● YOUR EYES
山下達郎の曲にも 個人的に色々と想い出は多い。
その、想い出の殆どは 1980年代の前半に集中しているんだけど季節は圧倒的に夏だ。
「クリスマス・イブ」と言う曲が登場して以降、クリスマスの時期に その曲を聴かない年は無い。
確かに、この曲も良い曲だし、想い出もある。
しかし、私は「山下達郎」と聞くと「YOUR EYES」という曲が 一番大好きで、忘れられない大きな想い出がある。
その頃、夏に車で走る時、運転しながら聴くために ダッシュボ-ドに入れておいた数本のカセットテ-プの中に 必ず、「山下達郎のテ-プが1本は入っており、それには 必ず、「YOUR EYES」という曲が入っていた。
私は 独りで車を長時間走らせるのが好きだ。
同乗者がいると なんとなく、気が散ったり、気を使ったりしなくてはならず、何よりも コンポから流れる曲に合わせて歌うのが気恥ずかしいからである。
よく、人前で歌うのが好きな人がいる。
カラオケが好きな人の大半は そういう人らしい…とも言う。
私は 歌うのは好きだが、人前で歌うのは あまり好きでは無い。
それに 人が歌っているのを黙って聞いているのも好きじゃない。
だから、カラオケが流行だして以降は スナックや居酒屋でも カラオケのある店は行かない。
我が儘と言われても仕方ないが、誰かに聞かせたいわけではなく、独りで歌っているのが好きなのだ。
ただ、立場上や 付き合いの関係で歌わされる場面もある。
その為には 多少、練習したり レパ-トリ-を広げておく必要もあるが、そんな時のために練習する意味でも 運転しながら歌うのは 私に一番合っているスタイルなんだと思っている。
「YOUR EYES」という曲は 曲調や音程が 私には不思議なぐらい とても歌いやすい曲で、小恥ずかしい話だが、自分に酔う様に歌えるお気に入りの曲である。
車の窓を閉め切り、独りだけの車内の中でコンポのボリュ-ムを大きくし、一心不乱に一緒に歌う。
ストレスが ス~ッと身体から抜けていくのが判る。
信号待ちで 気持ちよく歌いきり、フッと横を見ると 隣の車のオバチャンが呆気にとられたような顔しているのと目が合い、ひどく気まずくなった事も 1回や2回では無い。
でも、やめられない。
