● 刑事物語
東野圭吾が書いた「白夜行」がドラマ化され、主演に「山田孝之」と「綾瀬はるか」が出演するという…
そのドラマのキャストを見ていて ふと、目が止まる。
老刑事 笹垣---- 武田鉄矢
映像を見てないので そのキャスティングに どうこう言うのは止めておく。
今回は そんな話をしたいのではなく、「刑事」と「武田鉄矢」という二つのキーワードで 私の記憶から引き出されるのは
『刑事物語』という映画シリーズである。(第1作は1982年)
武田鉄矢が片山と言う名の刑事に扮し、事件を解決していくわけだが、設定としては 当初、博多の刑事だったが 売春の摘発にミスを犯し、静岡の沼津に転勤となる。
(実際の警察に そんな転勤があるか?という ツッコミは不可^^)
片山は「蟷螂拳」(だったと思う^^;)という拳法の達人で 普段は気弱だが、いったん暴れ始めると加減を忘れ やり過ぎてしまい、それがいつも問題となる。
今回、記事にまとめようと思い書庫のビデオを探したのだが、何故か2作目と3作目しか見つからず、ゆえに第1作目は拙い記憶を頼りに述べるが…
その後、第5作目までシリーズ化されるキッカケとなっただけあって この第1作は とても良い物語だった。
売春摘発で出会った聾唖者の女の子を引き取り、それが原因で事件に巻き込まれ その女の子もやがて…(以下、意識的に略)
エンディングに流れてくる 吉田拓郎の「唇をかみしめて」
「ええ加減な奴じゃけん ほっといてくれんさい
アンタと一緒に泣きとうはありません
何処へ行くんね? なにか ええ事あったんね?♪」
が流れると、グッと胸を締め付けられる様な情感が沸く。
特に 第1作は ほんのワンシーンだが、高倉健が出演し、そのおかげもあってか 特にせつないのだ。
(おそらく、この時の高倉健の設定には 高倉健が「駅」という映画で「三上」という刑事を演じたことを利用していると思われ、それが また実に良い)
さて、第1作で 沼津を追い出された片山は
2作目「りんごの詩」で
青森県弘前市に赴任する。
そこで片山は ある事件の捜査の関連で
一人の女性(園みどり)に恋をする。
その女性は その後…(以下、意識的に略^^;)
この作品では 我が故郷、札幌も舞台となっており
(青函連絡船…(ToT))
(札幌駅… 現在は建て替わりました(ToT))
(藻岩山山頂…)
昔の懐かしい風景を見る事が出来、それは風景だけに限らず 人物も…
三浦洋一
金子信雄
(タモリ… あ、この人は まだ生きてます^^;)
(生きてるのか、死んでるのか 時々、判らなくなる 岸部シロー^^; )
私としては個人的に
大好きな酒井和歌子が観れて嬉しい。^^
さて、片山は3作目では 青森から長崎に飛ばされ…
「潮騒の詩」となる。
これまた、いい景色である。^^
ここでも片山は干され続けており、誰もやりたがらない仕事に回されたばかりに 民宿の母娘と知り合い、事件に巻き込まれる。
この時、娘役に抜擢されたのが デビュー間もない
沢口靖子で、「あ、そっか…」とさらに思い出したのは 沢口靖子は「東宝シンデレラ」の第1回の優勝者、最近 私がお気に入りの「長澤まさみ」の先輩にあたる。^^;
で、この3作目を今回 実に久しぶりに再見したのだが…
沢口さん 今と演技が全くと言って良いほど変わってません。^^;
とても新鮮です。(今でも^^;)
で、この作品にも 懐かしい人が登場してました。
ハナ肇氏である。(時節柄、銅像では無い^^;)
私が 大好きな横溝映画の
御約束の粉吹き警部に対抗したかのシーン
ゴジラ並の粉吹き、見事です。^^
ついでに記しておくと、この「刑事物語」のウリの一つは 武田鉄矢のアクションシーンであったらしい。
(第2作「りんごの詩」より)
(第2作「潮騒の詩」より)
衣紋掛け(ハンガー)や フラフープなどを ヌンチャクの様に振り回した拳法を使い、まさか、日本のジャッキー・チェンを目指していたのか?と 疑わんばかりの奮闘を見せるが、この映画は 決して、アクション映画に分類される事は無いだろう。
さてさて…、間違っても「白夜行」の笹垣刑事が この片山刑事の様なキャラでは無いと思いつつ、語ってみた事を どうかお許し頂きたい。^^;
