● 坂本多加雄
私が「坂本多加雄」という名前を知ったのは つい最近の事。
御世話になっている『Band of Brothersの非公式ホームページ』さんの姉妹サイトに
『MILITARY MOVIE MANIACS』というサイトがあり、その中のコンテンツに
『戦争映画・ミリタリー情報掲示板 』があるのだが、そこで紹介されていて知ったのだ。
ここで、紹介されていたのは『スクリーンの中の戦争』という1冊
サイト運営者の一人である FORREST氏の記述を一部を抜粋引用させて頂くと
第一章 戦争映画の嘘と真実
(「パール・ハーバー」「トラ!トラ!トラ!」)
第二章 ハリウッドが描く「日本人の戦争」
(「太陽の帝国」)
第三章 「白人の妄想」としてのアジア
(「地獄の黙示録」「エマニエル夫人」)
第四章 やり切れない日常を壊すもの
(「タクシードライバー」)
第五章 庶民の記憶する幸福な歴史
(「明治天皇と日露大戦争」)
第六章 アウトローたちの見た軍隊
(「真空地帯」「拝啓天皇陛下様」)
第七章 父と子の戦中・戦後
(「陸軍」「破れ太鼓」)
第八章 普遍と日常
(「東京物語」)
著者は「多くの日本人は『太陽の帝国』が本当に描きたかったこと、日本人なら当然感じ取るべき事柄を受け取っていない・・・」と喝破し、「本来、『太陽の帝国』は日本人が作るべきだった」と断じます。
by FORREST氏
私は この一言に強く惹かれて『スクリーンの中の戦争』を買い求め読んだ。
非常に深い感銘を受けた。
そこで 坂本多加雄氏の他の著作を読みたくなり いろいろと調べ その中から3冊、タイトルで選んで買い求め 読んでみた。
『問われる日本人の歴史感覚』(勁草書房)
『歴史教育を考える』(PHP研究所)
『昭和史の論点』 文藝春秋
どれも秀逸である。
そして「坂本多加雄」氏を知るにつけ判った事は 今、「教科書問題」として騒がれている件についての発端のひとつである「新しい歴史教科書をつくる会」の流れで執筆された扶桑社の歴史・公民教科書の内容が 何故か検定中に韓国に流出し中韓両国が反発したり朝日新聞が社説で不採択を呼びかける…だった事は記憶に新しいが その「新しい歴史教科書をつくる会」の根底にある主張と 「坂本多加雄」氏が氏の著作の中で語られる内容は ほぼ同一であり、その考えに 私は深く賛同する。
今回の「教科書問題」を正確に知る上で 是非、読んでみる事をお勧めしたい。
尚、最後に記事をひとつ御紹介しておく。
「反日行動にひるむな」 教科書問題 つくる会がシンポ
新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の歴史・公民教科書に対し中韓両国が反発したり朝日新聞が社説で不採択を呼びかける中、同会のシンポジウムが十日、東京・春日の文京シビックホールで開かれ、約千六百人が集まった。中国ウオッチャーとして参加した古森義久産経新聞ワシントン駐在編集特別委員は「米国ではブッシュ大統領が中国の教科書を非難するなど反日に批判的だ。日本は揺らいではいけない。中国首脳部に『やっても得にならない』と思わせれば反日は終わる」と分析。朝日新聞について「結果として朝日の主張と中国共産党の主張は大体一致している」と述べた。
作家の井沢元彦氏は「朝日は昭和五十七年の『侵略→進出』誤報事件のとき、誤報を開き直る記事を社会部長の署名入りで載せた。他人のことを批判するが自分のことは謝らない体質は今も変わっていない」と指摘。
救う会副会長の西岡力東京基督教大教授は「扶桑社の教科書は拉致事件を巻頭グラビア、人権、外交、安全保障、国家主権の五カ所に記述している。最もふさわしい教科書だ」と支援を表明。朝日について「教科書を悪くした『慰安婦の強制連行』は朝日の誤報が発端だ」と批判した。
つくる会の八木秀次会長は「朝日は社説で扶桑社教科書を『教室で使うにはふさわしくない』と不採択を呼びかけているが、同紙論説主幹は三月二十七日付で竹島(島根県隠岐の島町)について『韓国に譲ってしまったら、と夢想する』と書いている。朝日こそ日本の家庭で読むにはふさわしくない」と述べた。
【TBさせて頂いたブログ先】
・『Art Grey』さんの
『小説『拝啓天皇陛下様』 私にはいない、‘戦友’様について…』
