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2005年12月19日

● 逃亡者 木島丈一郎(その2)


「交渉人 真下正義」のDVDを購入した。



・スタンダード・エディション(PCBC.50877) :4,725円

・プレミアム・エディション(PCBC.50876) :12,075円


最近、映画やドラマのDVD化の際に 上記のように廉価版と限定版の様にタイプ分けして販売される事が多く、限定版には それなりの特典がつくのが当たり前となっている。


私も、これまで いろんなDVDの限定版を購入してきたが その特典で


「高い方を買って良かった…」


と、心の底から嬉しかったのは


「サクとアキのカセット」と「絵本:ソラノウタ」がついてきた
TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」


「We Stand Alone Together」がついてきた
「バンド・オブ・ブラザース」のDVD-BOX


だったが、今回 それにもうひとつ加わったのが「交渉人 真下正義」のプレミアム・エディションである。


なぜなら、それに「逃亡者 木島丈一郎」のDVD版が特典ディスクで付加されてきたからだ。


これは、物凄く嬉しい。


注文したときは「プレミアム・エディション」の内容 特にDISK4の内容は「お楽しみ」とされて秘密になっていた。


それが、発売間際に「逃亡者 木島丈一郎」の放送、その映像が特典… これは、本当に嬉しいサプライズだった。


で、本来は


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「交渉人 真下正義」から語るべきとは思いつつ、物語の時系列を考慮すれば、先に


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「逃亡者 木島丈一郎」を あらためて語りたいと思うに至る。




さて、いつのまにかスピンオフなる言葉が定着しつつあるようだが…


ひとつの面白い物語があり、それが多くのファンに支持されると どうしても続編の制作を要望されるものである。


元々はTV版だったのが、映画版となったり、その逆もある。


ただ、大抵の場合 続編は本編を凌駕する事が出来ず、ヘタをすると せっかく面白かった本編のイメージを台無しにしてしまい、「観なけりゃ良かった…」と思わされる事が多い。


私の場合だと 最近の例で言えば「バトルロワイアル」が、それにあたる。


また、制作者側が どちらかというと作品のクォリティよりも単なる金儲けの色合いで続編を制作する事もあり、パート2,パート3となる毎に 作品のクォリテイは劣化し、それを補うかの如く 既に死んだはずにキャラクターが 訳の判らない理由で生き返って登場し もう、ストーリーがグチャグチャとなってしまうものも多い。


私の記憶にある例で言えば「宇宙戦艦ヤマト」のシリーズなんかが それにあたる。


ただし、前例としては希だが 本編からサイド・ストーリーとして派生した作品で 本編とは別に 良い出来の物語に出会う事もある。


私の記憶で言えば「銀河英雄伝説」の外伝シリーズだったり、「機動戦士ガンダム」の「ポケットの中の戦争」や「スターダスト・メモリー」が それにあたる。


「踊る大捜査線」の場合は 本編終了後、わりと早い時期にSP版として 


「踊る大捜査線番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」


というタイトルで 内田有紀が主演した作品があり、これはこれで とても面白かったから、こういうふくらみ方も楽しいと期待している部分はあった。


で、「交渉人 真下正義」の登場となるわけだが、それに関する感想は あらためて別記事にするとして、その作品内ではじめて


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「メリ~ クリスマスだ バカヤロウ!!」


と、登場した 木島警視は ハッキリ言って 主役の真下を食いちぎったと言って良い。


それほど、私のハートをギュッと鷲掴んだキャラだっただけに、それを主役とするドラマの制作は実に嬉しい限りである。


また、「交渉人 真下正義」に関しては いろんな人がいろんなサイトやブログで述べられているのを拝読すると いくつかの共通な不満点というか問題点があり、それがゆえに


「面白くない」


という評価になっている事が多い。


私は 個人的に「名作だ」とは言えないまでも それなりに「面白い」作品だったと感じており、今回「逃亡者 木島丈一郎」を観る事によって完全では無いが 「交渉人 真下正義」に対する不満のいくつかが解消された気持ちになれた。


個人的意見だが、私が「踊る~」シリーズを「お気に入り」な理由には 制作者が、制作の際に楽しんで遊び心を持ち込んでいるところにある。


それは「踊る」フリーク達からは「リンク・ネタ」と呼ばれている、以前の作品との 無意味に近い共通部分にあり、これは 後付の伏線とでも言うべき手法である。


例えば、


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「逃亡者 木島丈一郎」の冒頭のシーンにある(見難くててスマン^^;) このシーンの車は


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「交渉人 真下正義」に出てくる この車である。


また、


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「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ」にて登場した 吸血鬼(?)の被害者が


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「逃亡者 木島丈一郎」では 元気にハンバーガー店のバイトをしており…

(首の傷跡は消えてない^^)


そして、中でも特に秀逸なのは


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「逃亡者 木島丈一郎」での爆弾処理班に対し


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「交渉人 真下正義」に出てくる爆弾処理班のシーンのリンクであり、


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「逃亡者 木島丈一郎」で貰った携帯灰皿を


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「交渉人 真下正義」で愛用している姿…


こういうのを見つけるだけで 続けて観ている楽しみが増え、親近感が沸く。


(この他にも ドカジャン、インタビュー、「裏の裏」等 リンクは沢山盛り込まれているが あえて触れずにおく^^)


こういうリンクネタや 構成における伏線をふんだんに取り入れる姿勢に 制作者の制作にかける情熱の一端を垣間見る気がして その苦労を私は評価したいと思うのだ。


残念ながら、私の知る限り こういった感覚を魅せてくれるのは現在の著名な演出家の中では「踊る~」の関係者と「堤幸彦」ぐらいのものであり、だからこそ 私は両者の制作した番組は気持ちよく楽しめるのだと感謝している。


また、今回の「逃亡者 木島丈一郎」では 


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木島の人間性を知るためだけでは無く、こういったシーンの中で語る木島の台詞に 物凄く共感を覚える私だった。


ゆえに、先日

逃亡者 木島丈一郎


という記事で述べた様に 惰性とマンネリの塊化している2時間ドラマの制作者達は どうか猛省の上、制作姿勢を考え直して頂きたいと切に願う次第でもある。


同じ2時間のドラマでも これだけ中身の濃さの違いを観せられると 何を言いたいか判るだろ?とも。



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