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2006年02月17日

● 白夜行 第6話


白夜行 第6話を観た。



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「くわ~っ、さすが森下…」


今回、とうとう唸った。^^;


原作に対しての 原作者である東野圭吾が読者に委ね、あえて記述しなかった部分の解釈において 私の個人的解釈の中で いくつか違和感を抱いていたり、うまく辻褄を合わせ切れずにいた部分がいくつかある。


たとえば、何故、亮司が親父を殺したのか?という そもそもの根本部分において「大好きな女の子を汚されたから…」という様な解釈がある。


それに対して、雪穂の母親が殺される場面においては 原作では雪穂が殺したのか? それともお膳立てだけは雪穂で、雪穂のアリバイ工作をしている間に亮司が行ったのか? そこのところは明確では無い。


どこから 雪穂と亮司が共謀してたのか? この部分の解釈は十人十色にもなり得るわけだ。


同様に松浦も 原作では 突然、亮司が経営していたパソコンショップに現れ、海賊版マリオの摘発騒ぎの最中に姿を消す。

(記述では 暗に亮司が殺して埋めたと受け止められる記述がサラリとある)


森下流の解釈では 松浦は亮司の父親の死後、暗に亮司が犯人である事をネタに亮司をコントロールしていた…という悪の部分と 亮司にとって、兄や親の代わりとも言うべき保護者的存在として描き、


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二人とも 同じ様な構図で、同じハサミという凶器で亮司に刺し殺される。


しかも…


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(昔の写真のネガを持って現れた亮司の服の胸の血痕から 亮司が松浦を殺したと悟る雪穂)

「俺も雪穂も 何も縛られないで…」


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「何で そんな事したのよ!!」


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「ねぇ? なんで?」


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「ダニみたいな奴だったんだよ」


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「だから、これで終わったんだよ…

 パチもんだったんだよ、だから、これで良かったんだよ」


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「みんながいなくなれば良いって思ってたんだよ

 だから、これで良かったんだよ

 だから… 俺… 殺す…」


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「殺ろうと思ってたら、ヤッちゃうんだもんなぁ」」


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「アタシだって あんな男、死ねば良いと思ってた」


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「だから…」


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「ヤッたのは アタシだよ」


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「ねぇ、リョウ? 考えたんだけどさ…」


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「アタシだって、偽造は出来ないんだけど

 金くらい いくらでもふんだくってこれると思うんだよ」

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「強姦は出来ないけど、リョウが好きな女の

 男(彼氏)を寝取るぐらいは出来ると思うんだよ」


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「アタシ、わりと頼りになると思うんだけど どうかな?」


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「おかえしにさぁ…

 リョウを もう一度、太陽の下に戻してあげるからさ…

 そういうのは どうかな?」


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アナタは俺の太陽だった。

白夜に浮かぶ太陽だった。


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俺の…、たった、ひとつの救いだった。

「大丈夫だよ、リョウ」




このシーンの


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「ヤッたのは アタシだよ」


これ、ここで持ってくるのか… > 森下 orz


やられたよ。^^;


最終的には 両方の殺人を同じ様に 雪穂に「アナタが殺らなきゃ 私がヤッてた」と包ませる。


なるほどなぁ…^^


第五話における

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「騙される方がバカなのよ」


というシーンと 第1話の

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「触らないで!!気持ち悪いんだよリョウ君、二度と近寄らないで!!」


という「亮司を傷つけて自分から遠ざけようとする雪穂」のオマージュと対極的なものである。


前者が『相手を想うがゆえに 相手の罪を引き受ける行為』に対して、後者は『相手を想うがゆえに別れようとする行為』とでも言うのだろうか…


だから、1話の時点では 第1話の2時間という放送時間の中に、この対極的なシーンが二つある事で ともすれば、雪穂という女の子の人物像がハッキリと解釈できない、下手すると誤解してしまう事にもなる。


これは、森下流の脚本の凄い部分でもあり、ともすれば欠点とも成りかねない部分を如実に表すパターンだと思う。


例えば、TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」の第3話に まず、



というサク祖父のシーンがあり、一番最初に このシーンを観た時は「良いシーンだ」とは思っても それで泣くまでは至らない。


しかし、このシーンがボディ・ブローの様に利く為、その後の

これで、ズドンとヤラれる。^^


そして、この延長線が



となり、やがて



10話のこのシーンで爆沈する。


ただ、この一連の仕掛けを見誤ると 最初のサク祖父、そして、菩薩抱っこのシーンに違和感が生じ、そこで、物語全体がつまらなく感じた…という人を数人知っている。


だから、森下脚本の「欠点とも成りかねない部分」と 上で述べたのだが、でもね、私が森下脚本を高く評価するのは 一番最初に見た時の感想で…じゃない。


全編を1回、見終わって 再度、2回目を見た時に 1回目では泣かなかったサク祖父のシーンで もう、涙腺が決壊するところなのである。


だから、この「白夜行」に関して 第1話から4話まで 私が具体的にシーンを個別に語りたくなかったのは、この「白夜行」でも きっと、森下なら仕掛けてくれるはず…と期待したからであり、それについて野暮な妄想を膨らませたく無かったからだ。


ゆえに、ちと変な言い方をすれば 4話までは仕込みの部分で、前回の5話あたりから いよいよ、その仕込んだ地雷を発火させはじめた…と感じたから 前回5話の感想でも述べたように嬉しくなり、今後に期待が大となった。


で、その手始めの第6話で この「ヤッたのは アタシだよ」なのだとすれば まさに、お見事と言う他無い。


TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」が どうしても頭から離れない人には


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「大丈夫だよ、リョウ」


というシーンで


「大丈夫だよ サクちゃん」


「夜は必ず明けるんだよ」


というシーンを思い出し、


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この画と



これがカブったりするのであろう…。^^;


そして、そういうところから「白夜行」に対して違和感を覚えるのかもしれない。


私も、正直言って、そういう違和感が生じないと言えば嘘になるが、そこで分別がきかないと「白夜行」は 全く楽しめないものとなる。


けどね、今夜の第6話は 実は、どうやら北海道地区だけ スペシャル・バージョンだったようで…


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雪穂が短大から帰ろうとする時…


御丁寧にも「HBC気象情報」というテロップ。


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すると、画面には松浦が現れ…


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雪穂も まさに「暴風雪」警報^^; って オイ!! orz


しかも、警報は一度では無く…


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松浦の元に 亮司母が乗り込んだ途端に 今度は


「HBC気象速報」というテロップ。


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亮司母を襲う松浦


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突然、乱入する古賀


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まさに、「暴風雪」…って オイ!! orz


このスペシャル・バージョンのおかげで 「セカチュー」どころじゃ無かったよ
(ToT)


ちなみに、第6話での個人的 綾瀬はるかのベストショットは

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松浦が去った後に見せた「妖しい笑み」と


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ラストの「計算された笑顔」




最後に きっと、今後の伏線なんだろうなぁ…と思ったところをメモしておくと


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「壊れたサングラス」

この壊れたサングラスの アップ・ショットは 前半と後半に1回ずつ、計2回ありました。^^;


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「養命酒に睡眠薬を入れる実験」

これは、雪穂が養母を眠らせて その間に あんな事や こんな事をしようとした…と、今回限りの様にも見えるけど 前回の第4話に

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というシーンが あまりにもさりげなく埋め込まれているのが 今後への伏線の様に感じる。^^


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これは、あえて何も言いますまい…^^;


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篠塚から睡眠薬を貰う為に会っていたシーンの最後の 雪穂の表情が妙に気になります。

原作とは違う 篠塚への展開がありそうな悪寒^^;




そして、今回 ふと想い描いた妄想は

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まさか、「最終話で亮司を古賀妻が刺すんじゃないよな?」という 一抹の悪寒^^;

(外れたら、蔑んでください私の事を…^^;)




それにしても…


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この「白夜行」から 綾瀬はるかの「C」が気になるショットが増えた様な気がします。^^;


今年の着眼点は「S」のはずなのに…



お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

第6話。。。ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・

最後の計算尽くされた笑顔。。。落ちるね誰でも。。。(゚∀゚ )\(-.-メ) バキッ

回を重ねる毎に凄みを増すはるか姫。。。( ・∀・)イイ!初期代表作の(゚∀゚)神のヨカーン

すみません。おしえて下さい。
YCとかCとかSって何ですか?。
2○ゃん用語集にはないし、、、。

★ ピエピエ さん

>最後の計算尽くされた笑顔。。。落ちるね誰でも

ええ、私はおちました。^^


★ トム さん

「C」は たぶん「カップ」 「S」は たぶん「尻」だと思われます。

「YC」に関しては 実は私にも判りません。^^;

できれば、皆を代表して

http://gudaguda.no-blog.jp/part2/

ここの管理人さんに 聞いてきて頂けませんか?

とりあえず、私は「知ってるフリ」しておりますので…^^;


なるほど。
きっとそうなんですね。
YCはYOKO CUPとか YOKO CHICHI と思っときます。
すっきり。

★ トム さん

御願いです。

kuma6663さんに 聞いてみて下さいませんか?(懇願)

3日前より、takuって人と 密かに「YC」って何?って 二人で悩み続けてきたんです。

だから、kuma6663さんに お尋ねになる際には「takuってアホに聞いて来いって言われた」と言って下さって構いませんので…(必死)

そういえば世界の~のEDのオリンピック柔道のテロップを思い出しますた。
渡部さんがいなくなると武田さんしか濃いキャラいなくなりますね。ちょっとバランスが。。。
柏原さんが違った意味でR&Yの脅威にならんとバランスが悪そうです。

★ やじ さん

私には 西田さんがいますから OKです。^^

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。