● ライスカレー
このたび、9話から最終話までのVTRが 書斎で発掘されたので記事をリメイクしました^^;。
脚本:倉本聰 1986年フジTV系で放映された連続ドラマ
主演は
時任三郎
準主演が
陣内孝則 と
布施博
ヒロインの…
藤谷美和子が すこぶる可愛いく…
中井貴一が もの凄く渋い。
あらすじを述べると…
時任、陣内、布施の3人は 銚子工業(銚子商業がモデル?)という高校の野球部の同期で甲子園にも出た経歴を持つ、3人は 卒業後、それぞれコック、板前など 調理師の途を歩んでいた。
そこへ 野球部の大先輩である 次郎(北島三郎)が3人を呼び出し
次郎は カナダのバンクーバーに渡って 日本料理の板前をしていたが、そこで知り合ったカナダ人の金持ちをスポンサーにして カナダでライスカレーの店を出すから手伝えと3人に強要する。
布施博だけは家庭の都合で 直ぐには渡航できず、時任と陣内の二人は その誘いにのってカナダへと向かう。
しかし、カナダに着いてみると 頼みの綱の次郎は スポンサーの奥さんと駆け落ちして行方不明になっており、二人は頼る術もなく放浪する事になる。
そんな時、たまたま行き合った 中井貴一に助けられ 中井が働く丸太小屋作りの仕事を手伝う事となる二人だったが、社交性が乏しく完璧主義の中井と いい加減でチャンランポランな陣内の ソリが徐々に合わなくなり、陣内は一人 その現場から去る。
その頃、地元の銚子では 次郎の兄で地元の名士である
金子信夫のワガママで 時任に想いを寄せていたリス(藤谷美和子)は 金子の馬鹿息子と無理矢理見合いをさせられた挙げ句、婚約までさせられる…
他の主な出演者は
田中 邦衛
三木のり平
ガッツ石松
風吹ジュン
そして、何よりも最高なのは
室田日出男である。
この「ライスカレー」という作品は 何故か再放送される機会が少なく、ビデオ・DVD化もされない作品なので 倉本聰ファンを語っている人でも知らない人が多い作品だが、私は「北の国から」「前略、おふくろ様」に次ぐ作品は これか、「昨日、悲別で」のいずれかであると確信するほど この作品が とても大好きで 倉本作品の中でも 特に上位の傑作だと思っている。
出演者は皆 もの凄く、良い味を出しており、特に
幼馴染みの婆さん(陣内孝則が演ずる青年の母)が死んだ夜
そろって思い出話にくれる三木のり平達 3人の爺さん達の会話が とても切ない。(ToT)
また、酒乱で暴れる男のキャラを演じさせれば天下一品だった室田日出男や 田中邦衛、金子信夫とくれば
「仁義なき戦い」を彷彿させる乱闘シーンもあるのだが、何故か この室田日出男が暴れるシーンは 「前略おふくろ様」以来の 恐いんだけど人情家…という愛すべきキャラが素敵で、画面に向かって「もっと暴れろ 室田!」と声援を贈りたくなる場面が多いのも倉本作品の特徴だ。
そして この作品がTVドラマデビュ-と言って良い陣内孝則と中井貴一は 若々しさと気力が、そして この時の藤谷美和子は もの凄く可愛かった。
一般的に「カレ-ライス」と言うのに対し 「ライスカレ-」とこだわる内容も面白く、カナダで やむを得ず、ログ・ビルダ-となった時任三郎が、中井喜一と知り合い、
カナダ人の女の子との関わっていく物語も飽きなく その顛末にも情感溢れる。
数年前からケ-ブルTVに加入し、フジテレビ系のBS番組も視聴しているが 何故か この「ライスカレ-」が再放送されないのは とても残念に思っている。
もし、フジTVの関係者が このブログを見たならば… 御願いです、再放送してください。
