入るだろう。でも、ホントにそれで良いの? という確認。)
それ以上のことを聞かされた亮司がびみょーな表情になってしまうのはごく自然な事かな、
と思って見ておりました。意外性プラス、半分やっぱりな~ 雪穂ならそれもありか~ という… 
あと、自分のためにやってくれたというニヤケも入ってるのかな?

管理人さんのコアなこだわりに水を差す発現だったかも知れませんが、
まぁこの辺はてきとーにスルーしてくださいませw

私的には、HBC視聴者なので大変親近感を持たせてもらっています。
今後の更新も期待しています。


解釈が難しいシーンや、うん???って感じが多かった第7話でしたね。

雪穂の笹垣に対する笑みが同意見でチョット嬉しいです。
そうそう、佐藤さんだとイメージが違いますね。自分は大塚ちひろさんみたいなイメージで考えてたんでかなり、うん????って感じ。

>「傍迷惑なピュアさだな…」
これ聞き取れなくて、やっとわかりました。感謝です。

今回の演出は気になる点が多いですが、
今後、帳尻(いい言葉ではないなー)があう事を期待してます。
気がつかない所を補完させてもらってます。
次回も宜しくお願いしまーす。

ところで、、PLはパ○○ィ○○ン。って事ですよね。自分にはいつも難しい。

★ dora@通りすがり さん


はじめまして、コメントありがとうございます。^^

笹垣の「亭主と愛人(松浦)息子に殺されてもうたら さすがに、そうなるやろなぁ…」という台詞に関しては

>(それとも、あまりの母の荒廃ぶりから察した? 
  カマ掛けてみたら案の定うろたえ始めた?)

というのもアリですよね…

ただ、いずれにせよ この台詞を見せるなら 前後の脈絡も欲しかったなぁ…と 私は思うばかりです。


>一般的に、金目当ての結婚は良くある事。ただし、普通は長期的な金づるとして見立てる。今回の雪穂のように初めからリコンを仕掛けて短期決戦を図ろうとか、夫の会社の機密を盗み出すために、というのは、あまり無いのでは?


ええ、もちろん そうですね。^^

ここの部分は 私も言葉足らずというか 文意が上手く表せていない事に反省しきりです。^^;

要は 亮司が雪穂に長期的な幸せを願っている様な台詞ばかりなのに、雪穂がしようとしている事は短期決戦的な考えなんですよね?


その最たる台詞が雪穂の

「そうすれば、運命だと思って アタシと結婚してくださるわけだ」

で、その中でも「結婚してくださる」という表現。


花嫁に こういう台詞は時期的に どうなの?って感じないのかな?亮司は… と、思うんですよ。

で、電話を切った後に 太陽を見上げたり、なんか複雑な表情を浮かべたりしますよね亮司は…

だから、ラストの屋上のシーンでは 不意に現れた雪穂に戸惑うのは判るけど、

「こんな物の為に 高宮と結婚したの?」

という台詞から…

「もう、いい加減 普通に幸せになってよ キリ無いから」

と言って パスケースを投げ返すまでの表情や仕草、そして台詞の言い回しに 私は少々、違和感を抱いたのです。

で、この時は 松浦の件から2年が過ぎているのだから、その間 亮司に変化があったのだろうと思えばこそ、いっその事、亮司が雪穂の考えを察するぐらいになっていて「お見通しだよ」って行動や台詞を言ってぐれるになっていて欲しい…なんて 私は期待しちゃったんですね^^;


まぁ、これは 私の勝手な妄想なんで どうか、気にしないで下さい。^^;


決して


>コアなこだわりに水を差す発現だったかも知れませんが、


水なんかさされてませんから^^


>私的には、HBC視聴者なので大変親近感を持たせてもらっています。


そうですか… じゃ、第6話の折には 暴風雪警報のテロップに苦笑したクチですね^^;


「通りすがり」等と言わず 今後も忌憚無く よろしく御願い申し上げます。^^


★ トム さん


先日は 御手数をおかけして申し訳ありませんでした。

南東北の輩は こっそりと覗き見していたそうです^^;


>そうそう、佐藤さんだとイメージが違いますね。


綾瀬ヲタの私としては「フザケンナ」と怒って 亮司が高宮をハサミで刺すべきだと思いました。^^;


あ、ちなみに PLは たぶん御賢察の通りで良いと思います。

けっしてパーフェクト・リバティとか、「そうそう 清原と桑田がね…」という意味ではありません。^^;

さすがに シワひとつ見逃さないkuma6663さんだと 感心する事しきりです。^^

亮司は江利子を襲った時からもう 雪穂の思い通りになる事が彼女の幸せだと思い込んだんではないでしょうか?             

ただ雪穂を甘やかしたいと。だから自分の為だと分かったと時は嬉しかった・・・ごめんなさい、山田君ひいきなんで、そこはちよっと甘いかも。
余談ですが、もし私が結婚式の前に男友達から「あいつは他の人が好きだからお前は幸せにはなれない」って言われたらそれこそ「私の幸せって何だと思ってるのよお~」ですね。

あと、雪穂が笹垣をわざと挑発したのは礼子
を引き込むためでもあったのでは?礼子さんはああ見えて結構行動力あるんですよ、ずいぶん前にも警察に相談に行ってますし。

これからもブタネコさんの感想楽しみにしてます!!

★ izumi さん

コメントありがとうございます^^

>亮司は江利子を襲った時からもう 雪穂の思い通りになる事が彼女の幸せだと思い込んだんではないでしょうか?

そうかもしれません^^

けど、だとすると5話のラストで鉢植えを投げてまで怒るような会話にはならないのではないか?と思います。^^

>ただ雪穂を甘やかしたいと。だから自分の為だと分かったと時は嬉しかった・・・

そうなんだろうなぁ…と 私も思っていました。^^

だからこそ「キリ無いから」という台詞の前後が余計の様な気がしました。^^;


>あと、雪穂が笹垣をわざと挑発したのは礼子を引き込むためでもあったのでは?

それは面白い着眼かもしれませんね^^ 私は養母の事など考えてませんでした^^;

今度、見直す時に注意します^^

今後もよろしく御願いします。^^

今日は。ご無沙汰しております。
いつもながら深い御高察、私などとても考えの及ぶところではありませんが、三沢千都留のキャスティングに異議ありという点は全く同感です。その時点ではまだ理想の恋人を演じていた雪穂という婚約者がありながら、高宮が心を奪われてしまうというのは、全くリアリティーがありませんね。藤村郁子役と並ぶこのドラマにおけるミスキャストだと思います。
あとは、東京で就職するという高宮に対し、新幹線で2時間半の遠距離‥、と雪穂が言っていました。ということは舞台はやはり大阪?それにしては笹垣、唐沢礼子、九十九一(役名不詳)以外は標準語というのもおかしい。特にヤクザの榎本まで標準語というのはありえないと思います。東京からの所要時間だけなら盛岡も考えられますが、冬景色や街の雰囲気が違いすぎて、これもありえないと思います。
公式HPに書き込むべきことですが、この場をお借りして、つい思いついたままを書かせていただきました。すみません。

はじめまして、いつも興味深く拝見させて頂いています。私は、原作を読んでいないので、雪穂や亮司の人物像はドラマの中で見て感じたものですが、その中で、笹垣に対して笑みを浮かべた場面ですが、その前のシーンで絶対にそれだけはしたくないというセリフがあって、だけど、捕まらないためには、そうせざるをえないそんな中、亮司とのつながりを、自分たちの唯一美しい部分を笹垣に主張したかった、挑発という言葉とはニュアンスが違うと思うし、笹垣が警察内で孤立というのは、後から乗っかて利用はしただろうけど、それが目的ではなかったんではないだろうか?疑われるとわかっていながら、亮司とのことを誰かにわかって貰いたいという矛盾した願いではなかったかなと思っています、             <まぁ、そのどれが正解か?なんて事は ある意味、どうでも良い話なのかもしれないが…
とありますが、これまで、すごく深い解釈や意見でなるほどと思って拝見させていただいてだけに少し生意気に意見させていただきたくコメントさせていただいたんですが、この場面雪穂の想いを(正解は何であるかは実際わからないが)あらわさえている(あらわそうとしている)であろうことを考えるとその解釈の正解がある意味どうでも良い話などではないと思いますが、どうでしょう?

ブタネコさん。。。

第七話で大写し(0.5秒ぐらい)のピエロをご覧いただけましたでしょうか?o(^▽^)oゲラゲラゲラゲラ

第七話で視聴率を意識した展開にしたのかな?と思ってます。明るんですよねー六話以前よりも。。。なんでだろ。。。
原作もこのあたりで息切れし始めているので。。。

★ Wolfy さん

>東京で就職するという高宮に対し、新幹線で2時間半の遠距離‥、と雪穂が言っていました。ということは舞台はやはり大阪?


まぁ、原作では大阪と言う事になってますが、今となっては別に何処でも言い訳で…^^;

案外、南東北あたりかもしれません。(約1名 そういう妄想に取り憑かれそうな人知ってますので^^;)


★ K さん

はじめまして、コメントありがとうございました。

結論から先に申し上げますと 今の時点では やはり、どうでも良いですね。^^;

だって、


>捕まらないためには、そうせざるをえないそんな中、亮司とのつながりを、自分たちの唯一美しい部分を笹垣に主張したかった


という解釈も一理あるとは思うのですが、なんか、どっかの雑誌の番組宣伝の「好意的あらすじ」みたいでキレイすぎると思いませんか?^^;


>亮司とのことを誰かにわかって貰いたいという矛盾した願いではなかったかなと思っています


この部分に関しては 申し訳ありませんが私は全く同意できません。^^;

もし、それが”正解”なのだとしたら 笹垣を相手に…という部分に理解出来ないからです。

この場面、雪穂は亮司の指示通りの証言をし、もし、ドラマの様に「笑わなかった」としたら 笹垣は雪穂の証言を信用するのでしょうか?

私は 笑おうが笑うまいが結果的に 笹垣は信用しないと思いますよ。

だって、雪穂の事を少なくても亮司の父親殺しの 主犯では無いにしても共犯関係にあると笹垣は確信しているし、雪穂の母親殺しの主犯とも考えているフシがありますからね。

そんな状態の中で「笑う」事が「自分達の唯一美しい部分を主張する」とか「理解を求める」という解釈は 申し訳無いけど 私は説得力を感じません。


ただし、私は私が記事で述べた「挑発」を主張し続けるつもりも無いし、この答えのカギが今後のストーリーの中に現れるような気もするので『今の時点では、どうでも良いですね。』という状態なのです。


それと、願わくば 記事の一部分だけでは無く、もう少しだけ広範囲で文意を捉えて頂ければありがたいな…と思います。^^

なぜ、あの笑顔のシーンに 第1話の病室での笑顔のシーンをオーバーラップさせたのでしょうね?

このオーバーラップのおかげで この笑顔の意味の解釈は ある意味、難しくされてるとは思いませんか? 1話の病室の笑いには「挑発」という意味は限りなく薄く、「自分達の唯一美しい部分を主張する」という解釈も 当て嵌まらないでしょ?

だから、私としては自信を持って言えるのは 記事で述べた様に

『雪穂が笑う時って その殆どが「作り笑顔」なんだな。』

って事だけなんです。


もう少し幅を広げて言えば 雪穂が自分の気持ちの中の本音と違う事を言う時って 必ず笑う…って事でもあります。

亮司を傷つけて 自分から遠ざけようとする時も笑ったし、高宮や松浦や藤村都子を誑かそうとする時も笑ったし、江利子に対して内面を見せないように繕う時も笑ったんです。


で、第1話の病室のベットの上の雪穂が笑うシーンに関して 私は、今回のオーバーラップのおかげで 気になっている事があるのですが、それについて自分なりの解釈が まだ、固めきれずにおります。^^;


ですから、まず1話を解釈しない事には 7話の取調室の笑いは『今の時点では、どうでも良いですね。』という状態でして 


>この場面雪穂の想いを(正解は何であるかは実際わからないが)あらわさえている(あらわそうとしている)であろうことを考えるとその解釈の正解がある意味どうでも良い話などではないと思いますが、どうでしょう?

と仰るのは「ご尤も」と 私も思いますが、『今の時点では、どうでも良いですね。』です。^^


★ ピエロ さん

なんとなくホテルのフロント前が 一瞬、下町風情になった様な気がしましたが…^^;


>原作もこのあたりで息切れし始めているので。。。


ですね、私も 一息つこうかと…^^;

ブタネコさん すみませんでした。 takuさんへのカキコでわかりました。 何故か私のPCからブタネコさんへのコメント メールも受け付けてもらえません。私のPCの具合ですね。悪気はありません。また投稿 閲覧させてください。

★ 虎馬 さん

あ、いえいえ 私は虎馬さんに対して怒ってるわけじゃありません。^^

むしろ、takuさんには 言いたい事が二つや三つ… なんてね^^;

白夜行版「ソラノウタ」って 面白いとこに目をつけられたなぁ…と思いました。

私は ちと違う事を考えたんですが、takuさんに冷たくされたんで こっそり考察し直している最中でした。^^;

またのコメントをお待ちしております^^

ブタネコさん、返答ありがとうございます。 
 「現時点では」ということなんですね、読解力無さ過ぎ、反省

番宣的でキレイすぎるというのは、確かにそうかもしれません、どっかで二人はこうあって欲しいみたいな気持ちがあるからなのかも・・・                      

ところで、病室での笑みで、思ったんですが、笹垣はどの時点で二人はつながっているとおもったんでしょうか?亮と雪穂のそれぞれの笑みをみたからなんでしょうか?だとすれば笹垣は二人の笑みをどう受け取ったんでしょう?笹垣の表情を見る限り病室での笑みを見て確証に近い疑惑を持ったように思うのですが・・・

まあ、ブタネコさんのいうように、 今後のストーリーの中で色んなことが見えてくる気がするので、楽しみにみていきたいと思います。         

★ K さん

「笑い」について 現時点で思ってることをまとめて

http://buta-neko.com/blog/archives/2006/03/post_681.html

という記事の中に放り込んでみましたので どうぞ^^

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。