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2005年07月14日

● 山田孝之 考


今回は TV版「世界の中心で愛をさけぶ」における 松本朔太郎を演じた山田孝之について 語ってみたい。



かねてより、私が神ブロガ-と崇めている『綾瀬はるかなる日々』の、takuさんは 山田孝之ファンを公言されておられる。


私は…と言えば コスプレマニア、ロリコン等々は公言しているが 男色に関しては さほど興味は無い。


しかし、良いモノは良いと認めたい…というのがポリシ-なので いい演技を見せてくれる俳優さんは 気持ちよく応援したいと考えてはいる。


さて、先日


ブタネコ的 第1話の考察


という記事において 綾瀬はるかの演技に関して…



---- < 以下、引用 > ----



世界の中心で愛をさけぶ


「え?」と驚き


世界の中心で愛をさけぶ


なんとも言えない微笑みを浮かべるアキの仕草や表情に「自分を見てくれている者の存在」 それが、よりによってサクだった喜び… ほんの瞬間的な映像なんだけど もの凄く巧く表現されていて良い。

(ホント良いよ はるかちゃん)



---- < 以上、引用終わり > ----



と、記述したところ 山田君ファンの ある方から


「たまには 山田君の素敵なところを褒めて下さい」


と、クギを指すメ-ルを頂戴した^^;


私としても 最近、偏った意見を このブログに書いてしまったばかりに、対応に困る抗議を頂いたり…で 好感度がダウンしていると思われる矢先であったから、この山田君ファンの一言は「う~む」と唸る。^^;


ただね、誤解の無い様に申し上げておきたいのは 「綾瀬はるか」や「堤幸彦」や「森下佳子」だけで このTV版「世界の中心で愛をさけぶ」が成り立った…なんて 私は思っているわけじゃない。


山田孝之の存在も それなりに、きちんと認めているつもりである。


例えば、先に挙げた「綾瀬はるか」のさりげない表情の演技、これに匹敵する演技を 山田孝之も随所で見せてくれている。


【第4話】

世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

自転車の後ろに乗った亜紀が サクの背中に頬を当てた途端、ニヤケてしまうサク


このシ-ンなど 実に自然に、思春期の少年を見せてくれている。

(もっとも、もし、これが私なら 実に自然に 中年のニヤケ方を 長く伸ばした鼻の下付で 演じてみせてあげられる自信はあるが…)




さて、冗談はさておき…


真面目な話、私は このTV版「世界の中心で愛をさけぶ」の山田孝之を観ていて 最近の若い俳優の中でも 特に目を惹く演技巧者だな…と思った。


それは、彼の「泣き」の演じ分けの見事さに感心したからである。


今回、キャプ画を大量に入手し、それを整理していて あらためて、その事が確認出来たので、良い機会なので掲示しようと思う。


【第3話】

世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

サクが実は持っていると知らずに、1人で夜の校内で骨のビンを探す亜紀…


世界の中心で愛をさけぶ

お馴染み、「マリア様だっこ」のシ-ン


【第6話】

世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

亜紀の両親から 亜紀が「白血病」だと知らされるサク


世界の中心で愛をさけぶ

ラジオに「実は白血病じゃなかった」とハガキを書くサク


【第7話】

世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

亜紀の誘導尋問に引っかかり「白血病」だと暴露してしまったサク


世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

自殺しようとする亜紀をとめるサク


【第8話】

世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

「もう(会いに)来ないで」と亜紀に言われて動揺するサク


【第9話】

世界の中心で愛をさけぶ

亜紀のウェディングドレス姿や それを囲む人々の光景を見て 隠れて泣くサク


世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

「生きているのか 死んでいるのか… 時々、判らなくなる…」


世界の中心で愛をさけぶ

亜紀の坊主頭を見て 泣くサク


【第10話】

世界の中心で愛をさけぶ

世界の中心で愛をさけぶ

亜紀父から「亜紀は体力の限界」と聞き…


世界の中心で愛をさけぶ

空港へ向かう電車の中


世界の中心で愛をさけぶ

空港で…


【第11話】

世界の中心で愛をさけぶ

亜紀のいなくなった病室


世界の中心で愛をさけぶ

亜紀の葬儀に出るのを拒み…


世界の中心で愛をさけぶ

「悲劇のヒ-ロ-は…」


世界の中心で愛をさけぶ

ウルルにて




以前、このブログ内の他の記事に プロの小説家は 雨の降り方の描写を様々に書き分ける…と書いた事がある。


「シトシト降る」


「粛々と降る」


「さめざめとした雨」


「バケツを ひっくり返した様な…」等々


同じ様に 泣き方の表現にも 様々な形容があると思う。


それと、音と同じ様に 涙にも ボリュ-ム調整があるんだなぁ…という事も判った。


例えば、上の 第6話「亜紀の両親から 亜紀が「白血病」だと知らされるサク」というシ-ンでは 涙はこぼれていないが、カッと開いた目は真っ赤で、瞼いっぱいに涙が溜まっているのが判る。 


「ラジオに「実は白血病じゃなかった」とハガキを書くサク」では ハガキにポツンと大粒の涙が ひとつだけ落ちる。


第8話「「もう(会いに)来ないで」と亜紀に言われて動揺するサク」では どこにそんなに?と思えるぐらい涙が流れ落ちる。


第9話「亜紀のウェディングドレス姿や それを囲む人々の光景を見て 隠れて泣くサク」では しゃくり挙げる仕草が加味されており、


「亜紀の坊主頭を見て 泣くサク」では 無理矢理、笑顔を作りながら でも、涙がこぼれる…という 複雑な泣き方。


「ポロッ」「シクシク」「ジワ-ッ」「ウワ-ン」「ヒック・ヒック…」


実にいろんな泣き方があるものだ…と 感心するぐらい 山田孝之は泣き分けている。


これは見事という他無い。


最後の ウルルで「アキ----ッ」と絶叫しながら泣く様は 言葉すら無い。


名前を出して比較するのは避けるが、最近 売り出し中の若手俳優で 他に、これだけ泣き分けられる俳優が どれだけいるのだろう? 私は、そこを強調して指摘しておきたい。




最後に、ついでと言っては失礼だが TV版「世界の中心で愛をさけぶ」の中に出てくる涙のシ-ンで「さすが…」と唸った場面を 二つ挙げておきたいと思う。


世界の中心で愛をさけぶ

第4話 17年後のサクと話す 谷田部




世界の中心で愛をさけぶ

第7話 亜紀の告白に泣く サク母

『俳優・タレント』関連の記事

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コメント

私はこのドラマ観るまではそんなに良いイメージを彼に持ってたわけじゃなかったと思います。
申し訳ないが「眉毛の濃い奴」ぐらいしか・・・

とさっこさんの仰る
>3話の最後の亜紀がサクを抱きしめるシーンは男性陣から絶賛ですが、あのシーンは、サクが亜紀を見て、また下を向いて、嗚咽して泣き出すその場面がなければ、なんでもないシーンになったと思います。

これ、ドラマ全編に渡って言えると思います。
これもやはり「相乗効果」だと思います。
亜紀だけ良くてもダメ、サクだけ良くてもダメだったでしょう。

ブタネコさん
最近矢田部先生の「安心して忘れなさい」のシーンのお気に入り度が増してません?
確かに矢田部先生のシーンでNo.1かもしれませんよね。

谷田部の字、間違えちゃった・・
もし可能であれば、大変お手数ですが直しては頂けないでしょうか?
ブタネコさん、よろしくお願いします

こんにちは。この作品は見れば見るほど、見解が、いろいろあって凄い作品ですね。

プラスマイナスでいる石丸Pさまが
上の相合傘の2人をみてこの2人は素敵だと確信した場面ですが、あの、シーン実は最初カットを割っていたのですが、あまりにも、2人が素敵だったので演出の堤さんが、長い2人のカットにしたそうです。
また、タイトルバックは堤さんの提案で8ミリで撮っていて、ラストメッセージ的な要素が入っていて2人が手を握った後に『よりそう場所』というところでオーバーラップしてオーストラリアの風景になりそこが寄り添う場所でいたかったという亜紀の思いが1場面で伝わるようにだそうです。プラスの石丸さんの見解

私が、きれいだと思ったはるかちゃんの涙で、駅で、『くさるかも』いいよのあと、ポロっと一粒流れるんですが、左風がふいて帽子のつばがゆれ涙がほとばしる・・演出以外にも自然の産物がもたらしてくれた、ドラマでした。

★ うごるあ さん

『最近矢田部先生の「安心して忘れなさい」のシーンのお気に入り度が増してません?』

仰る通りです。

takuさんが「第2話」を描き、私がネカフェでキャプ画を収集しながら あらためて見直していて この場面と もう一つの ある場面は やはりグジャグジャに泣けてしまい。

シ-ンと静まりかえった ネカフェの店内に 小一時間、オッサンが「ヒック・ヒック」をしゃくり上げる声が響いていたはずです。


あ、そうそう、文字訂正の件ですが…






嫌!!!です。^^;




手間がかかる、面倒臭い…なんて理由じゃありません。


ただの、嫌がらせです^^


★ エメラルド さん


石○P氏が 何をどう言ったか… 

本心なのか、営業ト-クなのかは知りませんが あの野島ごときを「憧れていた作家」等と のたまうアホ…という評価、現時点での私の彼に対する採点は変わりません^^;


御指摘の第11話のシ-ン 確かに綺麗でした。

あらためてDVDを見直すと ほんと背景や その時の自然が綺麗に映りますよね。

それをあらためて感じている ブタネコです。

それまでの山田君のイメージは、ちゅらさんでの「恵達」でした。
しかし今では、「朔太郎」そのものになってます^^

山田君の演技で泣ける場面は山ほどあり、自分が如何に朔目線でドラマを見ているかがわかってしまいますね。
亜紀が入水する場面での「オレは廣瀬亜紀を信じる」には何回見ても。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん です。

というかドラマ全体を何回見ても。・゚・(ノ∀`)・゚・。なんですけどね。

亜紀父の苦悩、亜紀母の哀しみを隠しての気丈な振る舞い、どれもこれも心うたれます。

朔父の優しさ、朔母の正直さ、語りだすときりがありませんね。
3話冒頭朔母のセリフで明希に語る場面での「今までずっと一人でやってきたと思ってたから」にも随分泣かされてます。

あぁ~、本当にきりがないやΣ(^∀^;)

★ Wen さん

ですね^^; たしかにキリがない^^

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