● ブタネコの「後遺症的妄想」特別篇
本編にも特別編がある以上、私も特別編を述べねばなるまい…
とは言え、別段 深い思惑があるわけでは無く、キャプを用意しながらも今までに使用していない 二つのシーンについて、せっかくだから使用しておこうと思っただけなのだが。^^;
【筆者注】
以下の文章は、北国で暇を持て余してるアホなオッサンの脳内妄想であり、
実在するTVドラマや そのファンを刺激する目的は全くありません。
ゆえに、読後 不快感に襲われたとしても それはアナタの気のせいです。
間違って、筆者宛に抗議のメールやコメントを寄越さないように御注意願います。
<< 以下、本文 >>-------------------
「結婚写真ですか? お嬢さんとウチのの?」
「もちろん、カタチだけです。」
「あのう?…」
「物凄く、身勝手な御願いだという事は判ってます。」
「ウチの娘は もう長くはないかもしれません」
「もしも、私が朔太郎君の親だったら
そんな写真は撮るなと言います。」
「遺された時に、辛くなる事の方が多い気がします。」
「そうですかねぇ?」
「きっと…、こんな風に幸せになりたいって思うんじゃないですかね」
「人間は欲の深い生き物ですから」
「撮ってやりましょう 結婚写真」
ドラマでは以上の様なシーンなのだが…
【筆者注】
以下の文章に登場する「教授」とは 私の友人である二代目開業医と同様 このブログの他の記事で「アキバ系研究員を束ねる某国立大学教授」と呼ばれている人物です。
教授「オマエ、俺達に内緒でブログなんか書いてるんだって?」
私「うん、カタチだけね。」
教授「俺達友人の話をブログでネタにしてるんだって?」
私「う~ん そういう解釈も出来るかなぁ…」
教授「そのブログの存在知ってるの 俺と二代目開業医の二人だけ?」
私「そうだよ」
教授「オマエの嫁は?」
私「その質問には ノー・コメント」
教授「そっか…」
教授「聞いた俺が悪かった。」
教授「ところでさぁ、二代目が自慢してたぜ…」
私「何を?」
教授「ブタネコに ブログに書かれちゃった…って」
私「あの野郎、絶対 本名や病院名は書くなよ…って
俺には 文句言ってきやがったのに…」
教授「いや、俺には自慢してた。
たぶん、あいつの事だから いろんなところで言いふらしてるハズ
特に、愛人1号や2号には…」
教授「いいよなぁ… 今度は俺もブログで使ってくれよぉ…」
教授「ちょっとでいいからさ」
私「すまん、あのシリーズ終わったんだ…」
さて、特別編の最後として 今まで、散々茶化してしまったTV版「世界の中心で愛をさけぶ」に対し、言い訳を込めて 個人的に最も胸に響くシーンと その意味について触れて今回の「後遺症的妄想」の幕を締めたいと思う。^^
「持って行こうとも思ったんだが、顔一つ見せない人間に
わざわざ、お受け取り頂く義理も無いかなと思ってね…」
「まだ、独りらしいなぁ?」
「はい」
「お父さん、お母さんが心配してらしたぞ」
「そろそろとは思ってます」
「そうか…」
「はい」
「もう忘れたか、亜紀の事は…」
「どうなんでしょう…」
「失礼だぞ、相手の女性に…」
「…」
「きっと、これから だんだん忘れていくんでしょうね…」
「…」
「すいません」
「寂しいんだろ」
「俺も、そうだ」
「見たく無い事まで 夢で見ていたのに、見なくなってねぇ…
そのうち、思い出すのに時間がかかる様になって…
あの時は、どうだったか?って 女房に確かめる様になって…」
「でも、忘れたいのでも、忘れないのでもなくてねぇ…
人間は忘れていくんだよ」
「生きていくために」
「まぁ、そんな事は お医者様に説教してもなぁ…」
「よく、頑張ったなぁ… サク」
「生死を扱う仕事は、辛かっただろ?…」
「…」
「もう、じゅうぶんだ」
「…」
「ありがとう」
ドラマでは以上の様なシーンなのだが…
【筆者注】
以下の文章に登場する「親父さん」とは このブログの他の記事を読んでおられる方々は御存じと思いますが、私や嫁と同級生で 若くして白血病で亡くなった”亡き友”の親父さんの事です。
親父さん「どうだ? 嫁さんや娘さんと息災かい?」
私「ええ、なんとか…」
親父さん「そうか… そりゃ良かった。」
私「いえ…」
親父さん「君のとこの夫婦を見てると やっぱり、ウチの娘が生きてたら
こんな風なんだろうなぁ…って ついつい思うねぇ…」
私「いや、”亡き友”と ウチの嫁は性格が全然、違うから…^^;」
親父さん「君達のおかげで、長生き出来た様なもんだ 私は」
私「どういう意味ですか?」
親父さん「俺はね、俺の娘が死んだ時
”この先、何を楽しみに生きてけば良いのかなぁ?”
そう思ってねぇ… 何もする気が失せちゃって…
ウチの女房は私以上に そう思っちゃったから、
結局、”違う世界”に逃避しちゃったしね」
親父さん「でもな、君や君の奥さん見てて ふと、思ったんだ」
私「?」
親父さん「もし、”あの世”ってのがあって、私が死んだ時に
そこで、また娘に再会出来るのだとしたら、その時に
”オマエ(亡き友)が死んだ後、こんな事や、あんな事があったんだ…”
って、沢山、話をして過ごしたいなぁ…って。
私「…」
親父さん「その為には、少しでも長生きして
お土産話を増やさなきゃ… そう思ったんだ」
私「面白い考え方ですね」
親父さん「そうかい?」
私「はい。
だって、僕や嫁や”亡き友”を知る仲間達は 神や宗教なんて
”クソ喰らえ”だと思ってますから…」
親父さん「俺だって、そうだ^^」
私「…」
親父さん「でもな、”また逢える…”
そうでも思ってないと生きる意味が無かったんだよな…」
親父さん「そうじゃ無きゃ、とっくにクタバった方が良いとさえ思ったさ」
私「…」
親父さん「でも、”また逢えるかもしれない”そう思ったらさ
再会の時に 娘に対して恥ずかしい思いをしたくないからね」
私「…」
親父さん「で、今日まで生きてきたわけだが…」
私「…」
親父さん「どうも、このところ身体にガタが出始めてね」
私「大丈夫ですか?」
親父さん「いや、もう そろそろ本当に娘に逢いたくなったしな…
だから、潮時としては調度良いとさえ思ってる」
私「…」
親父さん「ありがとうな」
私「?」
親父さん「ホントに ありがとう
いつ、最後になるか判らんから 今のウチに言っておく^^」
一昨年の初夏、こんな感じで”亡き友”の親父さんと話したのが、私が親父さんと会った最後の会話です。
親父さんは その数ヶ月後にポックリと旅立ちましたから。
だから、最後の最後で このシーン見るのが辛いんです。^^;


