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2005年09月25日

● スペ-ス・トラベラ-ズ


「遊びの時間は終わらない」について このブログで触れた時、脳裏を過ぎったのが この「スペース・トラベラーズ」という映画である。



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「スペ-ス・トラベラ-ズ」(2000年)
(出演:金城武、深津絵里、安藤政信、池内博之、他)




これも、銀行強盗の話である。


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3人の男(金城武、安藤政信、池内博之)が銀行強盗に押し入るのだが、

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人形を抱く不審な男(渡辺謙)

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離婚の財産分与に訪れた夫婦(筧利夫、鈴木砂羽)

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気の弱い銀行員(甲本雅裕)と電気屋(武野功雄)

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結婚を直前に控えた行員(深津絵里)


等々、たまたま居合わせた客や行員が風変わりな面々で 

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これまた、ただの銀行強盗という騒ぎでは済まなくなる…という話。

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「遊びの時間は終わらない」と同様 銀行強盗をベースにしたコメディである。




ちなみに、「スペ-ス・トラベラ-ズ」の原作にあたる基となったものは 「ジョビジョバ」が舞台で演じた物であり、


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ジョビジョバ自身も 短い時間だが出演もしている。


ずいぶん前の事だが、たまたま機会を得て そのジョビジョバの舞台を見た事があるが、正直言って、舞台の方が映画よりも面白かったと記憶する。


映画も それなりに楽しめるのだが、舞台には舞台の面白さがあり、つかこうへい:作「熱海殺人事件」も そうなのだが、元々、舞台様に描かれた作品は 舞台ならではの演出効果や設定がなされているので それを映画化しようとする際、単純に 小説やマンガを映像化するのとは違った困難さがあるのだろう。


ただ、舞台の方が面白い…とは言っても この映画も2時間弱を のんびり過ごしながら観るモノとしては とても面白く 良くできた作品ではある。


タイトルになった「スペ-ス・トラベラ-ズ」とは 架空のアニメで 9人の戦士が宇宙で戦うモノ、ほんとは3人だった銀行強盗が ひょんな事から 居合わせた客や行員が入り混じって「スペ-ス・トラベラ-ズ」というアニメのキャラを捩って強盗団を装う…事から その名がついた。


映画では その辺の所を なんとか観客に理解させようと苦心の跡が見えるが、私のような元々オタク的要素を持ち合わせている者なら容易に理解出来るけど、一般の観客には 少々つらいモノがあると思われ その辺が この作品を評価がイマイチになってしまったのかもしれないと思う。


だからこそ、

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このラストの深津絵理のシーンは そのアニメや 強盗に遭遇し、その強盗達と融合してしまった経緯の心理描写が もう少し巧く行われていれば もっと感動的なモノになったんじゃないか?とさえ思われ 少々、残念に思った。


しかし、この映画も含めて フジ・サンケイグループ系が制作にタッチする映画に対して 私は心から賞賛を贈りたいと考えている。


それは 東映や松竹といった大看板の映画会社は「巨額の予算をかけた…」「未曾有のスケール」「*0周年記念」等と銘打って 文芸作品とやらを制作し、「映画は芸術だ」等と 未だにぬかし続けている事に いつも片腹痛さを感じているからだ。


ここ数年、日本アカデミー賞を見ていると その授賞式になるまで「え? そんな映画あったの?」みたいに思う作品が数点ノミネートされ 下手すると そんな作品が大賞を受賞したりする。


しかも そう言う時の寸評は 決まって「芸術性が高く…」という表現がつく。


提灯記事しか書かず、試写会という無料鑑賞でタダ見してるクソ映画評論家共も含めて いつまでも芸術家面しているから 斜陽産業になっている事に どうして気づけないのかな?


その点 最近のポニー・キャニオン絡みの映画には 充分、芸術性を評価しても良いと思われる作品も増えてきているけど 従来の映画関係者には それは「芸術性」には受け止めて貰えないらしい…


そんな「従来の映画関係者」達が 観客に受け入れられているか? それが問題とは気づかずにね。^^;




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