● 沙粧妙子 最後の事件
「沙粧妙子 最後の事件」を語ってみる。
「沙粧妙子 最後の事件」のVTRが自室から発掘され、何気に見た。
何気に見たつもりだったのに、グイグイと引き込まれるように見続けてしまった。^^;
プラッと喫茶店に入り、ふと書棚に並んだ昔の名作漫画を読んでたら…
ついつい面白くなってしまい、コーヒーのおかわりまでして 数時間、過ごしてしまう…
そんな経験が 私には何度もある。^^;
「沙粧妙子 最後の事件」という作品も なかなか見応えのある作品だったのだ。
1990年頃だったか、『羊たちの沈黙』という映画がヒットし、その頃から「プロファイリング」とか「多重人格」とか「サイコ」とか 単純なサスペンスではなく、人間の精神構造や それが崩壊する様や、異常な心理等 そういった事象を題材にした小説やドラマが急激に増えた。
流行物、パクリ物、二番煎じ物を得意とするTVドラマの事だから この「沙粧妙子 最後の事件」の前にも いろいろとそういった傾向の作品はあったけど、成功したものは数少ない。
そんな中にあって この「沙粧妙子 最後の事件」は斬新で画期的な物になったと思えるのは この作品の数年前、豊川悦司と武田真治を主演に起用した『NIGHT HEAD』と言う作品で脚光を浴びた飯田譲治が脚本を担当し それが見事に当たったからだろう。
主演は
浅野温子
準主役として 柳葉敏郎(室井管理官の若い頃?^^;)
同じく、準主役に 佐野史郎
同時に、この作品では意外な役者達が 精神的に壊れた犯罪者を演じ、それがまた画期的だった。
特に、
升 毅
香取慎吾
国生さゆり
柏原 崇
この4人は秀逸。
他の出演者は…、
蟹江 敬三
西村 雅彦
広末 涼子
今井 雅之
反町 隆史
反町の役どころは マヌケなスケベ ^^;
国生に「今夜はイッパツ決めてやろう」と近づくが…
あっさりと一服盛られてしまい…
現場写真の死体で消える…(ToT)
まさに…
ポイズン(毒薬) 反町らしい…^^;
それから…
飯島直子
彼女は柳葉の恋人役
結婚直前の最も甘い時期…(出来ちゃった婚では無い^^;)
そして…
黒谷友香
彼女は 浅野温子の妹役である。
しかしねぇ…
黒谷友香を見れば見るほど…(以下略^^;)
さて、この物語は
警視庁のプロファイリング・チームのリーダーであり、沙粧の恋人だった梶浦(升 毅)が犯罪者達と関わるうちに心神に崩壊をきたし、猟奇犯罪者へと変貌する。
梶浦は自分自身で殺人を行うのでは無く、別人をマインドコントロールして殺人を行わせ、マインドコントロールされたものは狂気の笑みを浮かべる者へと変貌していく。
その最初が 香取演じる谷川青年。
彼は妙子の妹(黒谷友香)を誑かし、妙子に接近していく…
ってな感じで始まるのだが…
何が怖いって 主役の浅野温子も壊れかけており…
平素はこんな感じなのに…
こんな表情になり… やがては…
こんな顔が当たり前になってしまうところである。
ブタネコ的見解を申し上げれば…
この作品も 主役クラスもさることながら、脇の役者達が見事だったがゆえに、より良い作品になったと痛感できる。
特に、初期の香取、そして国生と柏原、さらに言えば 警部役の蟹江 この辺の演技が実に秀逸で 国生に至っては美貌と狂気の相乗効果みたいなものが 実に寒いものかを巧く表している。
その為か、まだ売れていない頃の反町が 呆気なく毒殺されるスケベという役柄なのは 今の反町からは想像もつかない姿でありながら、妙にハマっているのが面白かった。
おそらく今後、反町のこういう役は見られないのであろうから ある意味、レア物とも言えると思う。^^;
最期に、ほんの一瞬のチョイ役で…
六角精児
そう、彼はTV版「電車男」の
である。
ちなみに、この作品での彼の役は ネットオタクでも サイコでも無い。^^;
「沙粧妙子 最後の事件」の予告編を編集しました。(約3分)
【管理人注記】
この動画は 視聴期間が終了となりました。
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