● 雑感(4月9日)
どうでもいい話ではあるのだが… 胸が痒い。 と言うか痛かった。
何故、私の胸が痛いのかは『「世界の中心で愛をさけぶ」夢ネタ』を御参照願う事にして…
同様に、私が”痛い”オッサンだ…というのも ツッコまない方向で御願いします。
それは、私の胸に クッキリと描かれた6本の赤い斜線。
猫に引っかかれた傷って 経験した人なら判って下さると思うが、妙にズキズキと疼くんだよね。
まぁ、私が変な夢を見て 飛び起きたのにビックリした猫が 慌ててやってしまった事だから、私にしてみれば自業自得な傷とも言える。
誰が悪い訳じゃ無く、悪い者がいるとすれば それは私だ。
結局、寝そびれて洗面所に行って顔を洗い、歯を磨いていると 胸がズキズキ疼く。
上半身 裸になって、洗面所の鏡に己の肉体を映し、胸の傷を眺めた。
これが6本の赤い斜線じゃなく、7つの銃創みたいな傷だったら ニヒルな微笑みを浮かべて、
「貴様はすでに 死んでいる」
と 北斗神拳のケンシロウだなぁ…等と思って つい、鏡の中でポ-ズを取って
「アタタタタタタタ」
と叫ぶバカ親父(ToT)
ふと気づくと 鏡の中の私の背後に 奇妙な視線。
娘が 呆れた表情で私を見ていたが、私と目が合うと
ママァ~ お父さんが変!!
と 大声で叫びながら 鏡の中から消えた。
「また、やっちまった…」
私は 洗面台の縁に両手を置き、自己嫌悪に陥る。
こうやって 父の威厳が また失われていくのだ…
我が家の中で 益々、嫁(母)が偉大となっていく。
それは あたかも 私がガミラス帝国のデスラ-だとすれば、嫁はイスカンダルのスタ-シアの様に…(注:アニメ「宇宙戦艦ヤマト」を参照して下さい)
やがて、嫁を引き連れて娘が再び現れた。
嫁「なにやってんのよ まったく…」
私「だって 胸の この傷が痛いんだもん…」
嫁「あら だいぶ腫れてきたみたいね…」
私「だろ? ズキズキ疼くんだよ」
嫁「でも、残念ね 6本じゃなくて5本だったら 楽譜が書けたのにね… これじゃ使えないわ」
(五線譜ですか? 私の胸は>嫁)
私は言葉を失った。
(ここはボケる場面じゃ無ぇだろ!!)
そんな私を尻目に
「ほっとけば 治るわよ」
そう言い残して スタスタと立ち去った。
(ほんとに いつも、ほっとく女だなオマエは!!>嫁)
後に残った娘が言った。
娘「お父さん そんなんでいいの?」
私「へ? なにが?」
娘「なんかさ… 友達のお父さん達って もっと、なんていうか…」
娘よ、それ以上言わないでくれ… 父も、こんな父も 日々、立派な父になろうとしているのだ… それが、何処かで何かが狂って滑ってしまうのだよ…(ToT)
私の心の中の叫びが聞こえたかの如く、娘は それ以上 私を責めようとはせず、
娘「まぁ、いいけどね」
そう言って 微かに笑った。
私は 思わず目頭が熱くなった。
娘が判ってくれた…、娘が微笑んでくれた…、娘が父を許してくれた…
私は 落涙しそうになった。
でもね、本当に落涙しそうになった理由は 娘の「まぁ、いいけどね」が TV版「世界の中心で愛をさけぶ」の廣瀬亜紀(綾瀬はるか)の「ま、いっか…」にダブッたからだ。(バカ親父ですいません。 セカチュ-症候群なんです、それも重度の…)
歩み去る娘の背中に つい私は この時とばかりに言った。
私「なぁ? NANAの8巻以降を貸してくれない?」
(『雑感(4月7日)』を参照して下さい)
娘は 立ち止まりもせず、
「それは 話が別でしょ!!」
さっきの微笑みは何だったの?と思える変わり様で 怒った様に言い捨てて 歩き去った。
私が理想とするTV版「世界の中心で愛をさけぶ」の廣瀬真(亜紀の父:三浦友和)への途は まだ遠く険しいものらしい…。


