● ブタネコの「後遺症的妄想」その10
今回は冒頭にあたり、少々 お詫びとお断りを申し上げたいと思います。
それは 今回のブタネコの「後遺症的妄想」は「世界の…」の第10話だけでは無く、第9話のイメージも 一部利用しているという事で、10話そのままのイメージではありません。
理由については どうでも良い事なので語りません。^^;
どうか、よろしくお見逃し願います。
【筆者注】
以下の文章は、北国で暇を持て余してるアホなオッサンの脳内妄想であり、実在するTVドラマや そのファンを刺激する目的は全くありません。
ゆえに、読後 不快感に襲われたとしても それはアナタの気のせいです。
間違って、筆者宛に抗議のメールやコメントを寄越さないように御注意願います。
<< 以下、本文 >>-------------------
「サクちゃん 昨日、夢を見たよ」
「電話が鳴っていて そっちの方に歩いて行くと」
「真っ青な…」
「空があるの」
「あれは きっとウルルの空だよ」
「いつか、一緒に行こうよ」
「サクちゃん… 空が見たい」
ナレーション
「何を希望と言うのだろう…」
「一度しか無い、最期なら…」
ナレーション
「何を絶望と呼ぶのだろう…」
「ワタシ…、世界で一番…」
「青い空が見たい」
ナレーション
「何を生きると言うのだろう… 何を死ぬと言うのだろう…」
ナレーション
「何を正気と、何を狂気というのか」
ナレーション
「もう、何も…」
ナレーション
「僕には 何も判らなくなった。 だけど…、亜紀が望むなら…」
ナレーション
「僕は 空を見せてやろう…」
ナレーション
「亜紀を眠らせてやろう…」
ナレーション
「世界で一番青い空を見せて」
ナレーション
「世界で一番、幸せに眠らせてやろう…」
ナレーション
「そう、思ったんだ」
--<< ここから回想シーンです >>--
「お父さん お母さん…」
「ごめんね」
「これが… 自殺なのか何なのか判りません」
「だけど…
頑固で、負けず嫌いで」
「カッコつけで、泣き虫の… 私の最期のワガママ」
「白血病で死ぬ事が 私の運命だったとしても…」
「そんなものに」
「私の」
「17年を潰されたくない」
「きっと、生きたい様に生きる為に生まれてきたから…」
「最期まで そうしたい」
「青い空を 見に… 行く。」
「ワガママで ごめんなさい」
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「これは、自殺ですか?」
「反抗期だと思います。」
「そうですね…」
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「忘れちゃった…」
「亜紀!!」
「何かあったら どうするんだよ?」
「だって… これ以上、迷惑かけられないよ」
「私、死んだらどうするの?」
「担いで戻ってくるよ」
「重いかも」
「いいよ」
「腐るかも」
「亜紀は そのままでいいんだよ」
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「思い出してた 亜紀の誕生日」
「7月2日」
「俺が生まれてきたのは 亜紀のいる世界だったんだ…って」
「待ってたの」
「私はずっと サクのいない世界で…」
「サクが生まれるのを 私は待ってたのよ」
「亜紀は たった3ヶ月とちょっとじゃない 一人だったの」
「それってズルくない? 俺、こんなのずっとだよ」
「足早いんだもん 私」
「何処、行くんだよ そんなに走って」
「あの世なんて無いって言ってたじゃない?」
「天国」
「逃げんなよ」
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「大丈夫」
「じゃ、手続きしてくる」
係員「本日のご搭乗ですね?」
「サクちゃん」
係員「気をつけて 行ってらっしゃいませ…」
「亜紀…」
「亜紀」
「大丈夫?」
「戻ろう…」
「行く」
「でも…」
「行きたいの…」
「サクちゃん 何処行けばいいの?」
「搭乗ゲート」
「歩く」
「自分で歩くの」
「行くよ」
「頑張れ」
「亜紀」
「亜紀?」
「サクちゃん…」
「やっぱり、あの世なんて… 無い。」
「天国なんて 無い。」
「もう、喋るなよ」
「ここ…」
「ここ、天国だもん。」
「好きよ、サクちゃん」
ナレーション
「僕が生きてきた中で」
ナレーション
「亜紀がいなかった日は無かった」
「助けてください」
「助けてください」
「助けてください」
--<< 回想シーン終了です >>--
「俺は… 亜紀が死ぬと知っていて連れ出した」
「もし、あのまま病院にいたら…
亜紀は もう一年は生き延びたかもしれない」
「4年、5年生き延びれば 骨髄移植を受けれたかもしれない」
「そんな未来もあったかもしれない…」
「もう、聞かないね」
「だけど、松本君が話したくなったら…」
「私、いくらでも聞くからね」
「僕の心が軽くなったぶんは…」
「きっと この小さな肩にのっている」
「僕は」
「こんな優しさを知らなかった」
「失いたくないと」
「大切にしなければいけないと思った」
ドラマでは以上の様なシーンなのだが、これが我が家の話に置き換えると…
嫁「アナタ…、私、夢を見たの」
嫁「電話が鳴った様な気がして そっちを向いたら」
嫁「真っ青な器に入った…」
「蕎麦があるの」
嫁「あれは きっと藪秀(やぶひで)の蕎麦だよ」
嫁「いつか、一緒に行こうよ」
嫁「アナタ… 蕎麦が食べたい」
ナレーション(俺の心の叫び)
「何を所望と言うのだろう…」
嫁「一日三食の病院じゃ お腹が空いて眠れないの」
ナレーション(俺の心の叫び)
「何を食べたいと言うのだろう…」
嫁「ワタシ…、札幌で一番…」
嫁「美味い蕎麦が食べたい」
ナレーション(俺の心の叫び)
「何を食べると言うのだろう… 何を頼むと言うのだろう…」
ナレーション(俺の心の叫び)
「何を昼食と、何を夕食というのか」
ナレーション(俺の心の叫び)
「もう、何も…」
ナレーション(俺の心の叫び)
「僕には 何も判らなくなった。 だけど…、嫁が望むなら…」
ナレーション(俺の心の叫び)
「僕は 蕎麦を食わせてやろう…」
ナレーション(俺の心の叫び)
「腹一杯にして眠らせてやろう…」
ナレーション(俺の心の叫び)
「札幌で一番美味い蕎麦を食わせて」
ナレーション(俺の心の叫び)
「札幌で一番、幸せに眠らせてやろう…」
ナレーション(俺の心の叫び)
「そう、思ったんだ」
--<< ここから回想シーンです >>--
ナレーション(嫁の心の叫び)
「これが… 自殺行為なのか何なのか判りません。
だけど… 頑固で、負けず嫌いで」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「カッコつけで、泣き虫の… ワガママです。」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「”腹が減っては戦が出来ぬ”と聞きました…」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「そんなんで…」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「私の」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「10月10日(”とつきとうか”と読んで下さい)の
辛抱を潰されたくない」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「きっと、産みたい様に生まれてくるはずだから…」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「産後まで 我慢出来ない」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「美味い蕎麦を 食べに… 行く。」
ナレーション(嫁の心の叫び)
「ワガママで ごめんなさい」
--<< 中 略 >>----------
嫁の父「これは、自殺行為ですか?」
医者「余程、お腹空いてたんでしょうね」
嫁の父「そうですね…^^;」
--<< 中 略 >>----------
嫁「財布、忘れちゃった…」
私「おい!!」
私「臨月なんだから 大人しく寝ててよ(ToT)」
私「何かあったら どうするんだよ?」
私「で? 俺を呼んだ理由は?」
嫁「だって… 独りじゃ出かけられないから… (財布が無いの!!)」
私「産まれそうになったらどうするの?」
嫁「担いで戻って」
私「重いじゃん」
嫁「当たり前でしょ? お腹に子供いるんだから」
私「…」
嫁「フテ腐るなよ」
私「頼むから そのまま病院にいてくれよぉ…」
--<< 中 略 >>----------
私「ねぇ?」
嫁「何よ?」
嫁「何よ 言いなさいよ」
私「もうすぐだな…って 子供の誕生」
私「10月10日(”とつきとうか”と読んで下さい)」
私「お母さんになるのって大変だなぁ…思ってさ」
嫁「待ってたの」
嫁「私は ずっと…」
嫁「アナタから その台詞を聞くのを 私は待ってたのよ」
私「(あぁ…、やっぱし… (ToT))」
私「でも、オマエは10月10日(”とつきとうか”と読んで下さい)だけじゃない?
頑張ったの」
私「それってズルくない? 俺、これからずっとだよ(稼がされるの)」
嫁「ドン臭いんだもん アナタ」
私「で、何を食べたいんだよ… そんな身重で」
私「酸っぱいモノ以外、何もいらないって言ってたじゃない?」
嫁「天ぷら」
私「なんじゃそりゃ?」
--<< 中 略 >>----------
「大丈夫」
私「じゃ、注文してくる」
店員「天丼2丁ですね?」
嫁「あのバカ…」
店員「熱いですから 気をつけて持ってらっしゃいませ…」
私「あれ?…」
私「何コケてんの?」
私「大丈夫?」
私「戻ろう…」
嫁「嫌っ!!」
私「でも…」
嫁「食べたいの…」
嫁「ねぇ、他の店に行きましょ?」
私「レストラン?」
嫁「違う」
嫁「とにかく この店じゃ無いの…」
私「どこ?」
私「何食べたいの?」
私「おい?」
嫁「お腹空いた…」
私「この店で良いじゃん」
嫁「メニュー見なよ…」
嫁「やっぱり、”鴨せいろ”なんて… 無い。」
嫁「”天蕎麦”なんて 無い。」
私「だって、天ぷら…」
嫁「ここ…」
嫁「ここ、天丼屋だもん。」
嫁「蕎麦よ、アナタ 私が食べたいのは…」
ナレーション
「僕が生きてきた中で」
ナレーション
「この日ほど疲れた一日は無かった」
「勘弁してください」
「許してください」
「(聞こえないように)勘定払ってください」
--<< 回想シーン終了です >>--
私「俺は… 嫁がオマエ(娘)を産みそうだと知っていて連れ出された」
娘「…」
私「もし、あのまま病院にいたら…
嫁は 普通に出産したかもしれない」
娘「…」
私「4・5日待てば 普通に蕎麦なんか いくらでも食べれたし…」
私「爺さん達から怒られずに済んだかもしれない…」
娘「もう、聞きたくない」
娘「自分の産まれる時に そんな悲しい話があったなんて…」
娘「頼まれても、聞きたくない!!」
私「僕の気が軽くなったぶんは…」
私「きっと この娘の気が重くなったはず…」
私「怒るなよ…」
娘「気安く触るな エロ親父!!」
私「(ToT)」
以上です。


