● 抱きしめてオンリー・ユー
1982年(歌:山下久美子)
私の記憶に間違いが無ければ「学園祭の女王」とか「ライブの女王」という言葉は 山下久美子から そう呼ばれる様になったんじゃなかろうか… 少なくとも 私は それより以前に そういう表現を使われた歌手に覚えが無い。
挙げ句の果てには「総立ちの久美子」と呼ばれた頃もあったぐらいだ。
当時は 松田聖子や河合奈保子が全盛時であったが、そんな中にあって 私のアンテナが そちらには全く興味を示さなかった事を思うと 無意識のうちに、既に マニアック路線を歩んでいた証なのかも知れない…と 思う由縁もこの辺りにある。^^;
「赤道小町ドキッ」がCMソングからヒットしてメジャ-になったが、それまでは 知る人ぞ知る的ア-ティストで そんな頃の山下久美子の曲が 私は一番好きで よく聴いていた頃でもある。
特に、私は 彼女が ちょっと 舌足らずっぽく、甘い声で歌うバラ-ドっぽい曲が大好きで、「バスル-ムから愛を込めて」や「珍しいほどスウィート・ラヴ」という曲も捨てがたいが、「抱きしめてオンリ-・ユ-」が一番好きだった。
別コラム「DOWN TOWN」で述べたEPOもそうなのだが、ある曲がCM(大抵が化粧品CM)に使われてメジャ-になる…と言うパタ-ンは その頃から多く顕著になったのだが、メジャ-になる直前のLP(アルバム)あたりの頃までが 私の場合、とても その歌手が好きな時代だったりする。
メジャ-になったキッカケの曲も 良い曲が多いのは確かに認める。
だが、不思議と その後、その歌手の音沙汰が聞こえなくなってしまったり それなりに活躍もしているんだけど 個人的に感じる魅力が薄れてしまう事が多い。


