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2005年09月30日

● 前略おふくろ様


私が今までの人生の中で これまでに観てきたTVドラマの中で「北の国から」全シリーズと TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」の二作は別格である。




良いドラマは 人生観を変えてしまう。


その二作は まさに、私の人生観を変えたと言える。


ゆえに、この二作を悪し様に罵る者がいるならば 交遊を絶つ… そう言い切る。


実を言うと もう1本 私の中で その二作と比肩する作品がある。


それは 昭和50年から51年にかけて 日テレ系で放送された


前略おふくろ様

「前略 おふくろ様」である。


だから、調度良い機会なんで申し上げておくが、上記3ドラマを つまらないとか、面白くない… そう思っている方は 二度と このブログを読みに来なくて結構です^^


そう言う方とは 私は 絶対に仲良くなれないし、話もしたく無い。




ちょうど、私にとっては 高校生の頃で 実生活でいろんな事があり、人生観、死生観、宗教観など… いろんな事を真剣に考えた時期である。


その時に放送されていた この作品は まだ、家庭用のビデオなんか無い時期だから、どんな事があっても この番組だけは欠かさずに観て その内容から克明に脳裏に記憶されたものだ。


だから、今でも その内容の殆どを覚えている。^^;




このドラマは 倉本聰が原作で 主人公の板前・三郎役が


前略おふくろ様

萩原健一


ヒロイン・かすみ役が

前略おふくろ様

坂口良子


三郎の大先輩で勤め先の料亭「分田上」の板前頭 秀次に

前略おふくろ様

梅宮辰夫


料亭「分田上」の大女将

前略おふくろ様

北林谷栄


料亭「分田上」の若女将

前略おふくろ様

丘みつ子


「分田上」の仲居達と 近所の居酒屋「おそめ」の親父

前略おふくろ様


かすみの実家は 深川の古くからの鳶で渡辺組、かすみの父で頭の

前略おふくろ様

加藤嘉


渡辺組若頭の 半妻さんこと 半田妻吉に

前略おふくろ様

室田日出男


その子分 利夫に

前略おふくろ様

川谷拓三


料亭「分田上」の板前

前略おふくろ様

小松政夫


そして、三郎の従姉妹で「恐怖の海ちゃん」

前略おふくろ様

桃井かおり




あらすじを述べると、東京の深川にある料亭「分田上」で 三郎は板前修業をしている。


三郎は 今風に言えば 少々、マザコン気味ではあるが、母想いの心根の優しい男である。


物語は 日々の板前修業の中で起こる いろんな出来事を

前略おふくろ様

「前略、おふくろ様…」という書き出しの手紙に綴る… そんな形式である。


ヒロイン・かすみは 渡辺組という鳶の頭の一人娘で 分田上に仲居として働きながら、三郎の事を想っている。


渡辺組の若頭 半田妻吉は 40歳を目前にした男で 周囲の者達から凶暴な男と怖れられているが、実は もの凄いマザコン男で ヒロイン・かすみを 実は密かに想っている。


その子分 利夫は チャランポランな男だが、三郎の従姉妹である 海ちゃんと出会い、海ちゃん一筋とホレまくる純粋な男でもある。


画像を見て頂ければ判る通り、役者達が 皆、若い。


中には 室田日出男や川谷拓三の様に鬼籍の人も少なくない。


今回、記事をまとめるにあたって 久しぶりに見直したのだが、この物語は 今でも充分に通用する…、いや、今の様に「情」というものが 昔と変わってしまった感がある今だからこそ このドラマを観て 何かを感じて欲しいと願うばかりである。


この「前略おふくろ様」は 後にパート2が作られたのだが、パート1が 全26話で パート2が 全24話、今の基準で言えば 2クール分 半年間の連続だったわけだが、全編通して見直しても 全く、中だるみ無く 飽きる事無く観る事が出来る。


けっして、奇抜なストーリーでは無く もしかしたら、身近に似た様な話があったり、登場人物の誰かに 奇妙に似た人物がいたりもする。


つまり、身近な物語で綴られるのだ。


同時に、この番組が放映されてから30年という月日が過ぎている。


舞台となった深川は まだ、高速道路が建設されておらず、錦糸町を新天地と呼んだ時代を観る事が出来る。


これはね… とても懐かしい事でもあり、とても大事な事でもある。


「温故知新」という言葉がある。


古きを訪ね 新しき事を知る。


これは 時に、重要で必要なんだと 私の場合は「前略おふくろ様」を観るだけで感じるのだ。


たとえば、話の一部を紹介すると


第25話 半妻は見合い相手との挙式の当日を迎え、式場で着替えた途端 急に式場を抜け出してパチンコ屋に行ってしまう

前略 おふくろ様前略 おふくろ様

それを 三郎や渡辺組の若衆が 必死に説得し

前略 おふくろ様前略 おふくろ様

最終的には 渡辺組の頭まで登場して 半妻を説得するが、半妻は黙して語らない。


その間、待ちぼうけを食わされた新婦は 腹が空いたと

前略おふくろ様

ラーメンを豪快に かっ喰らい、

前略おふくろ様

「馬鹿にしやがって」と啖呵をきって 怒って帰ろうとするところを 周囲に引き留められたりしている。

前略おふくろ様

その後、無言のまま渋々式場に戻った半妻は 控え室で三郎にだけ 胸の内を語る。


ネタバレしたくないので その語りは記さないが、この時、半妻が語る台詞は もの凄く説得力がありつつも 傍目にはバカバカしくもあり、何とも言えない哀愁もある。


で、この一連のシーンで見る事が出来る画に

前略おふくろ様


昭和50年時 まだ、デジタル機は一般的では無く、 このようにチューリップだけのシンプルなパチンコ台なわけで、

前略おふくろ様

しかも、今は見る事が出来ない手打ちの機械なのである。


30歳代後半以上の世代であれば この画は とても懐かしいはずだ。^^




そして、この頃の「かすみちゃん」こと 

前略おふくろ様

坂口良子は とてつもなく可愛いかった^^


前略 おふくろ様前略 おふくろ様

特に、ちょっと怒って ふくれっ面で、少し涙目… この顔は最強だった。^^


当時は キャンディーズ、ピンクレディ、山口百恵、桜田淳子… いろんなアイドル達がいたけれど 

前略おふくろ様

私は この坂口良子にヤラれてた。


それを、当時から知る 我が嫁は知ってるからであろうけど このテクを自分のモノにして私の操縦法を身につけたと言って間違い無い。




この記事の終わりとして 知る人ぞ知る、「前略おふくろ様」のオープニング画面を挙げておく。


井上堯之バンドの演奏するテーマ曲と 滝田ゆうの漫画、実を言うと ここまで記している時点で 涙ぐんでいる私がいる^^;


前略 おふくろ様前略 おふくろ様

前略 おふくろ様前略 おふくろ様

前略 おふくろ様前略 おふくろ様

前略 おふくろ様前略 おふくろ様

前略 おふくろ様



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コメント

川谷さん、室田さん、田中さん、加藤さん
皆さん素晴らしい役者さんでしたね。
残念ながら皆さん鬼籍に入られてしまいましたが。。。特に往年の大女優の田中さんの亡くなられ方はまるで映画みたいでした。
梅ちゃんのキャラは、もう完成してましたね。
桃井さんすごいやw

前略ブタネコ
よく資料をお持ちで。 感無量です。

この頃 最寄の駅が錦糸町でした。
新天地?楽天地じゃなかったですか?
さぶちゃんの母役 田中絹代さんが蔵王の食堂でパートしてたりするんですよね。
私 出身が山形なんで なんか自分のために作られたドラマなんじゃないかと勝手に思ってました。

一番印象的だったのが さぶちゃんの殺風景なアパートでの かすみちゃんとの長いキスシーンです。
このくらいでドキドキしてたんですね。

part2のヒロインは木之内みどりさん。こちらもよかったですよね。

それだけに今のショウーケンにはがっかりですね。
彼は傷だらけでも天使ではなかったんですね。アニキィ~。

前略ブタネコ様
上記では 呼びつけなってしまい
申し訳ありません。
煮るなり
焼くなり
シバくなり・・・。
ブログ閲覧だけはお許しを・・・。

すいません、虎馬さん、ちょっと今、ツボにはまって、一人で笑ってます.....^^!
それはともかく、坂口さん、めちゃめちゃかわいいですね!! それにすご~いキャスト!! ショウケンさんは役柄に恵まれて、人気があったのかな。 桃井さん全然変わらないなぁ。北林さん、若い時めちゃめちゃ強面なんだなぁ。
ぜひ見てみたいです!!

★ やじ さん

川谷拓三、室田日出男… 東映ピラニア軍団と呼ばれた
俳優が このドラマをキッカケにブレイクしたんですよね^^

本当に 味のある良い役者さん達でした^^


★ 虎馬 さん

すいません「楽天地」でしたね うっかりミスしちゃいました^^;

というわけで ブログ閲覧禁止には出来ません^^

パート2もupしましたんで 御堪能ください^^


★ kon さん

当時の坂口良子は 私には最強でした^^

「サブちゃん怒ってる? ねぇ、怒ってる?

 やっぱり、怒ってるんだ… ビェーーーン(ToT)」

この攻撃は 最強でした^^


初めまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
ブタネコさんの映画・ドラマの考察や日常の雑感にはとても共感することが多く、パソコンを開く時は必ず立ち寄らせていただいてます。
今回のブログの書き出しの二作品別格発言に感動のあまり、とうとう足跡を残したくなってしまいました。・・・私もそうなんです。
「北の国から」は実はリアルで見ていないのですが(私の記憶が正しければ姉の好みで裏ドラマの『想いでづくり』にハマっていたと思う)、再放送で見て以来長年このドラマと同等に値する作品には巡り会えませんでした・・・2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」と出会うまでは。残念ながら「前略 おふくろ様」は見ていませんが、ブタネコさん同様私にとってもこの二作品と肩を並べるものがあります。「君は海をみたか」です。たぶん1982年前後の作品だったと思います。萩原健一さん主演で伊藤蘭さん、田中邦衛さんも出ておられました。ブタネコさんなら多分ご存じなのではと思いますが・・・。
つい長文のなり大変失礼しました。これからもずーっと楽しみにしています(ちなみに最近のヒットは『セントエルモスファイヤー』、少し前は『豊平川』です。札幌出身なもので)。
おっと、大事なことをもうひとつ。私、ブタネコさんの奥様の大ファンですから。どうかよろしくお伝えください。無理だと思いますが。
以上、関西在住のいち主婦でした。

★ ひまわり さん

コメントありがとうございます。

>「君は海をみたか」

ええ、もちろん観ました^^

良い作品だったと 私も思っております。

最近は レンタル店の多くに「前略おふくろ様」が並んでいるそうです

もし良ければ ご覧になる事をお勧めします^^

温かいお言葉 ありがとうございました。^^

今後も よろしくお願いします。

わたくしの本当の初恋の人です、かすみちゃん!さっき良子さんのホームページを初めてみてショックでした。
でもかすみちゃんはわたくしの心の中で一生行き続けることでしょう。

★ rkykmyks さん

そうですね、この頃の坂口良子は可愛かった…^^

昨日 友達とショーケンの話が出て おふくろ様よかったよね~という話で もりあがって ところで お母さんだれだったっけ・・・?
それで ここに たどりつきました(笑)
ほんと あのころの坂口良子は 可愛かった!ちなみに 家では ちぢみってよんでます ドラマの役名なんだけど・・・

★ シルビア さん

>お母さんだれだったっけ・・・?

「田中絹代」ですね^^

はじめまして!ドラマ「拝啓、父上様」を見て、昔懐かしい「前略、おふくろ様」を思い出し、検索したら貴殿のブログにめぐり合いました。私も、未熟ながらブログを後悔しておりまして、貴方のブログのURLをリンクさせていただきました。事後承諾で申し訳ありません。

★ ラリホー43 さん

こちらこそはじめまして コメントありがとうございます。^^

今後とも よろしく御願い申し上げます。

最近、レンタルショップで「前略おふくろ様」を借りて、30年振りに見入っています。倉本作品の完成度の高さに改めて驚かされました。倉本作品は、「北の国から」の印象が強いですが、僕は、この作品とか、高倉健主演の「あにき」とか、好きな作品です。倉本作品とは関係ないのですが、僕が、どうしても見たいテレビドラマが、石坂浩二と浅丘ルリ子が結婚に結びついた「二丁目三番地」です。主題歌は、「目覚めた時には、いつも晴れていた♪」だったと思います。40年前くらいのドラマで、ドラマの中では、石坂浩二は、お寺の息子なのに、親の反対を押し切ってテレビ局に勤めるサラリーマンで、浅丘ルリ子は、美容室を経営していたと思います。二人の間に、生まれたばかりの子供が居て、二人の行動を解説するような、独り言みたいな囁き声がテレビから流れてました。この作品について、何かご存知でしたら、是非、教えて下さい。このドラマの次に出来たのが、「三丁目四番地」で、原田芳雄と浅丘ルリ子主演で、ビリーバンバンの「さよならをするために」が主題歌でした。

★ けんけん さん

はじめまして、コメントありがとうございます。

が、当初 頂戴した記事とは内容に全く関係の無いコメントでしたので 管理人権限で関連すると思われる記事にコメントを付け替えさせて頂きました事を どうか、御了承願います。

さて、お問い合わせの件ですが、「二丁目三番地」に関しましては おぼろげながら記憶している状態でお教えできる自信が無く、「三丁目四番地」に関しましては 殆ど覚えておりません。

(見ていなかった様な気さえします^^;)

ゆえに、お力になれず申し訳ありません。

お邪魔します。懐かしいなぁ~。私は確か高校生の頃でした。女子校だったせいか、学校での話題はショーケンと桃井かおりの事ばかりだった気がします。坂口良子は可愛いかったんですけどね。桃井かおりの口調を真似て海ちゃんごっこをした記憶があります(笑)。当時は気づかなかったけど、やはりこの頃の倉本脚本はすごかったですね。一番覚えているのは、田中絹代さん扮するおふくろさんからの手紙で、「私は最近ヒデキに夢中です。ヒデキといっても高橋英樹ではありません。西城秀樹です。」というくだりです。当時、田中絹代さんの朴訥とした言い回しが絶妙で爆笑したのを思い出しました。DVD出てるんですね。また観ようかな。懐かしさと嬉しい気持ちが湧いて来ました。ブタネコさん、
ありがとうございました。喫茶「職安」も最高です!

★ ココクロコ さん

最近、娘とセットでバラエティに出演している坂口良子をよく見かけますが 見れば見る程ガッカリ感が
増しますね。^^;

坂口さんも鬼籍に。。。
合掌。

★ やじ さん

追悼記事を掲示しようかと一度は考えたんですが かすみちゃんの娘があまりにもアホで…(ToT)


【※注意!!】

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