● 白夜行 3話目までの雑感
TV版「白夜行」の3話を見終わり、物語全体の導入部及び 雪穂と亮司の高校時代…が終わり、4話目から大学時代、そして その後…へと至るのだろうなと思うのと 拙記事『白夜行 第3話』に対して頂戴した二つのコメントを拝読し、まとめたレスが長文化したのと、良い機会かもしれないと思うので、記事として述べたいと思う。
まずは、「goboten」さんのコメント
白夜行、面白いです。
でも涙は、今のところ全く出ません。
元々そんなドラマではないのかもしれませんが(原作は、あえて読んでませんが)
それと教会のシーンを観ていて、
「このシーンは、ブタネコさんが、絶対何か言うだろうな」
と思いましたw
(私も宗教は信じてないので、ブタネコさんと同意見ですw)
ただこのドラマを観ていて、言いたいことがあります。
綾瀬はるかは、ミスキャストだと。
はるかちゃんファンの方、怒らないでください。
私は、綾瀬はるかファンです・・・正確に言うと
綾瀬はるか演じる廣瀬亜紀ファンですが。
ファンなのに何故ミスキャストという暴言を吐くのかというと、それは福田麻由子の演技が凄すぎたから。
彼女の演技は、まるで天使と悪魔が同居しているかのような凄い演技だと思いました。
確かに、はるかちゃんも、切れた演技をしてますが、どれだけ切れても、天使にしか見えないのです。
(やっぱり廣瀬亜紀のインパクトが強すぎるのかも)
だから福田麻由子の雪穂から、綾瀬はるかの雪穂には繋がらないのです。
はるかちゃんファンの皆さんゴメンナサイ
これは、あくまで私の私見ですから。
言い訳みたいですが、それでも私は、綾瀬はるかが大好きですw
それに対して 私は
★ goboten さん
>涙は、今のところ全く出ません。
私も ジワッとしたとこは1箇所だけありましたが、泣いてません^^;
当初より(原作を読んじゃってるせいもあり)、「白夜行」で泣かせて貰えるとは 実は、あまり期待していないので 泣けないからと言って それで評価を変える気もありません。^^;
教会のシーンは 御賢察の通り、雪穂が「あ~スッキリした」という台詞の通り、私もスッキリさせて貰えて、おそらく 好きなシーンのひとつとして記憶に残ると思います。^^
>綾瀬はるかは、ミスキャストだと。
実に清々しい御意見だと思います。^^
(けっして嫌味とか皮肉じゃないです)
私も喉元まで出かかって 無理矢理飲み込んでいる意見でもありますから^^
gobotenさんも そうでしょうけど、綾瀬はるかの演技に関してケチをつける気はサラサラ無いのです。
私の場合は 福田麻由子の演技も認めた上で それと綾瀬はるかを比較したり、関連づけたりで判断するものでもありません。
同時に、教会のシーンでは「廣瀬亜紀が乗り移ったか?」なんて記事で書きましたけど、「世界の…」との比較や関連づけも考慮しません。
あくまでも 綾瀬はるかという女優が持つ雰囲気の中に「優しさ」が滲んでしまい、それが雪穂のイメージと 微妙にズレてしまう様に見える時があるからなのです。
誰にも得手・不得手があり、個性や雰囲気がありますから、女優としての幅を考えれば 優しい女の子も、冷酷な女性も 個別に演じ分けられれば それに越した事は無いけれど、必ずしも それを身につける必要があるのか?というのも疑問に思う時があるのです。
で、現時点までの綾瀬はるかの演技にケチをつけたい部分はありません。
だけれども…という事を思ってしまう時 それはキャスティングの整合性を問うしか無くなるわけで gobotenさんの御意見も一理…と思うところです。
なんでもかんでも褒めちぎって 素敵、可愛いい、上手い…と言うことが 時に褒め殺しに繋がると理解出来ずにいる輩の能書きなんかよりも 余程、実があり、愛情有る御意見だと私は思いますよ。^^
(と言っても これだけで、すぐ、批判された… あの野郎、許せねぇ…とか言うアホが多いので あえて、私は飲み込んできたんですけどね^^;)
と、レスをした。
で、「ほい」さんから
はじめまして
ほいと申します。
いつも楽しくブログの方、拝見させていただいております。
私は、女優綾瀬はるかの大ファンです。
また、白夜行の原作も、一度ですが読んだことがあります。
その上でのドラマ白夜行の感想を述べさせて頂きます。
まず、綾瀬はるかさんを雪穂にキャスティングした事については、全然ミスキャストだとは思いません。
確かに彼女の持つ雰囲気の中に やさしさが潜んでいて、それが見え隠れするというのは同意見ですが、それ以上に彼女の中に感じる危うさ、はかなさ、母性などが、今のドラマ版白夜行にぴったりくるからです。
このドラマは、山田&綾瀬のキャスティングを前提に すべて作られているので、当然かもしれませんが、逆にその製作者からの要望に、彼女は、現時点までは、きっちり答えていると思います。
また、福田麻由子さんとの演技の比較については、それぞれの持つ個性(造形、雰囲気)が違いすぎるため、私にとっては比較対象になりませんし、比較する気もありません。
ドラマの作品としては、二人で一人の雪穂だと思っていますので、1話と2話以降をうまくつなげていると感じています。
ですが、やはり原作ファンの方の中には、
原作の思いや、福田麻由子さんのイメージが原作に近かった事から、それに比較して、綾瀬さんの事をどうのと言う意見があるのは寂しいです。
(ちなみに、goboten さんのことではありません。 意見の中にはるかさんへの思いやりを感じます。うれしいです。)
私としては、原作とドラマは、既に別物となっていますので、今後もドラマ版白夜行の行方を最後まで見守りたいと考えています。
長文になり、また変な書き込みになってしまいました。
お許しください。
というコメントを頂戴した。
で、ほいさんに対するレスポンスも含めて 現時点での雑感をまとめてみたのが以下である。
<< 以下、本文 >>-------------
>まず、綾瀬はるかさんを雪穂にキャスティングした事については、全然ミスキャストだとは思いません。
ええ、それも一理で、当然の御意見だと思います。^^
殊に、
このドラマは、山田&綾瀬のキャスティングを前提に すべて作られているので、当然かもしれませんが、逆にその製作者からの要望に、彼女は、現時点までは、きっちり答えていると思います。
そう、まさにその点がポイントな訳で TV版「白夜行」について 様々な感想がある中で、私としては そのポイントをおさえての発言か否かで 聞く耳を持つか、持たないかを決める部分とも言えます。^^
これは「白夜行」に限らず 原作のあるドラマ、殊に原作に熱狂的とも言えるファンのいるドラマでは 必ず、おさえておかなければいけないポイントなんだけど、その点に気づかぬ発言は ともすれば、いろんな意味での単なる感情論に過ぎなくなるからです。
だから、ほいさんの様に ポイントをおさえた上での御意見には一理あると考えます^^
で、思うに、当初 原作ファンの方々は ほいさん御指摘の 綾瀬はるかの持つ魅力の一部分である「はかなさ」や「母性」などが 原作の雪穂とは違う…と感じたから拒絶反応が出たんじゃないか?と思ったりもします。
正直言って、その部分について 私も若干ながら危惧する気持ちがありましたから、私は映像を見るまでは…と 事前に「はるかチャ~ン、ヒャッホイ^^」みたいなノリにはついていく気が無いと申し上げ続けておりました。^^
ここで、重要な事は
このドラマは、山田&綾瀬のキャスティングを前提にすべて作られている
という部分。
ゆえに、綾瀬はるかがミスキャスト…だと 全てが崩壊する^^
そうなんです。^^;
そこが重要なんです。^^
原作は「山田&綾瀬」の為に書かれたのでは無く、原作として既に成立し評価を受けており、多くを読者に委ねる形ではあるけれど 雪穂と亮司というキャラを描いているのです。
だから、原作とTVは別物と考えるべきで、物語としてそれぞれがどうか?と論議するのはアリだとしても、原作のキャラにTVの山田&綾瀬がハマるか否か?なんて論議は不毛で意味がありません。
山田&綾瀬のキャスティングが前提に描かれているドラマを どう見て、どう感想を抱くか… そこの分別が必要なんだけど… それが出来ている人が少ないので誤解や論議が生じるのではないでしょうか?
しかも、今回は その分別を難しくさせる要因としてTV版「世界の中心で愛をさけぶ」まで 重ね合わせるようなプロデュースですから 余計に話がこんがらがる。
それが純粋に「良い作品を創る」という意味で行われているのならば なんら文句を言うところでは無いのだけど…
gobotenさんのコメントを拝読して 一理あるなと思いつつも 全面的に「そうですね」と頷けないのは
確かに、はるかちゃんも、切れた演技をしてますが、どれだけ切れても、天使にしか見えないのです。
と言う部分。
私も似たように思う時があるから否定しづらく、どうしても「世界の…」を重ねてしまうと そういう意見になるのが理解出来るだけに、それじゃダメなんだと自戒します。^^
それじゃぁ、一歩間違えると「なんでもかんでもヒャッホイ」になっちゃうので 私としては同意できないのです。
同じ様に…
ほいさんが言われた事に 一理あると思いつつ 完全に同意できないのは文章全体の文意が
『綾瀬はるかはミスキャスト』
という一点だけに ほんのちょっとだけ過剰に反応している様に感じられるからです。^^
誤解を招かないように 述べさせて頂きますが、だからと言って ほいさんを批判するつもりは全く無いのです。
私が 常々、申し上げたいのはTV版「世界の中心で愛をさけぶ」が あまりにも凄すぎたばかりに、なんでもかんでも そこに基準を求めてしまう輩が多いのは 私も含めて仕方が無いとは思うけど、それを利用されるかの如き人達には 物凄く不愉快に感じるという事がありまして…
・何故、「白夜行」なのか?
・何故、「山田&綾瀬」なのか?
・何故、「純愛」なのか?
・何故、3話目でも登場していない「濡れ場」を
1話目の放送よりも前に しつこく番宣に使ったのか?
他にも色々あるけれど、そういうプロデュースに 特に不愉快感を抱くのです。^^
ゆえに私の抱く『綾瀬はるかはミスキャスト』とは gobotenさんとは言葉としては同じでも意味が微妙に違うのです。^^;
3話目まで見た時点で言えば、純粋に「面白い」と感じて見る事が出来た…と 他の記事などでも申し上げましたし、その気持ちには偽りはありません。
しかしながら、「泣けたか?」と問われれば「泣けた」とは言いませんし、「感動したか?」と問われれば「いや、まだ その域には…」と応えます。
それは あくまでも私の場合としての個人的意見ですが プロデュ-スのあざとさが鼻について楽しめきれずにいるからです。
で、そんなプロデュースのキャスティングに関してですから「ミスキャスト」と言うgobotenさんのコメントも一理、「このドラマは、山田&綾瀬のキャスティングを前提にすべて作られている」から「ミスキャストでは無い」と言われる ほいさんの意見も一理^^と思うわけで、私としては こんな部分で議論を招くような「プロデュースが不快」となるわけで…
つまり、 あまりにも凄すぎたTV版「世界の中心で愛をさけぶ」を あざとく利用した「石○とかいうプロデューサーがミスキャスト」と言うのが真意なのです。


