● 「ねずみの嫁入り」
『セブンイレブン・フェアリーストーリーズ「ねずみの嫁入り」』なる 東京FMの放送を…
『zekuwのひとりごと (想いのままに…)』さんの情報により聴く事が出来た。
もうね、子供の頃 母親に睡眠薬代わりに絵本を読んで貰う状況って きっと、こうなんだろうな…と思った。
この「思った」と言うのは 私には そう言う記憶が無い。
もしかしたら 読んでくれたのかもしれないけど 幼すぎて覚えていないのかもしれない。
しかし、綾瀬はるかの朗読を聴いていたら きっと、こんな感じだったんだ… 絶対、そうに違いない。
私が かねがね「綾瀬はるか」という女優さんを高く評価し 大のお気に入りなのは カワイイから…とか お○○いがグレートとか、そんなのが理由では無い。
同年代の他者には なかなか見受ける事の出来ない演技力であり、何よりも 声のトーンなのである。
演技力と声のトーン この二つを兼ね備えている女優さんによる 朗読やナレ-ションは もうそれだけで 立派な作品となる。
TV版「世界の中心で愛をさけぶ」を高く評価する視聴者は多い。
そのドラマ内で用いられた カセット・テープの交換日記 DVD-BOXを買った時に オマケでついてきた カセット・テープを聴いて それだけで 私は壊れるほど泣けた。
でもね、セカチュ-・ファンを自称されている方が多い割には 彼女のナレーションの巧みさを褒める人が少ない。
それは、下手くそだから褒めない…のでは無い。
あまりにも見事すぎて 自然に受け止めてしまい、その本当の凄さに気づいていないだけなのだ。
オマケのカセットを聴いていて 私は それを実感した。
もし、そのオマケのカセットを持っていない方ならば 試しに、1話のラスト 防波堤で告白する時のシーンの テープを聴き、
9話の
朔ちゃん 昨日、夢を見たよ
電話が鳴っていて、そっちの方に歩いていくと
真っ青な空があるの
あれはきっと ウルルの空だよ
朔ちゃん、空がみたい
一度しかない最後なら
私、世界で一番青い空が見たい
そして、10話の
白血病で死ぬことが
わたしの運命だったとしても
そんなものに
わたしの17年をつぶされたくない
きっと生きたいように
生きるために
生まれてきたから…
少なくとも この3場面を 画面を観ずに 声だけ続けて聴き比べてみるといい。
どれも、綾瀬はるかの喋りだから 同じ人の声だって事は 直ぐ判る。
でもね、元気な時、病に苦しんでいる時、決断して 吹っ切れながらも 病状の深刻さから やつれきった喋り…、それが ちゃんと声だけで演じきれている事が判る。
第7話のラストで 入水自殺をしようとする亜紀と それを止める朔のシーンを 芝居の神様が舞い降りたシーンと評するファンは多い。
その意見に対して 私は反対しないけど、「綾瀬はるか」のみについて言えば このナレーションこそ 神と言うより 天使が舞い降りたと思えるぐらい秀逸だと思う。
この事は「雨鱒の川」という映画のメイキングDVDで 綾瀬はるかがナレーションをしており、その録音風景も入っているのだが、それを観て 私は ますます確信となった。

【画像は兎燕さんから パクリです^^;】
「この娘のナレーションは 素敵だ…」と。
で、そんな娘が担当した「ねずみの嫁入り」
もう、何とも言えないぐらい素晴らしい。
昔懐かしい番組「にほん昔話」を 常田富士夫や市原悦子では無く、綾瀬はるかでリメイクして放送して欲しい… 心の底から そう思った。
