● セント・エルモス・ファイアー
すっかり忘れていた映画なんだけど…
先日、このブログの中の『獄門島』という記事にトラックバックを頂戴した『君と僕の無限空間』さんを 拝読していて『セント・エルモス・ファイアー』という記事に目が止まった。
この映画、実は知る人ぞ知る…という名画だと私は思っている。
1985年に封切られた時は B級作品扱いで 出演者も若手の その時点ではあまり有名では無かった若い役者達である。
だから、映画好きの人か その当時、ちょうど年頃のカップル(死語だそうで^^;)がデ-トで観に行くには 手頃な映画… そんな軽い扱われ方だった。
御多分に漏れず、私も嫁と まだ幼かった娘を両親に預けて、
「たまには二人で出かけるか…」
と言った感じで たまたま、フラッと入って観たのが この映画だったわけだが…
いや、泣けたね…(当時は) 特にラストの音楽が盛り上がるところは ホント、泣けたよ。
普段だったら、映画館でポロポロ泣いてたら 嫁が呆れた顔するんだけど、この時ばかりは 横で嫁も泣いてたもんね^^;
だから、もの凄く 記憶に残る1本なのだが…
その当時、無名に近かった若手役者達だったが 実は
「ロブ・ロウ」
「エミリオ・エステベス」
「デミ・ムーア」
「アンドリュー・マッカーシー」
「アリー・シーディー」
「アンディ・マクダウエル」達だった…と言えば 今、30代後半から40代の洋画ファンであれば 誰もが記憶に残る役者達のはずである。
また、「デビッド・フォスター」が手がけた音楽は おそらく その曲を聴けば 誰もが何かの機会に聴いて知ってる曲と言って間違い無いと思う。
この作品を知らない人には 是非、観て貰いたい映画なので内容のネタバレは あえてしたくないが…
ジャンルは青春モノで、
大学の同窓生の男女7人が 卒業後、社会人として現実に直面し、悩み、助け合う物語。
タイトルの「セント・エルモス・ファイアー」とは 伝説上の話から由来する
「荒海で迷った船乗りを導いている灯り…」
という意味で、日本風に言えば「不知火」の様なものだが、微妙に違うのは 日本の場合は「亡霊が生者を取り込もうと誘うもの」なのに対し、欧米では「海神(精霊?)が救いの手を差し伸べるもの」なのだそうだ。
つまり、ここでは「社会の荒波に彷徨う若者を導く…」という意なのだろう。
ちなみに、上の画は この映画に登場する若者達が学生時代に屯って居たバーで、
店の名がタイトルと同じなのである。
さて、全く関係の無い話に聞こえるかもしれないが、私が 野島伸司と北川悦吏子を嫌う理由のひとつが この映画を観ると御理解頂けると思う。
(上の画を見ただけで あれ?ってのがあるでしょ?^^;)
野島の場合はフジ系『愛という名のもとに』
(出演:鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介など)
北川悦吏子の場合はフジ系『あすなろ白書』
(出演:石田ひかり、筒井道隆、鈴木杏樹、木村拓哉など)
この二つのドラマは 重要なプロットの部分を「セント・エルモス・ファイアー」からパクったと 私は確信してるからである。
(但し、『あすなろ白書』は柴門ふみの漫画が原作なのだが、原作に無いドラマでの重要部分こそが パクリだと私は言いたい。)


