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2005年08月22日

● がんばっていきまっしょい 前編


以前、映画「がんばっていきまっしょい」の冒頭部を記したところ、案外 好評だったのと、「もう少し語れ」という御要望が数件、寄せられたので書いてみる。




ちなみに、「がんばっていきまっしょい」は 現在、TVで放映されているが TV版は映画版とは 完全とは言えないまでも 殆ど別物という判断が私の中では下され 『相武紗季』のPV(プライベ-ト・ビデオ)として楽しんでいるので、比較して批判…という意図では無い。


がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

映画「がんばっていきまっしょい」の冒頭は 3人の男が 廃屋と化したボート・ハウスに現れる所から始まる。


既にボート部はダム湖の方に移転しており、海岸に建てられたまま廃屋となってしまった この建物を取り壊す… そんな会話が交わされる。


画像が暗くて判り難いと思うが 3人の人物のうち 1人はベンガル 1人は小日向文世で この冒頭の 何気ないシーンに 私が大好きな役者が二人配されてるだけで もう、私は映画の世界に引き込まれてしまう^^


がんばっていきまっしょい


その廃屋に貼られたまま 一緒に朽ち果てつつある一枚の写真、そこに写った5人の女の子が 物語の主役となる。




がんばっていきまっしょい

『オープニング・タイトル』



がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

プチ家出してはみたものの…

がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

得られるモノも無く、途方に暮れた様に岸壁に座る悦子

がんばっていきまっしょい

ふと、声の聞こえた方に顔を上げると…

がんばっていきまっしょい

一艘のボ-トが眼前を滑るように横切っていく

がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

逆光浴びてキラキラと輝く海とボ-ト

がんばっていきまっしょい

その光景に 何かを見つけ元気になる悦子

がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

気づけば さっきまでの途方に暮れた表情では無くなっていた。

がんばっていきまっしょい


この時、悦子がプチ家出していたのは 文武 どちらも秀でている姉と比較されることからの劣等感に 意地を張って 入れないだろう…と言われていた 姉と同じレベルの高い進学校に合格したのだが、いざ、合格してみると それまで掲げていた「目標」が失われ 新たな目標を見出せずにいたのを たまたま見かけたボートの姿に何かを得る。


とりあえず、「目標高入学」として中学時代を過ごし、受験を終えてみると 春休みの間、ポッカリと心に隙間が出来た様な気分になった記憶がある。


「受験が終わるまで我慢」


として、いろんな事を我慢していながら さぁ、受験も終わったし…と思った時には 流行遅れになっていたり、既に時期を逸して気が乗らないモノになっていたり… 何かをしようと思っても これといってする事が見つからず 春休みの、日々を無為に過ごしてしまった感が私にもある。


がんばっていきまっしょい

この白竜が演じる寡黙な父親は 心なしか悦子に厳しい。


姉にはさせていた店の手伝いも 悦子には「そんな事せんでええ」とさせない。


正直に言って この父親の心理は 映画前編を見終わっても なんとなく判る気もしつつも ちゃんと「判った」と言う気にはなれず、その後 何度も見直したのだが、未だに「判った」とは思えていない。


しかし、この高校一年生という年代の頃の自分を思い起こすと 父親というのは どこか理不尽なものに感じた覚えは 正直、言って ある。


その時に 何故、親父って理不尽なの?と その理由の判らなさと共通の この悦子の父への反感の様な思いって なんか、懐かしく 許せる気がする。


がんばっていきまっしょい

教師「これは、なんぞ?」


悦子「ダルマです」


がんばっていきまっしょい

答案用紙に描いたダルマ


教師「どういう意味ぞ?」


悦子「手も足も出ない…」


がんばっていきまっしょい

教師「このクソ馬鹿たれが」


似たような経験、もしくは 似たような光景を学生時代に目の当たりにした方は多いと思う。


例えば 私の場合


奥の細道』と言う記事で述べたが


●「五月雨を[あつめなくても]最上川 」

(正解は「あつめてはやし」)


中学の時に こんな解答を書いたバカ生徒だったし、


雑感(5月17日)』と言う記事でも述べた様に


「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる」


という歌がある。


高校の時の授業で いきなり教師から指名され


「ブタネコ君、この歌の心情を述べよ」


と、問われた事がある。


教科書で机の上を隠しながら 弁当を食べていた最中だったので 余裕が無く、予習もまともにしていなかったから…


「東海地方の小島という場所にある 砂浜で泣きながらカニと遊んだ… です。」


ってな感じの事を応えたら、教師が 重ねて続けざまに


「なんで泣いてたんだ? 啄木は」


と、聞かれ


「おそらく 啄木は”海が見たい”って小生意気な事を言う彼女に引きずられて 渋々、海に行き、二人で砂浜に並んで腰を下ろして 水平線を眺めているうちに ムラムラして ガバッと彼女を抱き寄せようとしたら その彼女にアッサリと”あ、カニだ”なんて言って身をかわされたのが悲しくて泣いたんだと思います」


と、答えたのだ。


中には 話の判る教師も たまにいて


「必死で 数日前より出題にヤマを張り必死で勉強してきましたが、本日の出題は 完全にヤマを外され、このままでは解答を書く事が出来ません。

なので、少なくとも 努力をしたんだ…という事だけは御理解願いたく 以下に暗記してきた文章を書き記します。

願わくば、ギリギリで充分に結構ですから 赤点、補習等を与えられない寛大な処分を頂戴できますと幸いです」


なんて書き出しで 古文の試験で「平家物語」の冒頭「祇園精舎の鐘の…」と覚えてる限りを書いたところ


「点数はやれないが、赤点、補習の免除は認めてやる。 ただし、冬休み中に”枕草子”を 最低20ページ暗記してくる事。」


とあり、運良く 大学入試に その「枕草子」「平家物語」が出たのには 深く感謝したモノだ。




さて、そんな悦子に

がんばっていきまっしょい

ブー「ネェさん 相変わらず、ハードボイルドな人生送っとるな」


と、語る幼馴染みのブーも なかなか良い味を出している。


がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

昼休みに 新入生のクラスをまわり、部員の募集をしに来たボート部のキャプテンに 入部を申し込むが


「うちに女子部は無い」


と言われ 凹む悦子。


がんばっていきまっしょい

しかし、風呂に入りながら


「そっか、無きゃ 作ればええんや」


と決意し


がんばっていきまっしょい


ボート部顧問の体育教師に談判し、


がんばっていきまっしょい


なんとか認めて貰う事になる。




さて… 道産子の私としては 最初、この映画の悦子の姿を見た時に「へぇ…」と思う事がいくつかあった。


がんばっていきまっしょい

そのうちの一つが この悦子の着ている制服である。


最初にこれを見た時 縦に二列のボタンが並んだデザインに 私はコートなんだと勝手に思っていた。


しかし、見続けていると 実は これが冬服なんだと判る。


北海道みたいな場所だと 防寒用のコートに重点を置くから 冬服でも 上着は そんなに厚くない。


実際に 国内を旅して歩くと判るが、北国は基本的に家も服装も防寒対策が 自然と取られ慣れもあるけど 設備が防寒だから あまり、寒さに凍える事は少なくコートの下は案外、薄着なのである。


しかし、西日本では 防寒よりも防暑対策の方が重視のようで 建物が古ければ 特に、風通しが良すぎ、冬の寒さは 北海道よりも寒いんじゃないかと思うし、北国育ちの私には不思議に思うほど 厚着で 家の中でダウンのベストを着ている人が多いのにはビックリしたものだ。




さてさて、この悦子の冬服 現代の感覚から言うと 実に野暮ったいデザインに見えるかもしれない。


けれども40過ぎて 懐古的感慨の湧いてきた私としては 今のカラフルな制服よりも このような野暮ったさの中に 伝統とか格式を感じ 逆に好感を抱く。


「あの高校 制服が チョー可愛いの だから、あの学校に行きたい」


幸いにして ウチの娘は そんな台詞は言わなかったが、最近 そんな言葉を よく耳にする。


少子化のおかげで学校経営も大変だから そんなところにも受験者数の確保を目指して 有名デザイナーを起用するなどしているらしいが、まぁ、それはそれでいいのだが こういう格式のある制服が淘汰されるのは見るに忍びない。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

そうそう、コートにしか見えなかった
一応TVドラマもあんな感じでしたよね
私は男子部キャプテンのあの野暮ったさが結構好きです
話的には、もうちょっとボート部設立までの紆余曲折が描かれていても良かったかな?とは思いましたが、まあ、雰囲気第一の映画なので良いのかな?

中編まだー?(あえて後編とは言わない)

さすが、うごるあ さん^^

前・後編 じゃなくて 前・中・後編と よく見破りましたね^^;

中編 まとめてたんだけど 昨日、今日 それどころじゃ無かったもんで^^;


はじめまして
モデルとなった学校の卒業生です。
あの女子の制服は実際に学校で使われていたもの。
私が在学していたのは映画の時代設定から
5~10年後ですが、
その当時ですら徹底的に古臭くて
可愛くないとみなされていました。

そして現在でも制服はあのままで、
21世紀になっても生き残っています。
テレビドラマ第一艇でも出てましたが、
その後登場した夏服とのギャップが大きいです。
(実際の夏服は冬服ほどではないにせよやはり・・・)

当時はなんだかなぁと思っていましたが、
今となってはそのままでいて欲しいです。
まぁ昭和40年代の体育館や校舎が使用され
(お察しの通り冬は寒く夏は暑い)
江戸時代の藩校の建物まで
いまだに残っている学校ですから、
そう簡単には変えないでしょう(笑)

★ まるじゅん さん

コメントありがとうございます^^

在校生やOBの方々には それぞれ独自の見解もあると思われますが…^^;

私の様に 歴史の浅い北海道という地で 江戸時代から…という
建物や伝統を味わう事は 難しい事で そこに 勝手ながら憧れや
羨ましさを感じてしまいます。

コメントを拝読し、なるほどなぁ…と勉強になりました ありがとうございました。

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