● 三国志
シミュレ-ション・ゲ-ムの好きな人なら 大抵が一度は「三国志」関連のゲ-ムに触れた事があるだろう。
しかし、その元となっている「三国志」を ちゃんと読んだ事の無い人は 予想以上に多いのだろうね
劉備、関羽、張飛、曹操、孫権… 三国志に登場する人物は数多いる。
それらが どういう人物で どの様に行動していたのか ちゃんと踏まえて「三国志」関連のゲ-ムをプレイすると趣は全然違う。
三国志の原典は? と、ウンチクを語ろうとすると 正直に言って私も自信が無い。^^;
正史「三国志」を基本に「後漢書」や「晋書」といった文献を… という具合なのだが、要は1700前に古典中国語で書かれた文献を基に 明の時代に小説『三国志演義』としてまとめられた物が 日本で翻訳されるに至る。
基本的には 歴史書の翻訳だから歴史学的記述の堅苦しい文献だったのを 何人かの作家が読み易く小説化したわけで その中でも一番の良作は吉川英治の作である。
他に北方謙三や陳舜臣の作品もあるが 個人的な主観で 私は吉川英治を薦めたい。
ちなみに、横山光輝の漫画もいいが、これは 吉川英治の書を漫画化したと聞いた事がある。
(真偽は不明^^;)
私は この本を読んで以来、三国志の登場人物で誰が好きか?という問いには 迷わず、趙雲子龍と応えている。
読み方にもよるとは思うが、劉備という人物には魅力を感じなかった。
最近の「光栄」の「三国志」関連のゲ-ムには かなり脇役の人物まで登場しているのを見て感心するが、一度 本を読むと配下武将にするか?とか 捕縛した時に「首を刎ねますか?」というコマンドが現れた時に プレイヤ-の対処する考え方に 大きく影響を与えるようになる事は言うまでも無い。
まぁ、ゲ-ムに限らず、例えば「歴史書」としてでもいいし、「人の生き様」という意味でも 三国志は読んで無駄になるような本では無いし、最近 とかく中国との関係において色々と話題が尽きない御時世のもと、「中国人なら必読の書」とまで言われている「三国志演義」のさわりだけにでも触れておくのも一興であるがゆえに 未読の方には 是非、お奨めしたい。
