● 「横溝正史」と「編物」
このブログ内の いくつかの記事の中で 私がマフラ-を手編みした話を述べた。
すると、
「どうして 男のブタネコが 編み物なんか覚えたのか?」
「男の癖に 編み物するなんてキモイ」
など 御意見・御質問・御苦情を頂いた。
という記事の中で
編みましたよ 自分で…
洋裁店に行って 好みの色の毛糸と「編み方教室」本や 編み棒セットまで買い込んで…。
と述べたが、実を言うと 私が そこに至るには もうひとつの別な大きな理由があるのだ。
私が 横溝正史の金田一耕助シリ-ズの大ファンである事も 既に、いくつかの記事での述べたし 詳しくは
を御一読頂けばありがたい。
上の画像は 古くからの横溝ファンであれば 御理解頂けると思うが、横溝正史の人となりを知る上で欠かせない本であり、特に「真説金田一耕助」は 横溝正史本人が記したエッセイ、及び 日記の抜粋である。
これらを読むと判るのだが、実は 横溝正史の特技というか趣味が編み物だと御本人が述べており、であるがゆえに 私は元々、「編み物」に興味があったのだ。
さて、その金田一耕助シリ-ズの中に
『女王蜂』という作品がある。
この作品は 石坂浩二が金田一耕助、ヒロインに(当時)新人の中井貴恵(中井貴一の姉)が主演で市川崑監督により1977年に映画化されている。
ネタバレは避けたいので 詳細には必要以上触れないが、編み物が重要なファクタ-となっている作品である…とだけは言っておきたい。
そんな背景があったから 私は編み物に興味を持っていたのだ。
横溝正史は 氏のエッセイの中で 出筆するスト-リ-の展開に行き詰まると 家の中や近所を歩き回るか、編み物をして気分転換しながら瞑想した…とも述べている。
私はプログラマ-になって間も無い頃、延々と待たされるコンパイル・タイムの暇潰しに編み物をしていた時期がある。
(同僚から かなり薄気味悪がられたが…^^;)
ある時、レ-ス編みに凝っていた時期があり、テ-ブルクロスや 花瓶の下敷きなどを編んでいたけれど、それにいい加減飽きて、少し 変わった物が編みたくなって なんか無いかなぁ…と思っている時に
「あ、アレ 編んで彼女にプレゼントしてやろう…」
と、思い立ち 実施した事がある。
その”アレ”とは ブラジャ-だ。
案外ね レ-スで編んだブラジャ-って ちゃんと上手く編めば素敵だよ。
(と、私は思ったんだ^^;)
彼女の誕生日に ちゃんとプレゼントを買って用意していたのだが、その”本命プレゼント”を渡す前に ネタとして 手編みレ-スのブラジャ-を ちゃんとラッピングして渡したのである。
渡した その場で彼女は包みを開けず、
「今晩、帰ってから部屋で開けるね」
そう言って嬉しそうに帰って行った。
その晩、彼女から電話が来た。
彼女「チョット!! どういうつもりなのよ アレ」
私「ネタだよ それはネタ、ちゃんとしたプレゼントは オマエの部屋のポストに別に入れておいたから…」
私は 予定通り、笑いながら そう言った。
しかし、彼女は
「私、こんなに胸 小さくないわよ!!!」
と言う。
私は その時、重大なミスをしていたのだ。
つまり、目見当でサイズを間違えたのだ。^^;
(それも 中味より小さめに編んでしまったのだ…(ToT))
彼女「馬鹿にしないで!!! ガチャッ ツ-・ツ-・ツ-」
受話器を持ったまま 途方に暮れる私。
しかし、直ぐ ある事に気が付いた。
実際に 着けたのかよ?
そのブラジャ- (^^)
それが 今の私の嫁だ^^;
