● 白夜行
心臓発作を英語では「Heart attack」と言う。
まぁ、女性にハートをアタックされるのは この上ない喜びなのだが、私のハートをアタックするのは 女性だけでは無かった事を 私は すっかり、忘れていた^^;
留守中、代理人が 実にクダラナイ更新をしたようだが、賢明な読者諸氏は 気にしないで頂きたい。
とりあえず、また新たな経験もし、つつがなく日々は流れてしまったが、このブログは まだ終わりを迎えていない事だけは 皆様にお伝えしたいと思った今日この頃だ。
さて、リハビリついでに「白夜行」について語ってみたい。
私は東野圭吾のファンである。
その事については 過去に氏の作品である「放課後」や「同級生」について述べた記事があり、それを御覧頂ければ御理解頂けると思う。
だから、当然「白夜行」についても発売間もない時期に読了しており、その作品に対して「面白い本だった」と 好印象も持っている。
この「白夜行」は おそらく「推理小説」のカテゴリーに含まれる分野だと思うので内容に関して細かいネタバレをしたくないのだが、今回 T○Sでドラマ化されるとあっては どうしたものかと悩むばかりでもある。
発表後、「白夜行」の原作に関して「東野圭吾の最高傑作だ」と評する方が多いのも知っており、それに反して「ありゃぁ邪道だ」と評する人がいるのも知っている。
私の個人的見解を申し上げれば「面白い本」だとは思ったが、「最高傑作」と評する気にはなれなかった…と申し上げておく。
この本の構成・表現方法は とても特殊で 同じ様な手法を取った作品を 私は過去に数作しか知らず、その手法という部分を考えれば とても斬新な構成だった事は認めたいと思うし、しかも この手法で「面白い」と読者に思わせるためには 作者の文章表現には 相当、高レベルが要求されるのは事実であるからこそ、「最高傑作」と評する人が多い所以とも考える。
判りやすく言えば、主役である少年と少女が子供の頃に関係した殺人事件から その後、大人へと成長した後まで 二人が直接会ったり、話したりする場面の描写が文中には殆ど無いにも関わらず、全体の物語においては その二人の間に固い絆の様な物が無い限り、起き得ない事件が いくつか生じるわけで、その「固い絆の様な物」は 全て、読者が それぞれ勝手に読み進めていく文中から想像し、イメージを作らないと作品全体の物語が成立しない。
そんな構成で 読者に それなりのイメージを作らせる事に成功したからこそ「面白い作品」なのである。
で、個人的な感想を言えば そんな少年と少女の固い絆をイメージする上で もう少し、説得力のある理由があれば、ラストの部分で 単に面白いだけでなく、もっと心に染みる作品になったんじゃないか?と私には思えたのが「面白かったけど、最高傑作とは言え無いなぁ…」という感想に至る理由だ。
つまり、何故、二人は堂々と付き合っていけなかったのか? その部分に色んな賛否的論議があり、私には 説得力がほんの少し足りないと感じたのである。
でもね、しつこいようだけど「面白い本」である事は認めます。^^
さてさて、この本をドラマ化し 雪穂役に「綾瀬はるか」という報を耳目にして 私がまず思った事は
「なんだかなぁ…^^;」
である。
綾瀬ヲタを自認する私としては また、新たな女優「綾瀬はるか」を観たい…というのが本音である。
だから、単純に「白夜行」という原作がドラマ化されて その雪穂役が綾瀬はるかなんだ… 私としては あえて、それだけに限定して作品を楽しみに待ちたいと思ったものだ。
「白夜行」という原作を既に読了している身としては 先に述べた様に、原作者:東野圭吾が 読者にイメージさせる事に徹し、あえて直接文章表現を施さなかった雪穂と亮司の部分を ドラマ制作スタッフによる解釈として 物語化するのだろう… そう解釈している。
それはそれで面白い試みだなぁと素直に思うのだが、いささか不満に思ったのは 私が観たいと願っているのは ケラケラ笑う、微笑ましい役柄の「綾瀬はるか」で 思い悩む役柄の「綾瀬はるか」は ちと食傷気味だという点である。
どう考えても 雪穂はケラケラ笑う女の子では無いから、今回も 私の願いはおあずけになりそうだ。(ToT)
さてさて、この本をドラマ化して その制作を「世界の中心で愛をさけぶ」に関わった人々が行うと言う。
ゆえに 亮司役は山田孝之で 脚本は森下佳子だと言う。
そんな事をすれば 世の多くのセカチュー・フリーク達が ガヤガヤと騒ぎ始め、「あの純愛を再び」とか「山田・綾瀬コンビを もういちど…」等と 好意的に騒ぐ人が現れれば「セカチューの世界観を破壊しないで欲しい」と願う人が現れたり、「ファン心理を商業的に利用する気か?石○」等と怒る人も現れる。
へそ曲がりな私としては いろんな人がいろんな意見を述べて事前に騒げば騒ぐほど、もしT○Sや石○が商業主義尊重で行動しているとするならば その掌で彼等の思惑通りに踊らされるのと同じ事だと思うので 皆が騒げば騒ぐほど どんどん醒めた私になる。
ゆえに、「白夜行」に関する賛否については じっくり映像を観てからハッキリと述べたいと思うばかりなのだが、ひとつだけ 今の時点で主張しておきたいのは 数日前に、テーマ曲を柴咲コウが歌うと発表された事もあり、「白夜行」というドラマは「世界の…」のスタッフで固められた感を ますます強めたように言われているが、「堤幸彦」の名前が欠けているのに「世界の…」を期待したり、イメージするのは 何かが違うと感じて仕方が無い…という事を強調しておきたい。
ある人に言わせれば「石井」とか「平川」って名前が演出にあるから…と言うけれど、「世界の…」における「堤幸彦」の存在は そんな簡単な物じゃ無い。
山田孝之や綾瀬はるかをはじめとするキャストの演技も秀逸で、森下佳子の脚本にはケチのつける隙間など無かったが、演出・映像構成は堤幸彦ならではの作品だった事を 堤ファンでもある私としては軽々にして欲しく無い。
ゆえに「堤幸彦」の名前が無い限り、「世界の…」とダブらせたり、比較して「白夜行」を語る気は無く、別個の単なる作品としか感じないと思われる事も、この時点で申し上げておきたいと思う次第で、T○Sや石○達が ことさら「世界の…」を持ち出す気なら、私は 個人的には大嫌いだが、楽○:ミキタニを陰ながら応援していこうという思いを さらに強くする事だろう^^;
