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2005年09月11日

● 雑感(9月11日)


変な話で恐縮だが…

(このブログの存在じたいが”変だ”というツッコミは無しで^^;)




まったく、個人的な話だが 我が家(私と嫁)では 選挙に関して ひとつの楽しみを持っている。


真剣に政治を憂いておられる方には 大変、恐縮だが「衆議院が解散」等と聞くと


「お、久しぶりに…」


と、楽しいとか 嬉しい… そんな気分になれる事があるのである。


それは、選挙の投票場所が 夫婦揃って通っていた母校である小学校だったり、中学校だったりするからなのだ。


娘が成長して、小・中学生だった時も 実は父兄参観とか三者面談に行く時、その本来の意味とは別に 卒業した母校を再び訪れる… そんな密かな楽しみを抱いていた。


もっとも、私達夫婦が通っていた頃は 勘弁して下さい…って言うぐらい 古い木造校舎だったのだが、今では 近代的なコンクリートの校舎に改築され 建物じたいに昔の面影は無い。


しかし、学校に入ってすぐの所に 校舎改築の際に 在校生が作った昔の校舎の模型がガラス・ケースに収納されて玄関の傍に展示してある。


それは実に良くできた模型で それを見ていると 制服を着て その校舎に通っていた頃を思い出す。


前にも 別の記事で申し上げた事だが、私の住む選挙区には ロクな候補者がいないので、正直言って投票への関心は個人的に薄い。


でも、この歳になって 母校の中に堂々と入っていける機会は 今では選挙の時しか無いのである。


だから、私は 投票に出来るだけ行く事にしているわけだが…、今回は 左足が 足首から太股までギプスによって きりたんぽの様な状態だから、正直言って あまり歩きたく無い。


で、嫁の運転する車で校舎の前まで行き、そこからは 杖をつきながら 投票所の設けられた体育館へと向かうわけだが…


私の住む地域は 札幌市内でも わりと昔から その場所に住んでいます…という連中の多い地域なので 選挙の投票所みたいな場所へ赴くと 嫌でも近所の先輩や後輩 それに同級生と顔を合わせる事も多い。


現に、今日のその時も 


「あれ? ブタネコじゃねぇか? 久しぶりだな?」


とか、


「先輩! 御無沙汰してます」


と声をかけられたり…


そんな中を ギプス姿で行かねばならないのは 甚だ不本意な事であり、


「なんだ? 酷いカッコしてるけど 骨でも折ったのか?」


「先輩、若いつもりで無理してアキレス腱でも切ったんスか?」


と聞かれる毎に


「いやぁ、猫を踏み損なって…」


と、言い訳するだけで 疲れるし、自己嫌悪になる。


しかし、こういう状況だと 知人達の目があるせいか 嫁は生き生きと甲斐甲斐しく…


「アナタ、そこは段差があるわよ」


「アナタ、そんなに急いで歩かないで、ゆっくりでいいのよ」


「アナタ、無理しちゃ駄目よ」


「アナタ、アナタ、アナタ…」


と、細やかな気配りをみせるのだが、それは 他人に どう映るかは判らないが、私は なんだか、だんだん怒られているような気分になり、どんどん凹んでいく。


だから、ホントはね 投票を終えたら とっとと帰宅したかったのだが、


「アナタ 顔色が悪いわよ、少し やすみなさい」


そう嫁に言われて 校舎の玄関脇の花壇の縁に腰を下ろし、嫁は 投票所で行き合わせた近所の知人達と 私とは少し離れた場所で なんの話をしてるのかは知らないが、にこやかに談笑しており、楽しそう。


私は独り ポツンと昔の雰囲気が名残るグランドを眺めながら一服していた。

世界の中心で、愛をさけぶ

【イメージ画像です】


私が 今日、その場で目にしたグランドは 元々、私が学生の頃に通っていた校舎が建っていた場所。


新校舎を建てる時、授業に影響が出ないように、それまでグランドだったところに新校舎を建設し、新校舎が完工後 古い校舎を解体し跡地を整地してグランドにする… これは札幌辺りの学校では よくあるパターンで 本州、特に首都圏の 狭いグランドが当たり前のような学校では 想像できない事だろう…。


だから、グランドじたいは 学生の時の私の記憶には 全く無いモノだが、重要なのはグランドの周り、学校の敷地を示すフェンス沿いには 私のいた頃と変わらない花壇や、石碑や 樹木や… それが、そのまま残っている。


もし、仮に その学校の在校時の私が 友達もおらず、イジメなどに遭い、学校に行く…という事が苦痛で仕方が無い生徒だったとしたら そんな景色を観て 懐かしむどころか、嫌悪で仕方が無いのであろうし、なによりも そんな景色を愛でる気持ちすら持たないのであろう。


けど、私は そういう最近、多いと言われる不登校児達と違って 学校に行く事が楽しくて仕方の無い生徒だったから その景色を眺めるだけで いろんな記憶が蘇る。


でね、ふと… TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」の

世界の中心で、愛をさけぶ

亜紀の練習風景を眺めていたサクを思い出す。


野球部の練習の合間の休憩時に、ヤカンの生温い麦茶を飲みながら グランドの片隅で 他の部の練習をポケーっと眺めていた景色… そんな記憶と重なってしまうのだ。


その頃、約30年後の自分が 今の様なオッサンになるとは夢にも思って無かった。


あの頃、付き合っているんだかどうだか判らなかった女の子が 今、私の嫁になっている事を 夢にも思っていなかった。


当然、ギプスをはめて選挙の投票に来て この場所で涙ぐみながらタバコを吸う姿なんかも 夢に思うはずが無い。


そんな いろんな事を思いながら過ごしていたら 不意に娘が そばに現れて、


「ママから携帯で呼び出されて 迎えに来たよ、

 ママは 近所のオバサン達と喫茶店に行くんだって、

 で、駐車場に置きっぱなしの車と、そのそばに

 置きっぱなしのお父さんを回収するように…だって」


もうね、そう言われると 苦笑いするしか無いよね。(ToT)


男は 幾つになってもロマンチストで 女は 幾つになっても現実的…


我が家の場合は まさに それを地でいってる証拠なんだと 


つくづく痛感した午後だった。

お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

しぶしぶでも迎えにきてくれる娘さん。年頃の娘さんはなかなかそんなことやってくれませんよ。幸せものですね^^

( ゚Д゚)_σ異議なし!!

いやぁ~今回のイメージ画像のチョイスは
素晴らしいですね (o゜▽゜)oニパッ♪

しょぼくれた緒形朔の後姿が
スムースにブタネコさんの姿とリンクしました!ヽ(´ー`)ノヾ(--;)ぉぃぉぃ

★ くま さん

そっか、やっぱり「しぶしぶ」だったのか… orz


★ taku さん

そんな事より 8話 まだ?

>そんな事より 8話 まだ?

^^;スマソ・・・昨日は飲み会だったので・・・
たっぷりと秋の味覚を堪能してきました ヽ(´ー`)ノ

>このブログの存在じたいが”変だ”というツッコミは無しで^^

ブタネコさんの存在自体が“変だ”という
突っ込みはアリですか? ( ̄w ̄)プッ☆\(-.-メ)バキッ

★ taku さん

> 突っ込みはアリですか?

え~ その件につきましては

慎重にも慎重を重ね、充分に討議した上で
抜本的解決も含めて 前向きに検討していきたいと
かねがね思うところであります。

>慎重にも慎重を重ね、充分に討議した上で
抜本的解決も含めて 前向きに検討していきたいと
かねがね思うところであります

そーり!そーり!そーり!

( ゚Д゚)_σ あなたはス○ベの総合商社なんですよ!!(^▽^;)☆\(-.-メ)バキッ

え~ 只今の御指摘に対し、

「I am ソーリ」

とお応えしたいところですが、このところ 私のギャグの寒さが
原因で蝦夷地方の作物が冷害に襲われそうだ…等と
不穏当な発言を招く恐れがありますので 謹んで以下の
様な発言を 充当させて頂く所存です。


「ブタネコハウスは 全て ブタネコの自己資金で建てました」


以上です。

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。