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2005年08月14日

● ブタネコ的 アキ父の考察(7話)


今回は 第7話のアキ父の心情について 勝手に語ってみたい^^;

(またまた、今回も 勝手な妄想なんで笑い飛ばして下さい^^;)




前回の『ブタネコ的 アキ父の考察(6話)』を境に 画面に現れるアキ父の姿・雰囲気はガラッと大きく変わる。


サクを受け入れるにあたり、

世界の中心で、愛をさけぶ

「アキは 自分が実は白血病だとは知らないんだ…」


と、状況を説明する。


ここで、あえて「受け入れる」としたのは 私はアキ父が サクを娘の交際相手だと キチンと認めて「受け入れた」と思える事を 二つしているからである。


一つは


「アキは 自分が実は白血病だとは知らないんだ…」


と状況を説明し、サクから「隠しておける事なんでしょうか?」と聞かれて


「いずれは…とは思っているんだが 今はね」


と、素直に心情を吐露している事。


二つめは サク父に電話して 少なくとも「アキが白血病である」という事と「それをアキにバレ無い様に サクに協力して貰っている」と言う事を告げている事。

世界の中心で、愛をさけぶ

(アキのパスポート写真を撮って 写真館に寄った際、サク父が電話を貰ったと話している)


特に、この二つめの意味は重要で、娘の父親が 娘の彼氏の父親に電話をする…というのは 簡単な話では無いのである。


特に、第6話冒頭で 夢島から倒れて帰ってきた…事で アキ父はサクの家に電話をして


「今後のお付き合いは御遠慮願いたい」


という絶縁宣言を 一度は述べているので余計に簡単な話では無い。


サクの父親に電話をして どういう話をしたか、細部は不明だが 私なりに勝手に想像すると


「実は 娘が倒れたのは白血病になってしまったからでした。

 サク君に咎が無いのに 先日は 大変、失礼な申し上げを
 してしまい申し訳ありませんでした。

 ついては、サク君に見舞いに来て貰うのが 今の娘にとって
 心の拠り所となっており、身勝手とは思いますが、
 娘とサク君の交際を認めてやりたいと思っております。」

という感じの内容と


「それと、今の段階では まだ、娘に病名の告知を出来ておりません。 
 その事は サク君にも話した上で協力して貰っております。
 重ね重ね、勝手な御願いで大変恐縮ですが
 どうか 御協力願えませんでしょうか?」

という旨だったんじゃなかろうか?と想像する。


まぁ、話の内容は 先にも述べたが想像であるのだが、そういう「スジを通す」あたりは


第6話での

「今日は、やめときます。 ちゃんと会えるようになりたいから…」

という サクの「スジの通し方」に対する アキ父なりの ちゃんとスジを通した対応なのだと思うと アキ父の厳格さ、律儀さには頭が下がる。




で、交際を認める・認めないとは別に アキに病名を告知する・しないという問題は アキ父にとっては 医師から宣告を受けて以来、かなり重たい問題だったはずである。


私の経験談については『赤い疑惑』という記事で述べたので御参照願うとして、”亡き友”の親父さんは やはり、相当、悩んだのである。


TV版「世界の…」では 真島青年という存在が現れ、間接的に疑問を抱いたアキの誘導尋問に引っかかり、サクは呆気なく「白血病」だと言う事を告げてしまうわけだが、実を言うと 私の知る限り、こういうケースが現実的に多いのだ。


それは 我が”亡き友”の30年近く前の当時でも TVやラジオのタレ流す「病気番組」や 周囲の入院患者に 自分と同じ様な人物がいれば 雑談と言う名の情報交換の中で「あれ?」って場面が起きたのである。


ゆえに情報が豊富な現代では もっと、簡単にバレる事が多いわけで ある意味、情報氾濫のもたらす弊害と言っていいのかもしれないと思う。


であるがゆえに、冒頭の


「アキは 自分が実は白血病だとは知らないんだ…」


というアキ父の台詞は「それだけは言ってくれるなよ」という 釘刺しだったわけだが…


アキの誘導尋問に 見事に引っ掛かり…

世界の中心で、愛をさけぶ


言ってしまって

世界の中心で、愛をさけぶ

「俺、死んだ方がいいかもしれないです…」と凹むサク。


それに対して

世界の中心で、愛をさけぶ

思わず「死んでくれ」と言うアキ父。


この場面を見て 私は、自分の失敗(?)を直ぐ報告し ちゃんと謝るサクの姿に 残念ながら 現実ではなかなか見受ける事の出来ない好青年像を見る思いがした。


「バレるまで黙っておこう」

「誘導尋問したアキのせいだ…」


等と、責任回避や転嫁する者が多い中で 面前に赴いて「すいませんでした」と言う姿は なかなか大したもんだと思う。


それに対して、思わず「死んでくれ」というアキ父の気持ちも判る。


もし私だったら「口が軽すぎるだろボケ」とか言って 殴ってるような気さえする^^;


しかし、アキ父は

世界の中心で、愛をさけぶ

「本当は俺がやるべき事だったんだ…」と、言いながら 


世界の中心で、愛をさけぶ

「ありがとうな」と礼を言い、その上で「辛かったろ」と気遣いまで見せる。


アキ父ってのは 器の大きい男だなぁ…と感心するのみである。(ToT)




さて、アキに一時帰宅の許可がおりる。


一時的なものとは言え、それを楽しみにしていたのは アキ本人だけでは無く、アキ父も同然である。

世界の中心で、愛をさけぶ

食卓に並んでいる料理が「すき焼き」である事も 個人的には感慨深い。


と言うのは 勝手な家訓だが 我が家では「すき焼き」は特別な料理とされており、何か重要な出来事が無い限り、食卓には「すき焼き」は出ない。^^


たとえ、どんなに大事なお客さんが来訪したとしても 寿司は振る舞っても「すき焼きは」出してはいけない料理とされており、「すき焼き」は家族だけで食べるものとされている。
(この 我が家の家訓の理由については 今回は述べません^^)


ゆえに、食卓に「すき焼き」がセットされている この画面を見ると、如何に廣瀬家が この日を大事にしていたか 勝手に思い込む事にもなる。^^;


なので、その場にアキがいないのに 仕方無く、コンロに火をつけるアキ父の心情は 誠に忍びない。


ただ、巧く言える自信が無いのだが…


結果的に、サクがアキの誘導尋問に引っ掛かった事により、「病気の告知」という悩みがアキ父からは除かれた事で この時点としては アキ父は ある意味、ほんの少し、心が軽くなったんじゃないか?と思われる。


それが、

世界の中心で、愛をさけぶ

「まだ生きてたのか?」


という ブラック・ジョークから始まり、


世界の中心で、愛をさけぶ

「俺が笑うと おかしいか?」


と、前編を通じて 初めてアキ父の笑顔が画面に現れる事に繋がるのだろうと思われるが…

世界の中心で、愛をさけぶ

病室に入ってみるとアキはいない。


世界の中心で、愛をさけぶ

その間に 真島青年の死を目の当たりにしたアキは 病気の深刻さを あらためて知り、


世界の中心で、愛をさけぶ

海に身を投じようと思い詰める…。


それは、

世界の中心で、愛をさけぶ

サクの奔走で大事に至らずに済むが、アキ父にしてみたら 病名を告知する事によって起こり得る最悪の展開であったはずで… 


それを瀬戸際で防いだサクへの感謝と信頼は 大きなモノになったと思う。


我が”亡き友”の告知後の話は


世界の中心で、愛をさけぶ 第7話


と言う記事の中で簡単に触れたが、我が”亡き友”は 何度、思い返しても心の強い人だった。


だから、自殺なんて事は考えず、私がTV版「世界の…」を見た今現在、思えば 残された時間の中で 遺された人に 何を遺すか… 最終的には本人が無意識のうちに専念していた様に思う。


この7話の時点のアキは そんな状況じゃないので今回は その事については触れずにおくが、あらためて触れておきたいのは「告知」が行われた瞬間から 本人も含め、親も それまでの細々した迷いが無くなったかのように ふっ切れた行動を取るようになる…という事である。


その事を含めて 8話以降は また、あらためて別記事として述べたいと思う。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

素晴らしい考察に暫し、心奪われて、早く寝なくちゃ、と思いながら、感動したこの気持ちを伝えたく、書き込みさせていただいてます。もっと、多くのコメントを残したいとこですが、明日の仕事に差し支えるので、残念ですが、またの機会にします。
 次の回も期待しています。

★ yumi  さん

まぁ、ブタネコと名乗る変わり者が 好き勝手に妄想描いて
語ってる…だけですから^^

【※注意!!】

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