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2005年01月24日

● プリズンホテル 全4巻


著者:浅田次郎




「鉄道員(ぽっぽや)」「壬生義士伝」等で有名な作家になってしまったが、私は浅田次郎が まだ直木賞を取る前だった頃に たまたま書店で見つけた「プリズンホテル」という小説に出会い いっぺんでファンになった。


その当時の浅田次郎は ヤクザ物小説が主で「きんぴか」という作品など 極道ピカレスク小説(意味不明)という作品を書いていた。


「プリズンホテル」は 春・夏・秋・冬として 全4巻ある。


1巻毎に 1話完結形式ではあるが、出来れば順番に読んだ方がいい。


主人公の「作家」は まるで直木賞を取る前の浅田次郎本人の様でもあり、ジャンル分けすれば「ヤクザ物」になる小説とは思うが、コメディでありながら風刺が効いていて面白いスト-リである。


このスト-リ-の中に出てくる「哀愁のカルボナ-ラ」等と言った作品が そのうち「浅田次郎本人が出筆するんじゃないか…」と密かに期待していたが、直木賞受賞以来、すっかりヤクザ物を書かなくなってしまったのが 個人的には残念でならない。


また、浅田次郎本人が 元自衛官という経歴に基づいたのか「歩兵の本領」という小説も出筆している。


これも「プリズンホテル」同様 私のお気に入りの一冊だ。




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コメント

読み終えました。ホント、面白かった。最高のエンターテイメントですね。

どの登場人物にも作者の愛が感じられ、悪い奴(?)は一人も出てこず、最後はベタなんだけど泣かされる。

「壬生義士伝」や「地下鉄に乗って」なんかも良かったけど、これはまた全然違いますね。

私は他にも「輪違屋糸里」を読みましたが、どれも共通して言えるのは「読みやすい」という事。

私は結構重要だと思うんですよね、小説がエンターテイメントであるならば。


ホント、面白かったー!

★ うごるあ さん

浅田次郎の人気が出ると同時に これらの初期の作品について語られる事が激減したのが私には不思議に思えてなりません。

むしろ、このプリズンホテルこそ 浅田らしい傑作だと私は思っているんです。


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