● 知覧(鹿児島県)
九州には7つの県があるわけだが、私は個人的に その中でも鹿児島が 特に訪れる機会の多い県である。
仕事の関係…と言ってしまえばそれまでだが、熊本や宮崎まで行ったならば どうしても数日の余暇を確保して鹿児島に行きたくなるのだ。
鹿児島… 中でも、
「鹿児島県川辺郡知覧町郡17881番地」
そこにある「知覧特攻平和会館」 ここだけは、機会があれば「日本人なら必ず行け」と申し上げたい。
主に、旧陸軍の特攻隊に関する 慰霊・祈念の展示館なのだが、館内に展示された 遺影や遺書を読んでみるといい。
おそらく、今の20代前半の若者達に 書けと言っても無理なぐらい、格調高く しっかりした文体の遺書ばかりである。
遺書の内容については 人によっては「自らの意思をそのまま記したのでは無く、半ば強請されて書いたんだ…」と解釈し、それ以外の何物でも無い…とまで言い切ろうとする輩がいるが 内容の解釈は どうでもいい。
強請だったのか、自主的だったのか、その如何に関わらず、特攻隊として散華していった1000人余りの遺影や遺書が そこにある…という事が重要なのだ。
彼等は 年若くして 事故でも病気でも寿命でもなく 国に殉じたのである。
私が それらを前にして思ったのは、理由の如何に関わらず、その方々は戦争で それも特攻という特殊な形で亡くなった… その証としての遺影であり、遺書なのである…という事だ。
何故、彼等の御霊に対して 国として慰霊の意をきちんと表さないのか? 大いに疑問を抱くのである。
戦争が悪…、敗戦国としての立場…、そんなものは どうでもいい。
国のため、もしくは 国のせいで亡くなった方々に「ありがとう」でも「すいませんでした」でも どちらの意味であろうとも きちんと慰霊の意を示す事が弔いなのではなかろうか?と。
首相が靖国神社に参拝したら「公用」か?「私用」か?と タテマエばかりを問うマスコミ、それに対して「不快感」を表す中国や韓国。
そんなバカタレ共の顔色を窺ったり、御機嫌を取る必要なんか無いのである。
国家の為に殉職した者に対しては 特攻隊員であろうが、警察官や消防士であろうが 区別無く、国として慰霊すべきなのは当たり前の話であって 他者の御意見や顔色を伺っている事自体が もう既に大人の行為では無い。
イラク戦の最中、公務中にテロリストの銃撃に遭い殉職した2名の 我が国の外交官の記憶は まだ新しい。
日本以外にも いろんな国の外交官等、公用でイラクに赴き、殉職した者は少なくない。
しかし、その際に 日本以外の国では殉職者の葬儀は 国葬もしくは国葬に準じた葬儀を執っている。
にも関わらず、日本では どうだったか? 知らない人の方が多いだろう?
葬儀すら満足にして貰えずに、国の為に命懸けで働けるのか? と、私は国に問いたいのだ。
機会があるなら 知覧に行ってみると良い。
そこに並んだ遺影や遺書を見たら カッコつけた台詞やタテマエなんか言えなくなる。
言葉に表せない… しかし、その人なりに何かの感動や、恐怖や、情け無さや、申し訳無さや、有り難さ…等の入り混じった感想を必ず抱く。
戦争を語るのなら まずは それからだ… と、私は思う。
【参考URL】
・『知覧特攻平和会館について』
・『旅行&F1【Hello World】』さんの
「鹿児島」というコンテンツの中の「ミュージアム知覧 知覧特攻平和会館」という掲示
【TBを送信させて頂いたブログ先】
・『MAC'S GADGET』 「歴史認識」
・『あさひ素材 社長雑記』 「素敵だけどな~日の丸」


