● ブタネコ的 アキ父の考察(前編)
昨日、「ブタネコ的 ソラノウタの考察」という記事を更新し、アキ父の心情について勝手に想像して触れてみた。
【参考記事】『ブタネコ的 ソラノウタの考察』
そうしたところ、数通のメ-ルにて 全編に通じてアキ父について語れ…と御要望を頂き、まぁ、「お盆」という事もあり、記してみたいと思うに至る。
(勝手な想像と個人的状況を加味してますので 笑い飛ばして下さい^^;)
TV版「世界の中心で愛をさけぶ」の中で アキ父が最初に画面に登場するのは
【第1話】

このシーンから得られるアキ父像は 少々、怖めで 娘に対して厳しく、

アキの微妙な表情の変化からも 父に対して、内心 反感を抱いている風も感じられる。
得てして、この年頃ぐらいの それも一人娘を持つ父と娘における、いくつか見受けられる典型的な親子関係のパターンのひとつとも思える。
それが、
【第2話】

アキ(娘)の部屋に勝手に入り サク(彼氏)とのカセットテープを捨ててしまう父親像に繋がり…。
この辺は 少し、乱暴な父親像…にも 見受けるわけで そこに反感を抱く視聴者も少なくないと思える。

実際、映像内でも「やり過ぎなんじゃないですか?」とアキ母から諫められているが、アキ父の様子からは「うるさい、これでいいんだ」とでも言ってるかの如きオーラが漂う^^
けどね、この様な行動を 実際に取るか否かは別として 一人娘を持つ親父ってのは 多かれ少なかれ、似たような心情を持っているもの。
自分が嫁を口説いた時の事など平気で棚にあげ、娘に近づく男を「虫けら」と見なす^^;
まぁ、最近は 理解ある(?)若い世代のパパが増えたようだが、一昔前の父親って けっこう、こんなもんだったと 私は思う。
最近は「少子化問題」や「ゆとり教育」とかいう いい加減な制度のおかげで 昔とは様子が変わってしまった感も少しあるが、
「良い高校、良い大学に入って、良い仕事に就く…」
(この場合の”良い”の意味には問題大ありだったのだが^^;)
そういう上昇志向の塊みたいな発言は ごく普通に家庭内で語られていたものだったりするのだ。^^;
ただね、さすがのアキ父も アキ母の諫めなどから 多少は「やり過ぎ」感を抱いていたと見えて…
【第3話】

職場で「現代の娘事情」を耳にし…

家庭内では 母と娘の同盟関係(?)が成立し…

アキ母の掌の上で転がされるかの如く、娘に対して 事実上の外交関係改善へと導かされる。^^;
この辺に関しては 我が家では日常茶飯事であり、我が家の中では 私には国連で言うところの”拒否権”は与えて貰っておらず、超大国”嫁”と その属国”娘”に対し、超大国の監視の下で蠢く 第三世界が私である。
従って、母が父の操縦法をきっちりと把握している家庭では もの凄いまでの母娘同盟関係が成立しており、 その一例が
『雑感(4月7日)』
で、述べた様な事だ。
さて、アキ父とアキの親娘関係が 多少、良い方向になったのか
【第4話】

テストの解答用紙に鼻血がついていたと聞き、心配するアキ父に「頑張りすぎたからだよ」と 見事な反撃を見せるアキ。

この後に続く「もし、推薦入学が決まれば…」等々の会話は ごく普通の何気ない、微笑ましい会話に映る。
とは言え、アキ父の基本路線は変わっておらず…
【第5話】

「キャンプに行きたい」というアキに対し、「言語道断」と言う風に許可しないアキ父。
ここは、私は非常にアキ父の心理が理解出来る。
夏の海は… 私のその歳の頃の心理を考えれば 夏の海辺は狼だらけなのである。
「絶対に駄目!!」
そう言って、娘に泣かれたのを思い出す^^;
アキ父は「学業優先」みたいな理由を口にするが、当時の私は
「海ボウズが出たらどうする?」
「日焼けは お肌の大敵だ」
最終的には
「俺だって仕事が忙しくて 海に行くのを我慢してるのに オマエだけ行くってのは不公平じゃないか?」
今思えば、そんな支離滅裂な理由を持ち出して 許可しなかった^^;
が、数日後 夕刻に帰宅してみたら 嫁と娘が真っ赤に日焼けしていて
「私が同伴で車を運転して 泳いできたの、文句ある?」
と、嫁に言われ 何も言えなかった私だった。(ToT)
ただね、判って欲しいのは 全てが 愛娘可愛さからの行動・言動なのである。
ゆえに、娘が熱を出して寝てる…と聞けば

仕事の途中だって 気がきじゃ無いのである。
であるがゆえに、「熱だして寝てる」筈の娘が 何処かの馬の骨と無人島にキャンプに行って倒れて帰ってきた… なんて、聞かされた日には

私に言わせれば サクは殴り倒されて当たり前、もし、これがウチの娘に起きた事なら 私は殴るだけじゃなく蹴るまですると思う^^;
馬の骨に トラウマになるぐらいの”恐怖”を身体に教えてやるだろう…^^;
こう言うと「ブタネコは乱暴者だ」「堅気じゃない…」と 非難の声が聞こえそうだが、そんなのは 愛娘が元気でいるうちは笑い話で済む。
(済ましちゃう^^;)
娘の入院に際し、

そんなに沢山パジャマ買ってきたの?って様も 私には もの凄く説得力のあるシーンとなる。
この画面のタイミングは アキが白血病である事を宣告された後だから 入院が長期に渡る事を考えて…と解釈する方も多かろう。
けどね、私は 娘が盲腸で入院した時に これと、ほぼ同じ真似をした事がある。^^
医者から「1週間ぐらいの入院ですね」 そう言われて、とりあえず入院に必要なモノを…と 自分なりに気を利かそうと思い買い物に行き、
「あ、そうだ パジャマもいるな…」
ふと、そう思って パジャマ売り場に行ったのだが、種類やデザインが豊富で
「これ似合いそうだな? いや、コッチの方が…」
そう、目移りし、
「そか、どうせ1週間の入院だとすれば7日あるわけだから 7・8枚は あった方がいいんだ…」
で、結局10着買って 他の荷物と一緒に病室へ持っていったら
「入院患者は 専用の患者着が病院で用意してありますので…」
そう言われて すごすごと持って帰ったわけだが、その際、嫁や娘から
「たかが盲腸で そんな枚数買ってどうするの? 入院、長引かせる気?」
と、笑われるわ 怒られるわで…
でもね、そんな経験者 多いと思うよ。^^;
愛情表現とは違うかもしれないが、そんなもんなんだよ 娘の父親って。


